11月9日(水)FXデイトレード売買方針
【 マーケット概況 】11月8日
米連邦準備理事会(FRB)が12月の利上げペースを減速するとの観測が高まる中、米10年債利回りが4.13%台まで低下すると、全般ドル売りが優勢に。市場では「本日投開票の米中間選挙や10日発表の10月米消費者物価指数(CPI)など、米重要イベントを前に持ち高調整目的のドル売りが出た」との声もありました。全般米ドル安が進む中、金や銀、プラチナなどコモディティ価格が大幅に上昇すると、資源国通貨とされるオージーに買いが入り堅調な動き。
ロンドン株式市場は、足下の調整売りが先行しましたが、米国株の堅調さから買いが強まり小反発。フランクフルト株式市場は続伸。米国株式市場は、FRBの利上げペース緩和の思惑から米長期債利回り低下を受け株買い先行。ダウ・ナスダック共に続伸。
米国債券相場では、12月FOMCでの材料視されている米重要イベント前に、持ち高調整の買いが入り利回り低下。
原油先物は、中国でのゼロコロナ対策継続と感染拡大が懸念され、売りが強まり続落。金先物はドル全面安の展開から割安感から買いが集まり大幅続伸。また、米中間選挙が民主党不利との見方からリスク回避の金が買われた観測もありました。
【 主な経済指標 】
中国の指標は軟調。本日は注目すべき経済指標はありませんが、米中間選挙のヘッドラインには要注意。基本的には郵便投票(民主党支持者が多いとされる)の集計が後続で行われる予定なので最終結果は数日後となるものの、接戦となる州を除いては大勢が決まるものと思われます。マーケットは民主党の上院過半数獲得が難しいものと見ているようで、歴任大統領の中間選挙以降のレームダック化はジンクスになりつつあります。
【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】
昨日はドル円の深い押目買いがなんと約定。その他のペアもすべて約定しました。ユーロスイスはストップで-10Pでしたが、ユーロドルはリミットで+74P。ドル円とユーロオージーはNY中盤で上値が重く見えたので、約10Pづつ確保し手仕舞いしました。よって84Pの利益でした。
本日もユーロ買い。米CPIを明日に控えドルは弱いと見ています。さらに米中間選挙の結果もほぼ確定することから、民主党政権弱体化が想定されているためSQもしくはベアで見ています。米長期債利回りを横目に、中間選挙のヘッドラインに注目したいと思います。
【ドルスイス】戻り売り
足下ではドル売りが強く、21EMAも下向きになっています。とはいえ直近安値(0.98363)がサポートされているようにも見えますが、この局面からの買い目線は週足レベルでの押目探しとなります。
週足をみると最初の押目は21EMAなんですけど弱く見えます。指示線と水平線を引いていますが、現在の価格から下は0.94720付近のサポートくらい。ここは下げやすい局面かと思いました。週足でのトレードはしませんので参考程度になりますけど。
日足ベースでは21EMAの上に5SMAがあるのでまだダウントレンドで決めつけてはいませんが、私は「移動平均線の下では買わない、上では売らない」というトレンドフォロー派なので、ファンダメンタルズとテクニカルの合致で戻り売りと判断しました。
【ユーロドル】押目買い
日足で見る限りアップトレンド継続中。一目の雲を抜けて上昇。とはいえ先月の高値は強いレジスタンスにも見えます。ここから下げると日足ではWトップを形成するようにも感じます。ファンダメンタルズで今日はドル安としていて、テクニカルでも同様。昨日の日足は下ヒゲが長めに見えるのでやはりアップトレンドは強めでしょう。そこで月曜日の高値からエントリーして利食いは昨日の高値ちょい下で考えました。ストップはパリティちょい下。
【オージー円】押目買い
一目均衡表を見ると雲を上抜けれるかどうかの局面です。ファンダメンタルズでは資源国通貨として直近の買いが今日も続くようにも思います。テクニカルでは上昇フラグを形成しているようにも見えます。買いですね。
エントリーはFibo-PivotのS3ちょい上から。ストップは11月2日の安値ゾーン。利食いは昨日の高値ちょい下で。
【ドル円】戻り売り
ドルは売り目線であることから戻り売りとしましたが、145円台は短期筋のロング注文も多いと思います。介入と短期HF勢との狭間でレンジを形成する形なので、その範囲での戻り売り。
エントリーはピボットのちょい下。ストップは打算的に6のイチマル。利食いはFibo-PivotのS2としています。これを書いている段階で結構下げているので約定は難しいかもしれません。
では
今日も負けないトレードを!
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