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「無職」の生態

はじめに

今、皆さんが何を思って

まずこの記事にアクセスしたのか

とんと私は存じ上げない。

もしこの記事で何かを学ぼう、得ようと

有意義な時間を過ごしたいなら迷わず

戻るのが得策である。

学生諸君なら英単語を5つ新しく覚えたり

教科書を開き数学の公式をもう一度

見直した方が約1ヶ月後に控えた

中間・期末テストは良くなるだろう。

社会人ならばビジネス著書を読んだり

少しでも肉体労働をした後の体操を

YouTubeで見たりした方が建設的である。

しかし、それでも読むという

奇特な方達だけに

この記事は刺さるよう書いた。


さて、そんな奇特な方達である読者が

普段何を考えているのかも、

何を知っているのかも、何を食べて

何をして生きているのかこれもまた

とんと私には分からない。

でも、一つだけ。

貴方が人生において

言ったことのあるセリフは分かる。

「あ〜会社休みてえ」と。
「学校だる。行きたくねえ」と。


社会人や学生を経験した者なら


誰でも首を縦にヘドバンさながらに


振るだろう、このセリフ。

そして「明日も休みだったらいいのに」と


考えたこともあるはずだし



明日が毎日という言葉に代わったとしても

言ったことのある人はいるだろう。


仕方ない。

だって私たちは休みに飢えているんだから。



でも、

休みたくても休めない状況は

いつだって 誰だって 存在している。

嫌だねえ、こんな社会。

そうぼやきつつも瀕死の身体に鞭を打って

鉛のように重い身体を動かすしかない。

勤勉、真面目、努力。

そんな言葉が想起される。

今回は

それとは全くもって正反対とされる

「無職」という種族の話をする。

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