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天に迎えいれたまえ

数ヶ月前までは想像もしなかったかたちで、たくさんの国々でたくさんの方が亡くなられています。また闘病中の方もたくさんおられます。

わたしや子供たちの手は小さく為す術がありません。マスクを縫っていますが、身内や友人知人にさしあげるくらいです。力のない人間だなあと思います。

今日未明、深夜2時からバチカンでローマ教皇による祈りの時間があり、YouTubeでライブ放送されました。

わたしも祈りを共にさせていただきたく、試聴しました。

誰もいない広場に向かい、祈られるローマ教皇。

全世界でたくさんの方が試聴し、共に祈りました。

まだまだ終息には時間がかかると言われています。小さな手のわたしたちに出来ることをします。

鹿児島の知覧にある
知覧特攻平和会館のロビーには
火に包まれ墜落していく隼から
亡くなっていく若い特攻隊員を抱き抱えて天に連れて行く天女の絵が飾られています。


初めて知覧特攻平和会館を訪れた方には、強い印象を与える絵です。

わたしも忘れないようにスマホに残してありますが、新型コロナウィルスであっという間に亡くなっていかれた多くの方々を思った時にこの絵を思い出しました。

様々な宗教の方が亡くなられ、最期に立ち会えない、葬儀もできないと聞いています。いつわたしたちも同じようになるかもしれませんが、亡くなられた方々、また残された方々のお気持ちを思います。


寄り添うなどと甘やかな言葉は今言うことがわたしはできません。そっと祈らせてください。

どうか、天に迎えいれたまえ。

知覧特攻平和会館の絵について
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