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仮想通貨 メリット デメリット

暗号資産(仮想通貨)のメリットとは?7つの利点

暗号資産(仮想通貨)は、円、ドル、ユーロと等の従来の法定通貨を
使う以上のメリットがあります。

ここでは暗号資産(仮想通貨)の持つ6つのメリット
(送金のスピード・手数料・投資額・取引時間・市場性・保管性)を
暗号資産(仮想通貨)初心者の貴方にもわかりやすく解説しますね。


1. 手数料が安い


仮想通貨の各種手数料は法定通貨より安いです。
銀行などの金融機関だと、
預金者の引き出しに備えて多額の現金を用意しないといけません。
なので金庫やATM、店舗等の設備が必要になります。
上記のランニングコストのために各種手数料が必要です。

一方、暗号資産(仮想通貨)だと
仲介する組織が存在しませんので、基本的には手数料が無料です。
また、海外送金の場合において、
銀行が数千円程度の送金手数料や為替手数料などが必要ですが、
仮想通貨なら数百円の手数料のみで済みます。
このため、小額取引においてはビットコイン(BTC)を始めとする
暗号資産(仮想通貨)を決済手段として使用することで、
送金手数料を下げて、利益率の向上に貢献します。


2. 送金がスピーディー

銀行振込の場合だと、
時間帯によっては翌日以降の着金になることがありますよね?
海外への送金に金融機関だと
着金まで2営業日〜1週間ぐらい時間がかかります。

一方、暗号資産(仮想通貨)だと
相手が個人、企業どちらでも、
送金先の情報を教えてもらって取引所に送金額を入力すれば、
例えばビットコイン(BTC)で送金すると、数十分で着金します。

3. 少額投資できる

暗号資産(仮想通貨)は数百円からの少額投資が可能。
暗号資産(仮想通貨)は、株、為替、金や石油などと同様に
需要と供給のバランスで常時、市場価値が変動してます。
だから投資対象にもなっています。

多くの仮想通貨がたくさんの取引所で売買が可能です。
その多くは最低取引価格が小さくて、
数百円から投資することが可能です。
6万ドル突破したビットコイン(BTC)でさえ、
(2021/3時点)
0.001BTC=1/1000なので、約6000円から購入が可能です。
時価総額2位のイーサリアム(ETH)は196,925円なので、
(2021/3時点)
0.001ETH=1/1000なので、196円ですが、
多くの仮想通貨取引所の最低購入が500円です。
なので500円から可能ですね。

4. 24時間、365日いつでも取引できる

証券取引所での株式などの取引は、基本的に平日昼間だけしかできません。
具体的には基本的に平日の9〜15時
外国為替証拠金の取引も日祝は休みというのが一般的です。
FXトレードは平日中の24時間しか取引はできません。
またFXの場合は各国の祝日が異なるのでそこも注意が必要です。

一方で暗号資産(仮想通貨)は
24時間、365日いつでも取引できるので
貴方のライフスタイルにあわせて取引が可能です。
特に週末がお休みという方には
暗号資産なら土日祝でも取引可能なのが嬉しいですね。

5.ボラリティ(値動きの幅)が大きい

ビットコイン(BTC)が2020/12から2021/3
たった3ヶ月で3倍以上になったように
ボラリティが非常に大きいというのも
投資対象としては魅力的です。

例えば株式投資でも短期間に数倍になることもありますが
株式投資は特に日本においては最低投資金額が
安くても数万円、通常は数十万円です
しかも取引銘柄は何百とあり、
その中から大化けする銘柄を見つけるのは大変です。
FXはレバレッジをきかせて、数倍にすることは可能ですが、
一方でコロナショックのように、
相場が急変して、利益が全部吹っ飛んだり、
最悪は逆に借金できたなんて話もあります。

暗号資産(仮想通貨)なら
ビットコイン(BTC)のように
仮想通貨ならビットコインとだれでも知ってる銘柄でさえ
倍以上になってますので
あまりマイナーな暗号資産資産に投資するよりも
時価総額ランキング上位に分割投資するだけでも
大きなリターンが見込めます
なにせ、時価総額2位のイーサリアム(ETH)でさえ、
1ETH=196,925円なので最低購入金額の500円で
0.002ETH購入できますからね

6.市場拡大の余地

◯◯Payのようにキャッシュレス決済が浸透してきます
しかし、ほとんどのキャッシュレス決済は国境を超えることはできません
特に日本のキャッシュレス決済はね...
暗号資産(仮想通貨)なら、
仮想通貨取引所を通じて送金すれば
国内外、問わずに送金できるので将来性が期待できます。
実際、暗号資産で決済できるお店も世界中で増えてきてます。

7.保管性の優位

暗号資産(仮想通貨)はデジタルデータなので
いつでもどの国にいても決済手段として使用できます。

金が価値が高いのと同じ理由です。
欧米の超高級腕時計もいざというときに
身につけておけば売るか担保にいれることで
身1つで逃げ出しても再起できるようにと意味もあるそうです。
日本にいるとわからないですが
欧州は第二次大戦まで2000年以上も
戦争や紛争がちょくちょくで勃発してたので
その対策だったのかもしれませんね。


暗号資産(仮想通貨)のデメリットとは?
欠点やリスクを5つにわけて解説

暗号資産には、従来の現金取引にはない多くのメリットがある一方で、
仮想通貨特有のデメリットもあります。

そこで仮想通貨の持つ4つのデメリット
1.裏付けがほとんどない
2.ボラリティ
3.決済にかかる時間
4.ハッキングや喪失のリスク
5.法規制
上記の4つにわけて初心者の貴方のにもわかりやすくご説明します。

1.裏付けがほとんどない

例えば株式は会社の売上、利益、資産価値などによる裏付け
この高低によって価値がある程度きまってます
もちろん、買われすぎや売られすぎになってる場合もあります。

法定通貨(円、ドル、ユーロなど)は各国の財務状況や金利
GDPなど様々な要因によって裏付けがされます
これが崩れるとデフォルトになります
ロシアのルーブルや韓国のウォンが過去になってます。
金や石油などは商品価値や希少性に担保されます
宝石は例外ですね
個人的感想ですが購入額と売却額の乖離が大きいので

2.ボラリティ(値幅の大きさ)

これはメリットでもありますが同時にデメリットでもあります

5.ボラリティ(値動きの幅)が大きいでも解説しましたが
短期間で数倍になるということは逆もまたありえるということです。
例えばビットコイン(BTC)は2017/12に200万をこえましたが
そこから一気に急落し、最終的には40万ほどになってます。
株式投資やFXでも相場の急騰や暴落はありますが
暗号資産(仮想通貨)ではより顕著に出やすいともいえます。

3. ハッキングや紛失の可能性がある

仮想通貨は現金と同じように
盗難や紛失の危険性があるということをまずはじめにお伝えします。
仮想通貨取引所には巨額の仮想通貨が集中するのと
PCやスマホにインストールした
「ウォレット」と呼ばれるアプリで管理することの多いので、
インターネットに接続された状態だとハッカーに狙われやすい。

このことは過去の事件でも明らかです。
超有名なのがビットコインを世に知らしめた
◆Mt.Gox(マウントゴックス)事件
・2014年3月に仮想通貨取引所「Mt.Gox」がハッキングを受けました
・被害額は85万BTC(当時のレートで約480億)
・Mt.Goxの社長カルロス氏が犯人として逮捕されましたし、
自作自演の疑惑まででましたがその後事実上の無罪になってます。
・盗まれた暗号資産が「BTC-e」という
仮想通貨取引所に送られていたため、BTC-e取引所運営者が逮捕
・真犯人は未だ見つかってません。

ほかにもありますが
これは仮想通貨の事件という記事を機会を改めて書きます。

ハッキング嫌って、USBなどにデータを保管する方法や
仮想通貨の資産はさまざまな自分の「ウォレット」で
分散管理をするのも一つの対策方法です。
「ウォレット」とは仮想通貨を自分で管理するためのツールで、
現金の銀行口座にあたるものです。

しかしウォレットの「秘密鍵」を無くしてしまうと、
暗号資産にアクセスが不可能になるので、
仮想通貨を紛失したことになります。
その場合、どうすることもできませんので、
「秘密鍵」だけは必ず忘れないよう注意してください。
もちろん、USBに保管してる場合もUSBを紛失すると
暗号資産を紛失したことになります。
下記に一例をあげておきます。

10年前、サンフランシスコ拠点のIT専門家ステファン・トーマス氏がWeUseBitcoinsという名前の企業の、トークンがどのように機能するかを説明する動画を制作するためスイスで働いているときに、なんと7002BTC(2億4100万ドル)を渡されたとメディアは説明している。

 報道によれば、トーマス氏はトークンをウォレットに入れ、IronKeyと呼ばれる小さなハードドライブに秘密鍵へのアクセスを含め、すべてを隠した。ハードドライブはパスワードで保護されていて、パスワードの入力を10回失敗すると、ウォレットは暗号化され、トークンへのアクセスを奪われてしまうようだ。
 苦痛なことに、トーマス氏は紙にパスワードを記録していたが、1年以内に紛失してしまったと話している。ウォレットにアクセスしようと8回挑戦したが、失敗に終わり、永遠に締め出されるまで2回しか残されていない。
GMOコイン
2回間違うとビットコインで2億4100万ドルを失うプログラマーより抜粋 https://coin.z.com/jp/corp/information/market-news/detail.html?1d211e87522ccf476bec5ef2588cfd28a77bf6bb 参照(2021-3-20)


いずれも決して頻繁に起こることではありませんが、
現金における「財布を落とした」「すられた」というのと
同じようなリスクがあるということは理解しておくべきでしょう。

4. 法律による規制

暗号資産に対する世界中の国家の目は厳しいです。
2018/3のG20財務大臣・中央銀行総裁会議で、
仮想通貨の今後の動向に対しては
「監視を求めること」というような結論が出てます。

また、2017年まで暗号資産の取引量が世界NO.1の中国では、
2017/9に中国共産党により、
仮想通貨の取引において、厳しい制限がかけられました。

またインドにおいても


[ニューデリー/ムンバイ 15日 ロイター] - インド政府が、暗号資産(仮想通貨)を禁止する法案を提案する方針であることが分かった。取引だけでなく、同国内で保有することも禁じる。政府高官がロイターに明らかにした。
Reuters
インド、仮想通貨を禁止する法律提案へ=政府関係者より抜粋
https://jp.reuters.com/article/india-crypto-currency-idJPKBN2B700V
参照(2021-3-20)

このようにかつてFXが日本で規制がかかったように
暗号資産も歴史が浅いために
今後も仮想通貨に対して何らかの法規制が入る可能性は否定できず、
それによる急落のリスクはないとはいえないです。

次回は仮想通貨の将来性について書きます

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