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【注意】コロナ保険 給付範囲の変更

新型コロナウイルスの感染者数は、足元では5万人を下回り、第7波が収束に近づいています。波が来るたびに過去最高値を更新しており、次の第8波では、更なる感染者が予想されます。

直近1年間の新型コロナウイルス感染者数の推移
(厚生労働省HPより引用)

そのような中で、生命保険の業界では新型コロナウイルス感染にかかる給付金の支払いがリスクの許容範囲を超えたことで、生命保険協会は給付の対象となる感染者を制限することになりました。したがって、診断年月日が2022年9月26日以降のお支払い対象となる「みなし入院」が以下の4つのいずれかに該当する重症化リスクの高い方々に見直しされることになりました。

🔹給付金支払対象者
給付対象者は、以下の全国一律に重症化リスクの高い方に限定されることになりました。

①65歳以上の方
②入院を要する方
③重症化リスクがあり、新型コロナウイルス治療薬の投与または新たに酸素投与が必要と、医師が判断する方
④妊婦の方

これに伴い上記以外の方は、「常に医師の管理下において治療に専念している」とはいえなくなることから、給付対象外となります。

🔹まとめ
今まで医療保険に加入していれば、多くの保険に関しては新型コロナウイルスの罹患には対応していましたが、今後、ほとんどの方が対象ではなくなりますので注意が必要です。また、今後、国や地方自治体が負担する医療費の逼迫もあり、医療制度が大きく変わる可能性が高いので、制度改正のニュースは注目しておくと良いでしょう。

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