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10月5日(水)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 豪準備銀行(RBA)が政策金利を0.25%引き上げることを決定。予想の0.50%利上げより引き上げ幅が小さかったほか、声明で「インフレ達成と経済安定のバランスは不確実性に覆われている」と経済への懸念を示したことでオージーは売りが強まりましたが一時的。8月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)はほぼ予想通りの結果となったものの、過去最高を記録したことでユーロを買う動きが先行。欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数が4.2%超上昇など、欧州株相場が急伸したことで投資家が運用リスクを取りやすくなり、ユーロ買い・ドル売りが入りやすくなりました。米国時間、米労働省が発表した8月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が1005.3万件と前回の1117.0万件から大幅に減少し、予想の1108.8万件を下回りました。週末の9月米雇用統計に注目が集まる中、米労働市場の軟化が示されたことで、米長期金利の低下とともにドル売りが加速、米長期債利回りの低下で米国株相場が上げ幅を拡大したこともリスク・オンのドル売りとなりドルインデックスは一時110.06と9月20日以来の安値を付けました。ドル円は続落。ユーロドルは続伸。ポンドドル続伸。ユーロ円続伸。
 金融市場の不安定化リスクに配慮して主要中銀が利上げペースを緩めるとの思惑が浮上しており、FRBの舵取りに注目が集まります。
 ロンドン株式市場はクワーテング英財務相が「政府債務削減のための詳細な計画の公表を前倒しする」と述べたことも投資家心理の改善に繋がり3日続伸。フランクフルト株式市場は主要中銀が積極的な金融引き締めを鈍化させるとの思惑から株買いが強まり3日続伸。米国株式市場も金融引き締め緩和の動きが広まるとの思惑と、8月JOLTSでは、求人件数が予想以上に減少し、減少幅は2020年4月以来の大きさを記録。ひっ迫した状況が続いていた米労働市場の軟化が示されたとの見方から、利上げ減速観測が高まり株買いが広がりました。ダウ・ナスダック共に大幅続伸。
 原油先物は石油輸出国機構(OPEC)加盟国や他の主要産油国による枠組みOPECプラスが「閣僚級会合で最大日量200万バレルの減産を検討」と、これまで伝わっていた100万バレルを上回る減産について一部通信社が報じた事で買いが強まり続伸。金先物は、予想を下回る8月米JOLTSを受けた米金利低下・ドル売りが進行したことで、金利が付かない資産であり、ドルの代替資産とみなされることもある金に買いが集まり、大幅に3日続伸。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

 RBNZ(ロイヤルバンク・オブ・ニュージーランド)中銀政策金利は市場予想通り0.5%の利上げとなりました。昨日のオーストラリアは予想を下回ったことで、同じオセアニア通貨のニュージーランドの動向に注目が集まりましたが、無難に乗り越えた印象。
 今日は米国時間のADPとISMに警戒。特に9月のISM 非製造業総合指数が弱い数字になると、米長期債利回りが低下することも考えられ警戒されています。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

 昨日の売買方針での方向感が真逆に終わりユーロドルとユーロカナダの売りはストップとなり、合わせて-72pipsに。これを受けて利に乗っていたポンドドルを手仕舞うことに。Fibo-PivotのS1付近で利食って+66.5pipsとし、日次の損益は-5.5pipsになりました。

 ここ直近の米指標の弱さと米長期債利回りの低下からドル売りが強まっていますが、本日のISM非製造業景気指数にも警戒。弱い数字が出ると米長期債利回りが低下する可能性もあって、対ユーロの心理的節目であるパリティが意識されるようになります。当然オプションも集中しているでしょうから、ブレイクアウトの可能性もあって、ドル売りが更に強まるのではないでしょうか。目先の経済指標と米長期債利回りを警戒するポジション取りとなります。個人的には米ドルのトレンドが転換したという見方はありません。ここは調整局面と感じていて、ポジションの取りやすい方から注文したいところ。昨日のユーロドルはパリティで押し戻されていて、今日もパリティが意識されやすいと思います。米ISM非製造業景気指数の数字次第ですが弱い数字だと、パリティを上抜ける可能性もあり。ISMは50%が分水嶺であるものの、弱気である今日の予想に対してどのような数字が出るか。

【ユーロドル】押し目買い

【ユーロドル日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

昨日の思惑として21EMAが抵抗になると思いきや、あっさり抜けて終値となりました。となると短期的には21EMAも上向きとなっていることもあって買い目線とします。

【ユーロドル時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI

押目をどこにするのか迷いましたが、ピボットを目安にしました。ストップは昨日のもたついた周辺。リミットはパリティ越えのFibo-PivotのR3付近でミドル下とします。

【ユーロドル日足】ディナポリチャート・中期チャネル

チャネルでは上のラインとFibo-PivotのR3は重なっているので、リミットの根拠としています。日足の一目でも1.00871が雲の下限となっているのでそのあたりでの抵抗は強いように見えます。


【 所感・・・・・知らんけど 】
 ちらっとTVを見ると、北朝鮮の話で持ちきりでしたが、呆れるほどどこまでマスコミは無知蒙昧なのか、それとも不安を掻き立てたいのか、全く意味不明ですね。
 私のnoteでも書いていますが、北朝鮮は私たちが考えるより、軍事的技術は進歩していると考えるべきです。だから、日本を飛び越えて太平洋上の目標まで、面ではなく点で着弾させたと思います。さらにロケットや弾道ミサイルを打ち上げる場合は地球の自転を鑑みて世界的に東もしくは南東に打ち上るのですが、つまり北朝鮮から見ると日本は通過点にあるので、万が一、日本に墜落させると北朝鮮は一気に反撃される事をよく理解していますので絶対に墜落させてはいけません。しかも今回は津軽海峡上空辺りの高高度を飛ばしているので、打ち上げ練度やスキル、技術力が著しく発達したと見るべきでしょう。
 しかし、恐れるべきは日本に落下するということではなく、北朝鮮が自国の武器の優秀さを内外に示す事が出来たので、当然、武器の輸出に弾みがついた、ということです。当然ながら、高額な輸出品目でしょうからここはテロ相手であろうが中近東であろうが南米であろうが、相手選ばず武器を売りつけることに拍車が掛かります。アルカイダ、チェチェン、ベラルーシ、そしてロシアも含めて・・・・・「マンセー」の声が聞こえます。


では
今日も負けないトレードを!


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