戦略を建てるときの心構え(両建て)

こんにちはMです。

最近両建てに関してyoutuberなどの動画を拝見させてもらっています。

相変わらず兼業には無理そうな小難しい話をするなという印象。使い方がどこかで聞いたことのあることの焼きまわしばかりの印象。

たぶん人から聞いたような話をちょこまかとやって説明しているだけの人が多いのでしょう。

以下は最近聞いた教育者、工藤勇一氏の話です。 「日本の教育は与える教育。与えられ過ぎている子供は、大人のせい、社会のせいにしたがる。自分で考えない」 朝起きるのも、親が起こしてくれる。そして学校へ行け、勉強をしろと促してくれる。 そして学校へ行き、友達とのトラブルが起きても、先生が間に入り、大人が解決を目指す。 幼少期から壁にぶつかる前に、大人が手を差し伸べる日本では、主体性がどんどん削がれていき、その結果、勉強ができないのは「先生のせい」「塾が悪い」。 毎日がつまらないのは「学校のせい」「友達のせい」と他者の責任にするようになっていく。

私自身を振り返るといわれるがままは嫌だし、先生に教わった通りよりは何度も教科書を読んで自分なりに把握する気質でした。進行速度は遅いし興味のない古典とかはまったくやる気が起きず落第間際になったりもしました。
だから日本教育とは肌が合わず試験なども成績は振るいませんでした。代わりに絶対に自分の考えたことは貫いてきたので最終的には社会的には価値のある資格を取ることができました。年収もそれなりです。高校の時の担任にいわれるがまま興味のない大学で入れるところに入らなくてよかったと心底思っています。もしそういった主体性のない人生を歩んでいたらと寒気がします。

なにが伝えたいかというと相場という戦場で与えられた知識のみで生き残れるというのは甘い考えだと自覚してほしい。いま考えている戦略がうまくいきそうにないとしてもうまくいくのではないかという問いを何回もしてほしいということです。また人から聞いただけの手法は失敗が他人のせいに心の中でなってしまうので大きな成長は見込めないということです。

受験と一緒です。何度失敗しようとも最後に勝てばいいのです。受験と違うのは本当のことを教えてくれる人はおらず、本当のことを知っているような感じの人はいっぱいいるということです。また受験ではなるべく早く合格することが目標ですが相場はなるべく死なないことが目標です。

無料で教えてくれる人の動画。無料で読めるKINDLE本に価値があるのか?価値がありそれで1年で1億稼げるとすればその値段は10億くらいだと思いませんか?無料なのだから発信者は嘘を言っても何の罪もないですよね(笑)

私のNOTEは無料なのではっきりと手順書のようなことは書きません。なんで書いているのかといえばこの文章からなにかきづいてくれる人がいればいいなと思っているのとインフルエンサーとかいう偽物が目障りだなと思っているからです。(靴おじさんしかり、筋肉社長しかり、パンダとか蟹、白髪のおばさん、サメ、ゲーム速報、メンタリストとかいますよね(笑))
本質にたどり着くまでの無駄な時間でしかなくただ無駄なことにお金を使わせる害虫だと思っています。

無料で与えられたものにほぼ価値はないのです。そこから何を生み出せるかなのです。

さて、両建てに関してすこし私見を書いていきます。

みなさんの両建ての使い方を拝見していると

①「相場が上がると予測したが下がってしまたのでショートを入れてヘッジした」
パターン①「逆マーチンゲールの話から損失なく玉処理する。」
パターン②「相場の転換点まで待ってから利確してドテンする」
上記のパターンが多いような気がします。

どっちも何をしているのかというとやっていることはいいのですが結局相場を予想しているんですよね。立ててしまった玉をおのずから何とかしようとしてしまっている点が間違いなんですね。それはすでに損失におびえてしまっている状態です。手法は正しいが認識が整っていないなという印象。

私が絶対に守っている相場の本質は「予想はよそう(止めよう)」です。

予想は絶対に当たらないということをまず受け入れましょう。当たっていてもそれは偶然だということです。確率1/2の丁半ばくちの波に乗っているだけです。人間は基本悲観的だと思ってください。損失を何とかしようと思っている時点でメンタル的にはNGなんですね。

上記からじゃあ両建て意味ないのかと言われれば両建ては相場で生きていく上での盾であり武器です。必需品であるということは言い切ります。

まず予測できない相場という世界で片手の取引が成立するのかをじっくり考えてください。私は常に明日フランショックが起こったらどうしようと考えています。起こりえますよね?それで退場するならばFXなんかやらないほうがいいですよ。片手取引のみでは退場します。

予想に関して言えば、例えば2019年ころドル円は100-115円くらいで108円が
最適な価格だといわれていました。その期間はずっとレンジです。
その後の2024年160円までのトレンドをだれが予測できたでしょうか?
アナリスト(笑)は後出しじゃんけんで相場が動いたとおりに毎日解説しているので予想できたような印象の人もいます。
某〇〇社長とかも信者が多いので当てているように錯覚してしまうかもしれません。

でもそれは不可能だと割り切って考えてください。

損切すればいいといいますが戻ってくることもよくありますよね?

以前も書きましたが損切は本当に必要なのかじっくり考えてほしいのです。

私の書いていることは断片情報です。そして今後どのような人から教わる内容も断片的なピースと考えてください。

両建て、損切、利確ポイント、通貨特性、ボラティリティすべて断片的なのです。すべてが連続性をもってつながれば一つの手法に落ち着くはずです。

自分で相場をじっくりと観察する。どうやったら生き残れるのか、そして儲かるのか考える。最初は他人の話は一切聞かない期間を作ったほうがいいです。

両建てを考察するうえで最も考えるべきはあるエントリーをしたときにその玉を1000日間保有していたと仮定するとどのような役割を担っていたか?利益になるタイミングはなかったか?など評価することです。どう行動すべきだったが考えてみることです。

違う言い方をすればいままでの教えでは玉Aと玉Bで損失を確定させて玉Cでその損失をどうするかというくらいの話で終わるのですが、一度玉D-Zくらいまで考えてみたときに玉Bはどんな役割だったのか?を考えてみるということです。

私は相場を検証するときは300~1000手先まで考えて検証します。

短期でドカンと儲けることは全く考えていません。

短期間で儲けるという夢はあきらめるのがいいです。

スキャルピングやバイナリーオプションで儲かっている人はある著者によればピエロです。

一時だけ儲けてその後すべてを失うのがいいのであればその道を究めればいいのですが待っているのが破滅しかないので本来であれば誰も望まないはずです。

もしスキャルピングやバイナリーが正しいと思っているのであればすでに騙されていると思ったほうがいいです。あれはインジケーターを売りたい人達の策略です。

FXは1年で破滅せずに倍にできればいいのです。当然ドローダウンをなるべく少なくです。ドローダウンで儲けが吹っ飛ぶ時期があるようでは意味がないのです。そういった手法を考えることができれば必要十分だということにきずきましょう。
最近はこどもを生まない選択をする人もいますが私は子供たちのために戦略を考えています。私がもし自分の納得できる戦略を完成させたならば自分の子孫たちは豊かに暮らせると思えば検証も有意義になります。自分だけが豪遊できればいいという人には絶対にたどり着かないでほしいなと思っています。

実際にそういった手法は出来上がりつつあります。自分の中では完成しているのですが相場を魔物と考えているので思わぬ落とし穴がないか検証は毎日しています。そういった意味では完成したということは一生ないかもしれません。実際に検証した通貨は通用するという仮定が成り立ちますがそのほかの商品では未検証となるという考えのため完成にはならないのです。またその通貨が最適解かは検証しないと謎です。

あきらめずに考えればたどり着けます。戦略=手法ではないです。戦略はエントリーから決済まで、またある程度の長期間のスパンの複数取引をすべて含めた事柄でありすべて決めないといけないのです。

すこしでもヒントになればと思います。





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