【音楽】2022年上半期で良かった10+1曲
どうもハリーです。今回は前からやりたいと思っていた音楽に関する記事を書いていきます。ルーンテラの話題は一切出て来ませんが、最近の邦楽がどんな感じなのかを知りたい方は読んでみてください。
chilldspot「line」
ミニマルな音像&可愛らしい女性の声なのに、歌詞はワンナイトラブが終わった後の帰り道を想起させる内容というアンバランスさがクール。
サビでドラムやギターの音が盛り上がる所も最高に気持ち良く、今年メチャクチャハマった一曲。
大比良瑞希「33歳のエンディングノート」
藤井風などのプロデュースで有名なYaffleとの共作。とにかく歌詞が素晴らしく、
の1フレーズで、毎回毎回傘を持って帰らない男のだらしなさと、それを注意できない女の気の遣いようが垣間見える。
僕が男ならちゃんと傘は持ち帰るし、女なら「いい加減に持ち帰ってよ!」とキレるのでこの気持ちはさっぱり理解できませんがw
のフレーズも男と女の微妙にズレた感じが伝わって心にグッと来るw
そして男に心をボロボロにされながらも、
と歌わずにはいられない女のどうしうもなさ。
とまあしょうもないことをアレコレ語ってしまいましたが、とにかく歌詞に奥行きがあり、それプラス音もドラマチックに仕上がってる最高の一曲。
宇多田ヒカル「BADモード」
間奏からの展開が今までのJ-POPにはほぼない感じで、その斬新さに頭を垂れるしかない。流石は宇多田パイセンといったところ。未聴の方はぜひ。
Vaundy「恋風邪にのせて」
今流行り(?)のギターソロがない曲。
令和の曲ってカラオケで歌いたくなるのが少ない気がするんだけど、新進気鋭Vaundy先生のこの曲は「見えない 互いを互いに 合図してそっと~」や、サビの「くだらない愛で~」など思わず歌いたくなる魅力が詰まってる。
アレンジに重厚感があって向かう所敵なしな一曲。
ホント才能の塊だと思う。
aiko「ねがう夜」
国分太一も星野源も結婚し、どうなることかと思っていたaiko姉さんもついに結婚。それを公表後初リリースとなったこの曲ですが、歌詞の怖さ(笑)は相変わらず健在。
「君」はもう独り者ではないのに、
のパンチラインを連発。結婚しても一切ブレることのないaiko姉さんのスタンスにシビれました。恋愛に対してもう少し落ち着こうw
幾何学模様「Monaka」
こんなシティポップ大流行の時代にアラブ風味+サイケデイリックな音を鳴らすバンドが日本にいるとは。先日のフジロックフェスティバルでも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた幾何学模様。今年の年末をもって活動休止をすることをすでに発表しており、非常に残念です。
静止画ですがフジロックの演奏が聴ける動画ありました。アップしてくれた方に感謝!!
坂本慎太郎「物語のように」
「紙芝居のように 昔に戻ろうか」
「物語のように 昔に戻ろうか」
桃源郷にいるかのようなハワイアンの音色と、失われた理想の世界に恋い焦がれる歌詞。逆説的に、この腐りきった令和の時代への強烈なアンチテーゼとなっている。その中でなんとか生きている私たちに贈られた極上のソウルミュージック。
KIRINJI「Rainy Runway」
シティポップの流行と関ジャムの悪影響(笑)で過去の名曲「エイリアンズ」の再評価が著しいキリンジ。現在は兄・堀込高樹が「KIRINJI」と名を変えてソロ活動をしていますが、ここ最近のKIRINJIは名作を連発していて非常に充実しています。
こんな歌詞から始まって、
最後は溢れるばかりの希望に包まれて終わる。演奏も徐々に盛り上がり、幸福感が加速する。こんなしょうもない時代に鳴り響く、夢と希望に満ちた最高のポップソング。
マハラージャン「君の歯ブラシ」
マハラージャン「その気にさせないで」
どちらも素晴らしかったので2曲紹介。前者はファンク調のメロディーで、男女の別れと男の未練を描いた歌詞なんですがサビで、
と来るから本当に狂ってるw
後者は恋に恋をしてて結局行動しない男を描いてるんですが、とにかく音がポップですごく明るい気持ちになる。
2曲とも歌詞とメロディーのセンスが抜群で、今後の活躍に期待が持てる逸材だと思います。
星野源「喜劇 (feat. DJ Jazzy Jeff & Kaidi Tatham)」
原曲の数倍良いネオソウル風のアレンジに感動。星野源はどんどんスゴい方に行ってますね。
というわけで次回をお楽しみに!!
次はルーンテラの記事を書きますw
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