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なんちゃっていねい生活 都会に近い田舎に住もう

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関東の小都市・神奈川県横須賀市在住の文筆家が、なんちゃってな「ていねい生活」の日々を綴ります。スキやシェアしてもらうと面白いことがあるかも!
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2022年6月の記事一覧

水無月廿九日 水浴び

 こんなに早く水浴びの季節がやってくるとは。  そういえば子供の時、行水の水を生温かくされるのが大変不満でした。

水無月廿八日 梅雨明け?

 なんでももう梅雨が明けたそうでして、明けた途端即猛暑に移行。   そんなに生き急がなくてもいいのよ、2022年の季節。  でもまあ揚羽を見ると夏気分が盛り上がりますね。

水無月廿七日 惑星パレード

 天文知識はないものの、星を見るのは好きなので、天文系イベントがあると結構張り切るタイプです。  今回は今の時期の明け方だけ、七つの惑星が空に勢ぞろいする珍しい現象が起こるということで、がんばって夜明け前に早起きしました。  起床は3時45分ごろ。この時間だと空気もひんやりしていて、とても気持ちがいい。少し早起きのカラスがカーカー鳴いていたりしますが、小鳥はまだお休み中のようです。  そして、空を見上げるとまず目に入ってきたのが木星。明るいからすぐわかりますね。そこを起点に

水無月廿六日 【宣伝】小説推理8月号 小説推理新人賞選考座談会記事を絶対読むべき理由

 毎年恒例、「小説推理」誌の「小説推理新人賞」選考座談会記事のまとめを担当しました。  選考委員は大倉崇裕さん、長岡弘樹さん、湊かなえさん。今回がこのお三方の最終回です。  どの作品が、どのような議論の末に選ばれたのか。  それはご購読の上確認してもらえればと思いますが、私からは一つだけ。  今回の座談会で、湊かなえさんが、非常に重要な提言をなさっています。  これは小説家志望者のみならず、現在コンテンツ制作にかかわるものなら、文芸映像その他ジャンルを問わず、絶対に向き合うべ

水無月廿五日 紫陽花

 庭の紫陽花もそろそろ終盤に向かい始めています。  終わりかけの花を摘んで、伸び過ぎの枝は剪定して。  およそひと月の花期は他の花に比べると長いけど、一年のうちたったそれだけと思うとやはり短いですね。  あともう少し、がんばってもらいましょう。

水無月廿四日 【宣伝】ひねくれ日本神話考 第11回アップ

 第十一回、アップです。  イザナギ、脱いだあれこれから神を発生させています。  さすが神。  ちなみにタイトルは毎回担当編集のアキナス氏がつけてくれています。  おばちゃんにはないセンスなのでありがたい。  ちなみにアキナスとは秋茄子ではなく、トマス・アクィナス由来だそうです。

水無月廿三日 取材ピーク週

 今週はインタビュー取材が4件重なったピーク週で、相当テンパっております。  ところでテンパるって麻雀用語から一般に広がった言葉なんですってね。  知りませんでした。  メンツやチョンボもそうですよね。  麻雀はやったことがないけど、麻雀由来の言葉は結構使ってるかも。それだけ人口に膾炙した娯楽なんでょう。もっとも今はする人が減ってきているそうですが。  

水無月廿二日 理想≠完璧

 画像のお弁当はミニストップで売っている店舗謹製おにぎり弁当なのですが、これが大変おいしい。  おにぎりの具はツナと明太子。  おかずは卵焼きと焼きウインナーと唐揚げ。   理想的です。贅沢言うなら沢庵と梅干しの一つもほしいところだけど、そこまで求めることはしますまい。  ただ、栄養価的には難ありです。それは承知。でも理想的。  完璧なものが理想ではない。  なかなか深うございますね。

水無月廿一日 夏至

 一年で一番昼間が長い日。  とはいえ、日の出が少しずつ遅くなるだけで、日没はまだ19時過ぎが続きますね。  それにしても、日本の夏至は梅雨の最中だから今ひとつ盛り上がらない。  太陽神の国の割には夏至祭がないのはその辺りが理由なんでしょうか。    

水無月廿日 多忙週間

 このご時世、フリーランスが忙しくさせてもらうだけでもありがたい。  久しぶりに本気スイッチも入ったようですし、あとは仕事が雑にならないように自己監視しなければ、です。  管理、じゃなくて、監視。  しばらくは怠央子に引っ込んでおいてもらわないと。  滅多に目覚めない勉央子を起こさないと。  それが一番骨かも。

水無月十九日 時代と私

 新刊インタビューが重なりまして、ここのところ古典やら近代文学ばかりを読んでいた頭がなかなか追いつきません。  最近はエンターテインメント小説を中心に表記や表現に「?」となることも多く、ライターとして時代についていく難しさを実感しているような次第です。  とはいえ、私のところに来る依頼の作家さんたちは極めて高質な作品を発表し続けておられまして、これはこれでライター冥利に尽きる思いがしております。  時代との和解は、半世紀も生きてきたら当然のようにぶち当たる壁なのでしょうね。

水無月十八日 天然の芸術

 ガクアジサイの隙間からヒメジョオンが顔をのぞかせて、天然の生け花のようになっていました。  見えざる手による芸術ですね。

水無月十六日 【宣伝】ひねくれ日本神話考〜ボッチ神の国篇vol.11〜

 和樂webで連載中の「ひねくれ日本神話考〜ボッチ神の国篇」の第11回がアップされました。  嫁にガンギレされて命からがら黄泉国から戻ったイザナギが禊をしたらさあ大変、というお話です。  イザナギ、たぶん夫にしたらめんどくさいタイプ。    今回の原稿を書きながら、むっちゃそう思いました。  読んで下さいね。

水無月十五日 麦酒と餃子

 宇都宮は初めてだったので、やっぱり定番は押さえたいということで、これ。  餃子。  そして餃子といえばこれでしょってことで、これ。  麦酒。  餃子に特化したクラフトビールがあるなんてさすがですね。  どの店にしようか迷っていたところ、宇都宮御出身の知人が「来らっせ」を勧めてくださったので、そちらに。 宇都宮餃子会が運営するお店で、常設店のほか、日替わりで店が変わるイートインコーナーもあり、私のようにいろいろちょっとずつ食べたい人間には最適。しかも、二荒山神社のすぐ前に