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(2022年版)ダート戦で、人気で飛びやすい馬の見極め方~未勝利戦、重賞でのVTR検討の方法~

お知らせ
グレードアップした新版が出ています。こちらをご確認ください。
【2023年版】レースVTRから「消える馬」「走る馬」を完全に見抜くかんたんな方法

ダート戦で、人気で飛びやすい馬の見極め方を説明いたします。
・創刊 2021年8月
・《全面改訂》2022年1月 最新の研究成果を盛り込み、全面改訂。
・(部分改訂)2022年1月 より分かりやすく改訂。
・(部分改訂)2022年2月 VTRの見方を写真入りに改善しました。具体的な馬券戦略を追記しました。また、つぎのステップへの進み方も追記しました。

筆者は競馬歴20年ですが、とくに直近の8年間は、未勝利戦・新馬戦に絞って研究をしています。そのため、このページは、未勝利戦を例に取りますが、G1やGⅡでも活用できます。

実際に未勝利戦メインのメールマガジンですが、2022年のフェブラリーステークスも的中しています。

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写真は、見学に行った社台レースホース山元トレーニングセンター(宮城県)です。少しでも現地を見て、知識を深める努力をしています。

「ダート戦で、人気で飛びやすい馬の見極め方」

結論を先に述べると、ダート戦で、人気で飛びやすい馬は、前走のVTRを見れば分かります。VTRを見るのは、一見面倒ですが、見るべき頭数は4頭、見るべき場所は2か所だけです。

※未勝利戦、GⅠ、GⅡは上位人気が強く、4頭をチェックします。
※特別戦、OP、GⅢは混戦となり、8頭前後のチェックが必要です。

前走VTRの検討は「お金になる」ことは、よく知られています。発端は、『競馬最強の法則』に、1999年~2007年まで異例の長期連載を続けた木下健氏です。この雑誌は、読者の人気投票で連載の継続が決まりますので、長期連載は相当支持が厚かったことになります

現在では、『競馬の天才!』に掲載がある、真田理氏が前走VTR検討派であり、億超えWIN5を2度的中した実績があります。

彼らの馬券術の決め手は、レースVTRの検討です。

競馬ファンは未勝利戦の検討に時間をかけない人も多いはずです。専業の競馬記者であっても、現在は記者数が減らされ、1人が予想を担当するレース数が増加するなか、平日は調教取材などに追われ、未勝利戦の綿密なVTR検討は難しいはず。その差が馬券に結びきます。

しかし、VTR検討は、かなり時間がかかるのがネックです。重賞ならまだしも、未勝利戦でそれをやる人はかなり少ないです。18頭立てで、1頭5分だとしても、1時間半もかかります。これだけ時間をかけても「見送り」の判断がふさわしい場合もあり、無駄骨になることも。そこが難点です。

しかし、ダートの未勝利戦(3歳7月、新潟開催開始以降の混戦期を除く)で飛びやすい馬を切って軸を決めたい場合、検討すべき頭数はわずか4です。GⅠ、GⅡも同様です。VTR検討に5分ずつかけても20分で終わり、現実的な選択肢です。

これは、8年間の未勝利戦研究から得た結論であり、データ(1番人気の複勝率が68.7%、過去5年)でも裏付けられています。GⅠ、GⅡも1番人気の複勝率が、それぞれ80.0%、92.3%あり、4頭検討がおすすめです。

出馬表の全頭が検討範囲の場合、見落としや迷いが相当出てきます。結果、不的中につながりやすくなります。しかし、4頭に絞れると、一気に精度が増し、迷いも減ります。

では、選んだ4頭(1~4番人気)の前走VTRは、どのような観点で見ればよいのでしょうか? これは3つのポイントに気をつけるだけです。

「ダート戦で、人気で飛びやすい馬の見極め方」3つのポイントとは?

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人気4頭の前走VTRを検討する場合、どのようにすれば効率が良いのでしょうか? 結論から言うと、

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