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断捨離2日目/自転車編

ハマっては飽き、ハマっては飽きを繰り返てたまった趣味の道具の数々。

今回の断捨離は自転車編です。


12年ほど前に諸事情で普通免許が取り消しに。

18歳の時に免許を取ってから、ずっと車のある生活で、
どこにいくのもほとんど車移動だったので取り消し処分(欠格期間1年)に
なった時にはかなり落胆しました。

ただヘコんでいても仕方がないので、なんとかこの事態をポジティブに捉え、
ぽっちゃり体型を解消できるように普段の移動を自転車にしようと決意。

当時は会社までの通勤も車移動でした。
家から会社までは片道20km、往復ではなんと40km!
この通勤を自転車に置き換えれば1年でスリムな体が手に入るはずと勇んで自転車屋さんへ。
店員さんに事情を話したところ、
初心者でも40km走れるロードバイクとマウンテンバイクの
中間にあるクロスバイクって自転車をススメてもらいました。

いろんなメーカーのクロスバイクを見せてもらいましたが
グッと惹かれたのは「ルイガノ」ってメーカーの自転車。
理由はロゴがカッコいいから!これにつきます!

ルイガノのロゴ

このロゴにやられました。シンプルでかっこいいロゴが私に刺さりました。

それで即購入。ヘルメットや鍵、パンクの修正セット、
小物を入れておけるツールボトルなど諸々を合わせて購入。
たぶん15万円くらいだったかと思います。

買った次の日から早速自転車通勤を開始。
最初は1時間40分くらいかかっていた通勤も3週間過ぎたころには1時間くらいになっていました。
徐々に体もスッキリしてきていて、特にふくらはぎにはもりもり筋肉がついていました。

それを見ていた友人が自分も自転車はじめて見たいというので
早速自転車屋に連れていきました。
その友達も一目惚れした自転車が見つかったみたいで即決。

じゃあってことでその週末に車に自転車を載せて琵琶湖に行き、
南側だけの小さい琵琶湖一周通称「ビワイチ(50km)」を満喫。

もうこの頃には完全に自転車が楽しくて楽しくて仕方がない状態。
あけてもくれても自転車のことを考える毎日です。

そーなると当然、クロスバイクでなく本格的なロードバイクが欲しくなってきます。
うーんまだ今の自転車買って1ヶ月程度で次を買うってのはあまりにも。。。
と思いながらも、なぜか気がつくと自転車屋さんにいました。

そこで店員さんに相談すると、なんと今乗っているクロスバイクのハンドルを
ロード用のドロップハンドルに交換できるというではありませんか!
これなら新しく自転車を買うことなく憧れのロードバイクが手に入るではありませんか!
早速、部品を注文して、その週末にハンドルを交換してもらいました。

これが私にとっては初のロードバイクで、やはりドロップハンドルは走りやすかったです。
この時、店員さんから次はビンディングがおすすめですよと悪魔のささやきを頂戴して帰りました。

帰宅後すぐにビンディングのことを調べて、
まだ私の愛機に改造の余地があることを知ってしまう。
もちろん気がつくと自転車屋さんにいました。

ビンディングペダルとビンディングシューズ

すぐにビンディングペダルとビンディングシューズを購入!
これは本当に感動しました。
今まではペダルを踏み込んだ力でタイヤを回すのですが、
足とペダルを固定するビンディングなら引き上げる力をも推進力に変えられる。
慣れは必要でしたが慣れてしまえば本当に快適快適。

もうこれで自転車は完璧と思っていました。

ただ次のトラップは「雨」。自転車通勤の唯一の敵は「雨」。

自転車と相性の悪い濡れたマンホール

ロードバイクと濡れたマンホールの相性は水と油、
織田裕二と柳葉敏郎くらい相性が悪い。
滑る滑る。何度か危ない目にあっていました。

そーなると私の思考は雨の日に強いマウンテンバイクが欲しくなってきます。
もちろん気がつくと自転車屋さんにいました。

またもやルイガノのマウンテンバイクに一目惚れ。なぜか購入してしまう始末。

いろいろ買ってしまったが、私の体型はバキバキと加速度的に変化していきます。

それを見ていた当時の彼女、今の奥様も自転車乗って見たいなぁってことで
もちろん気がつくと自転車屋さんにいました。
ちょっと前から気になっていたGIOSの小径車、通称ミニベロを購入。

天保山ってエリアを気持ちよくサイクリングしたりしていました。

気がつくと自転車通勤をはじめて2ヶ月で3台の自転車が部屋にありました。
暇があれば磨く磨く、油を差す差す。

それから1ヶ月くらいはご機嫌さんに自転車ライフを満喫していました。

が、その日は突然やってきました、、、

ある日、いつも通り仕事が終わったのでさぁ帰ろうとしたところ
いつも自転車を停めていたところにあるはずの自転車がない。
そこには切られたチェーンだけが残されていました。
最初は状況が理解できませんでした。やられました!

いろいろ改造し、自分色に染め、磨けるだけ磨き、愛情を注ぎまくった
愛機が盗まれたのです。このことは本当に悲しかったっすね。

はっきりと覚えています。
これを機に自転車への思いが徐々に徐々に下がっていったことを。

そんなこんなで今もマウンテンバイクが1台とミニベロが1台残っています。
さらにヘルメットや修理用の工具、ビンディングシューズやら山のようなパーツが残っています。

では、なぜ10年以上経った今も乗っていない自転車とそのパーツが
捨てられないのかの理由を考えてみる。

・ダイエットの成功体験からまたダイエットする時に乗るかもしれない。
・息子とサイクリングするかもしれない。
・上記のタイミングでまた買い直すのはもったいない。

今回もやはりこの辺りの気持ちが捨てさせない動機につながっているかと。

そこで、気軽に息子とサイクリングができるレベルのもの以外全て処分することに決めました。

■残すもの
・GIOSのミニベロ
・パンクの修正道具

■処分するもの
・ルイガノのマウンテンバイク
・スペアタイヤ
・ヘルメット
・ビンディングシューズ
・愛機につける予定だったいろんなパーツ各種

もちろん自転車に乗らなくなった私は元のぽっちゃりボディを取り戻したことは言うまでもない。

最後に、自転車は本当に楽しい趣味でした。
乗れば乗るほど、改造すればするほど、磨けば磨くほど愛着が湧き
どこまでもいけると思わせてくれる感覚。
運動のあまり好きではない私に体を動かすことの楽しさを教えてくれた愛機。
本当に楽しい思い出をありがとー!

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