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#10 20代で年収2,000万円に到達するキャリアとは?

皆さん、こんにちは!
記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は、今年度の見込み年収が2,000万円に到達した私が、年収2,000万円に到達するにはどういった方法があるのか、年収2,000万円になって生活に変化があるのかを書きます。


前置き

私のプロフィールを改めて紹介します。
・JTC(伝統的な日本企業)の英国駐在員
・昨年度の年収は福利厚生込みで800万円相当
・今年度から社内昇格してベース給与が上昇
・資産運用は20歳から始めて資産1,000万円に到達

2024年現在の私の収入源は、以下の通りです。
・会社からの給与(日本円+英ポンド)
・外貨預金の利息
・投資信託のキャピタルゲイン、配当金

そして、私の今年度の見込みが年収2,000万円に到達した理由は、以下の通りです。
①海外赴任に伴って給与の大半が外貨となったこと
②海外赴任手当により日本でのベース給与に下駄を履かせてもらったこと
③運用資産からの利息・配当金が増加してきたこと

外貨ベースの収入が大半のため、足元の円安による恩恵も多分に受けていますが、2024年6月現在で200円を超えているポンド/円レートが150円くらいまで下がらなければ年収2,000万円は超える見込みです。

20代で年収2,000円に到達する方法

私が把握している範囲で、20代で年収2,000円に到達する現実的な方法は以下の通りです。

①起業・独立する

年収2,000万円を目指す方法として真っ先に思い浮かぶのは起業・独立です。

起業家、インフルエンサー、プロスポーツ選手などが該当します。
最も競争が激しく不確実性が高いですが、起業家やインフルエンサー、プロスポーツ選手として成功すれば、規格外の報酬を得ることが出来ます。
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手は、その代表例ですね(年収100億円以上)。

②外資金融、外資コンサル、外資ITで働く

Top Tierの外資系企業で順調に出世すれば、20代で年収2,000万円に到達します。

外資金融であればGSやJPモルガンなどの投資銀行部門やマーケット部門のフロント職、外資コンサルであればマッキンゼーやBCGのコンサルタント職、外資ITであればGAFAのエンジニアなどが該当します。

また、外資PEやヘッジファンドのフロント職に転職すれば、更に高い報酬を貰える可能性があります。

③美容外科医やフリーランスの医師になる

高年収の代表格である医師のパターンです。

初期研修医の初期研修を修了後、美容外科医やフリーランスの医師として働けば、年収2,000円に到達することは十分可能です。
あるいは後期研修医として働きながら医師バイトにも打ち込めば、不可能ではないかもしれません。

④四大法律弁護士事務所の弁護士として働く

次は高年収の代表格である弁護士のパターンですね。

日本の四大法律事務所と呼ばれる以下の法律事務所に入所して、順当にキャリアを重ねれば、20代で年収2,000万円に到達します。
・西村あさひ法律事務所
・アンダーソン・毛利・友常法律事務所
・森・濱田松本法律事務所
・長島・大野・常松法律事務所

ここにTMI総合法律事務所を入れて五大法律事務所と呼ばれることもあります。
これらの法律事務所に入所するのが恐らく最大の関門になろうかと思います(予備試験合格、または超難関法科大学院出身者など)。

⑤JTC(総合商社/不動産/金融機関)で海外駐在員になる

大手の総合商社(五大商社)、ディベロッパー(三菱地所、三井不動産など)、金融機関(業界最大手の銀行/証券/保険会社)で順調に出世して、30歳手前で海外駐在員となった場合、20代で年収2,000万円に到達する可能性があります。私はここに該当します。

ただし、海外駐在手当・ハードシップ手当・住宅手当込みの場合や、赴任時の為替レートに左右される部分もあるので、絶対では無いことをご留意ください。

以上が20代で年収2,000万円に到達する方法でした。
その他にキーエンス、プルデンシャル生命保険、M&Aキャピタルパートナーズなどの大手M&A仲介会社で高い成績を挙げた方や、株式投資や不動産投資で成功して膨大な資産収入がある方も該当するかと思います。

年収2,000万円で生活は変わるか?

年収2,000万円に到達した私の率直な感想としては、地方で暮らす分には十分過ぎるけど、東京都心や海外でゆとりある暮らしを送るには厳しい、というものになります。

日本で年収2,000万円の場合、手取りは1,300万円前後になるかと思います。ひと月あたりの手取り額は109万円前後ですね。

そして、毎月の手取りの109万円から、家賃(あるいは住宅ローンの返済)、生活費、交際費、趣味代といったもの支払っていく形になります。

一見すると、手取り109万円もあれば凄くゆとりがあるように見えます。
私自身、日本では20平米の1Kマンションに住んでいたところから、コンシェルジュやジムの付いた50平米の1LDKマンションで暮らすことが出来るようになり、日々のお金のやりくりも以前よりはゆとりを持てているのは確かです。

しかしながら、東京23区の新築マンションの平均価格が1億円を超えた昨今、仮に35年ローンで1億円のマンションを購入した場合、毎月のローン返済額だけで約26万円(金利0.5%で試算)します。

そこに毎月の管理費と修繕積立金が数万円、固定資産税と都市計画税が合わせて年間100万円前後かかってきます。車を購入されている方は、マンションの駐車場代も毎月数万円かかってきますね。

また、このぐらいの年収を稼ぐ方は、周りとのお付き合いで高級レストランでの外食やホテルパーティーに参加する機会も多いかと思うので、交際費も高くなってしまうことが多いかと思います。

そういった諸々の経費が持っていかれた後に、生活費や趣味代を払う形になるため、実際の可所分所得は想像以上に少ないんじゃないかと思います。

そして、私のような海外駐在員の場合、外貨で諸々の支払いをしていく訳ですが、海外では日本以上にインフレが進んでいるおり、かつ1ドル160円という歴史的な円安となっているため、海外では日本と同じモノやサービスを購入するのに日本の2倍くらいはかかってしまうことがザラにあります(先進国の場合です)。

ニューヨークやロンドンであれば、これくらいの年収でようやく普通の生活が送れるくらいの水準だと思います。

以上、偏りのある仮定もありますが、年収2,000万円というのは想像よりもゆとりはありません。

東京都心や海外で本当にゆとりのある暮らしをしたければ、年収3,000万円、5,000万円、あるいは1億円と更に上を目指していくしかないのでしょう😭

終わりに

今回は年収2,000万円に到達する方法と、その生活に関する感想でした。
若干ネガティブな感想でしたが、都心で暮らしている方や海外駐在員の方は同意頂ける部分もあるのではないでしょうか。
結論としては、年収が上がっても質素な生活に努めるか、更に年収を上げて生活水準を上げるかのいずれかを選ぶしか無いのだと思います。

私の場合は、30歳手前で海外駐在の機会を頂くという棚ぼたの理由で年収2,000万円に到達しましたが、あまり生活水準を上げ過ぎず、可処分所得の大部分は資産運用に回して、35歳までに運用資産1億円を目指したいと思います!

同時に、年収を上げるために海外MBA留学や起業・独立なども目指していきます!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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