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推し事とは「情」であるということ

アイドルオタクの推し事とは、お金を使うことだと思っています。アイドルはボランティアではないんですから、当然と言ったら当然。もちろん、学生さんや、コロナ禍で収入が減ってしまったなど事情などなど人それぞれ。使える限度もありますし、金銭感覚も人によって異なります。私自身、使えるお金に限りはありますから、どうしたら有効に、運営の利益になるかを考えたりもします。
でも、お金を使わなかったら推し事はできないのか、というとそうではない。手紙を書いたりするのも、大切な推し事のひとつ。SNSでコメントを書いたするのもそうでしょう。

応援グッズを買う、写真を買う、配信ライブで投げ銭をする、というようなお金を使うこと。推しのことを考えつつ、言葉にして手紙を書くこと。
その行動の原点にあるものは、「情」であり「気持ち」です。
どんなにお金を使っても、してやってるというような気持ちだと、やってることは同じでも、それは推し事とはズレている。
推し事で、お金を使うことで安心感が得られる、幸福感が得られるというのは、正しく推し事ということになります。

推しをどれだけ大事にしているか、その気持ちが推しに伝わっているかいうことが大切になっているのがアイドルオタクなんだと思います。
好きが溢れすぎて、なんだか変なことになってしまう。おかしなことになる。たとえば、推しと結婚する!みたいなことを言っても、まあこの人は本当に好きだからなぁっていうことになる。逆に、新規なのに推しに推されるみたいなことを言ってるのは???ってなる。

真摯に推している人は、SNSや現場で目立ってなくても、自ずと周りには伝わってくるし、推しに伝わってるのも自然と分かってくる。
思っている以上に推しも見てるし、推している人たちもちゃんと見ている。

まわりの人を思いやる気持ちや情の深さが大事になるアイドルオタクなので、たとえば少なくとも自分で薄情といっているような人には、推し事は向かないかなぁ・・・って思います。

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