2023年の競馬に勝つために必要なこと（無料記事）
新馬・未勝利戦のメルマガを８年間発行している、マネードラゴン馬券塾です。お陰様で、８月の配信は全勝。９月第１週も、配信は１クラだけでしたが、連勝記録が続いています。
2023年の競馬に勝つために必要なこと。まだ、後半の秋競馬が始まる時期なのに、なぜ来年の話なのかという疑問はもっともです。しかし、上半期の収支はいかがでしたでしょうか？ 投資額が多い方の中には、もはや年末までの逆転は難しい、という方もいるはずです。
そこで今日は、下半期から来年にかけ、競馬で勝つには何が必要なのかを、お話ししてゆきます。
まず押さえたいのは、AI馬券の伸びです。かつて、スピード指数が出たての頃、穴をズバズバ当て、オッズが下がり、陳腐化してしまったときに近いインパクトがあります。
実際に、成績の良いAI予想は、公開を終了したり、目立たない形での新規会員募集に切り替えるなど、新たなフェーズに入っています。もちろん、設計者の競馬観が薄く、プラス決算にならないAIが大半（おそらく95%前後）なのですが、一部、競馬観とプログラミング能力の両方を兼ね備えた方が、活躍しているのが2022年の状況です。
そもそも競馬は、ロジック（独自のフォーム、買い方、パターンといったもの）を決め、過去の出馬表でテストをし、実践に下ろすのが唯一の必勝法です。経営でも、戦争でも、すべてその方法が取られています。身近な概念では、PDCAサイクル（Plan-Do-Check-Act cycle）が、それに近いかも知れません。
筆者は、AIのプログラムは作成できませんが、ロジック作成とテスト（バックテスト）は必ず実施しています。あるロジックは、作成とバックテストに500時間を要しました。特にバックテストに膨大な時間を要しています。しかし、AIを利用すれば、このバックテストは恐らく５～６分で終わります。
言いかえれば、どの競馬ファンも、必ず勝つことができるのですが、人生の長さのなかでは間に合わないという仕組みがあるのです。人間の何千倍、何万倍もの速さで演算ができ、例えて言えば、人間の何千年もの人生を一瞬で駆け抜けるのが、AIのすごさです。
パソコンの世界は、ハードの時代からコンテンツの時代へと移り変わってきました。ハードの時代は、パソコンの中を開け、組み立てられる人や、プログラムを打ち込める人が圧倒的に強い時代。しかし、Windowsやソフトができ、誰でもパソコンを動かせるようになると、コンテンツ（中身）の時代になりました。ハードからコンテンツへの流れは、歴史的な真理と言えます。
実は、競馬のAI予想も同様。現在は、プログラミングができる人が無双していますが、この覇権はそう長くは続きません。AIをかんたんに動かせるソフトが登場することが、必然だからです。そうなると、深い競馬観、正確なレース観、長い競馬投資経験をもった、プログラミングができない人間が、上に来ます。
すると、2023年までに行うべきことは、自分の得意ジャンルの競馬を、手動で構わないので、ロジック攻略で極めてゆくことです。この準備ができていれば、競馬予想AIのソフトが普及し出したときに、先頭でゴールを駆け抜けることができます。
実は、現状でも、人力の競馬予想がAIに対抗できる分野があります。新馬戦、未勝利戦、障害戦、２歳戦、クラシックなど、出走馬の過去走が少ないジャンルです。逆に、能力が拮抗した重賞などでは、出馬表の過去７走×18頭＝126走を人力で分析したうえで、厩舎、騎手、枠順、馬場状態（トラックバイアス）、コース特性なども見てゆく必要があります、やや乱暴ですが、126×５要素としても、630要素の処理を、30分程度で行う必要があります。AIにかなうはずありません。
そのため、2023年までの戦略としては、新馬戦、未勝利戦、障害戦、２歳戦、クラシックなど、出走馬の過去走が少ないジャンルで、手動ロジックで収益を出しながら、それ以外の分野も観察を怠らないこと。これが１つの勝ち筋ではないかと考えています。
来週から始まる中山開催なら、下のページがヒントとなるかも知れません。坂は、人気薄の逃げ得を許しませんので、強い馬の陣営が虎視眈々と開幕を待っています。
ダート戦は、騎手要素、トラックバイアス要素が効きづらく、人力予想向けです。
(2022年版)ダート戦で、人気で飛びやすい馬の見極め方～未勝利戦、重賞でのVTR検討の方法～
また、混戦のようで、意外に単純なのがＧ１。人力なら、過去走が少ないクラシックがとくにおすすめで、例えば皐月賞のエフフォーリアの過去走はわずか３でした。古馬であっても、専門家の分析が出回りやすい点で、人力でも対抗できる範囲です。
【2022年GⅠ ８勝】フェブラリーS、大阪杯、桜花賞、皐月賞、天皇賞、NHKマイル、ダービー、宝塚記念を的中した全GⅠに応用できる方法！
新馬・未勝利戦のメルマガ・マネードラゴン馬券塾もロジック制での勝負をしています。
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