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弥生二十一日 春分 

 陽の気が強くなっていく時節を迎えました。
 冬は冬で嫌いではないものの、それでも春分を迎えるとやはりなんだかホッとします。

 仏教的にはお彼岸ですね。
 墓参りに行くような殊勝な心は持ち合わせていないくせに、行事だけはしたい残念な人間なので、春秋の中日は精進もののご馳走を整えることにしています。

 春は山菜メニュー。今年はこんな感じでした。

  コゴミとウドの芽の天ぷら
  蓬生麩の田楽
  ウドと油揚げの胡麻炒め
  ウドと刺し身蒟蒻の酢味噌和え
  空豆の焼き物
  コゴミのおひたし

 本当は筍と和布の炊合せなんかも用意したかったのですけど、どうも今年は筍が不作なようで、ろくなものが出ていません。なんだか色々と気になることが多いご時世です。

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