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1月30日(日)週間振り返りと見通し

【市況振り返り】                          市況はFOMC以降売り買い交錯している印象でした。3月でテーパリング終了と利上げ開始が示唆され、BS規模縮小も表明。しかし、利上げの回数と何%利上げなのかが明確になりませんでした。さらに地政学的リスクも高まり、ウクライナだけではなくシリアやUAE関連、中国も含めてマーケットは神経質な展開になっています。                                

                                  NYダウの日足です。                             FOMC以降の動きに特徴があります。陽線にはなっているもののヒゲが長くなっています。つまり、方向感を欠いています。ナスダックやSPについても同じく、ローソク足のヒゲが長くなっています。 

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ユーロドルの日足です。                                   緩い上昇チャネルを下抜け、米長期債利回りを受けてドルが買われる展開でした。直近安値を抜けたところで一旦調整か。                                                                                          

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ポンドドル日足です。                                  下落チャネルは継続しています。ブレイクはダマシっぽくも見えます。直近では首相進退問題もあって不安定な局面。ポンドは売りでした。

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ユーロスイスの日足です。                      24日にショートカバーの動きが出て、長いヒゲがついています。                                                フィボナッチでは直近高安の4割戻しといったところ。ウクライナ情勢が継続する限りユーロは売られますが、売りが集中すると24日のようにショートカバーが入るのでストップはタイトにする必要があります。

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【2月第一週の見通し】                              メインイベントは金曜日のNFP。結果次第で、FOMCでの利上げ回数や利上げ幅に影響を与えることから注目されます。これを受けて、NFPを控えたマーケットの動き(リスクオフ)になるものと想定。                                また、ウクライナ情勢は警戒継続。                                   日本国内はオミクロン急拡大から、景気後退懸念が高まるかに注目。その他は、英国BOEの政策会合にも注目。利上げ0.25%が確実視されている中で、サプライズが多いこともあって動向に注目。



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