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実は…ギャンブル→『貯金』しやすい?

ギャンブルが好きな人のイメージと言えば、「浪費家、無駄使い、ダラしない」など好印象よりも悪い印象を持たれる方が多いかと思います。確かに”非モテ”ランキングの第一位はギャンブラーであるように異性にギャンブルが好きだとバレてしまうと、それだけで嫌われてしまう可能性があります。

このようにギャンブル=「悪」という印象は、避けて通れない道かと思いますし、実際のところギャンブラーの品質は、良い<「悪い」だと正直、私も思っております。これは前回の記事でも書いたようにギャンブラーの平均所得が低いことも関連しているのだと思います。

しかし私の記事は、あくまでギャンブラーに目を向けたものであり、ギャンブルを否定するような記事ではありません。

私の性格は、どうやらかなりの「天邪鬼」であり、常に一般論とその真逆の理論で物事を追求し、一般論信者に対して「真逆の理論で勝つ」という謎の”負けづらいさ”を追求しております。※相当捻くれてます・・・。

この記事では、ギャンブラーでありながら、どうにか「意味のあるギャンブルにする!」という理論を追求しているので、「コジ付け」のように聞こえるかもしれませんが、ギャンブラーにとってはプラスのマインドになると思いますので、お聞き頂ければ幸いです。

では、タイトル通りギャンブラーは、実際に「貯金しやすいのか」について考えていきましょう。まずギャンブルの種類をご覧ください。

 ・「競馬」公
 ・「競輪」公
 ・「競艇」公
 ・「オートレース」公
 ・(パチンコ・スロット)
 ・(カジノ)

「公」という記載があるものが、公営ギャンブルの位置付けであり、パチンコやスロットに関しては、公営ギャンブルに属しません。カジノは日本というよりも海外でのギャンブルとなるため、カッコで記載しております。

この公営ギャンブルについて、まず話をしていきますが、結論100%勝てません。なぜ勝てないのか、理由は簡単です。公営ギャンブルでの売上高は、主に国に納められます。競馬であれば国や自治体へ、その他公営ギャンブルは、ほとんど自治体へ収められております。続いて公営ギャンブルの売上高を簡単に見ていくと・・・

 ・「競馬」 :3.0億〜4.5兆円
 ・「競輪」 :0.5〜1.5兆円
 ・「競艇」 :1.0〜2.5兆円
 ・「オート」:0.5〜1.5兆円

どうでしょうか。売上高が○兆円もあります。皆さんは、売上高○兆円ということがどれだけすごいことかお分かりでしょうか。(半端ないです)企業で言えば誰もが知っている大手企業レベルになります。少しブレイクダウンして一般論と照らし合わせていきます。

1兆円〜5兆円規模の有名企業をご紹介します。
 ・ソフトバンク:5.9兆円
 ・KDDI     :5.6兆円
 ・ブリヂストン:4.3兆円
 ・積水ハウス :2.9兆円
 ・任天堂   :1.6兆円

誰もが知っている大企業ですね。上記の企業はビジネスとして、「売上=顧客への要望を叶える」という行為でお金を手に入れております。皆さんの日常生活と同じようにティッシュが必要であれば、お金を支払ってティッシュを手にいれる。(お金を頂く)というビジネスです。しかし公営ギャンブルは、いかがでしょうか?「一攫千金!という夢」を建前にしたビジネスです。勝たない限り本来の需要と供給は成り立ちません。これだけの売上を保持できる、つまり「勝てない」「当たらないシステムになっている」ということです。

頻繁に顧客側が勝ててしまう公営ギャンブルだとすれば、売上高が○兆円になることは絶対にありません。パチンコ屋さんは潰れても公営ギャンブルは無くならない…勝てないってことですよ。しかも相手は国ですからね。国という単位の組織が利益の出ない公営ギャンブルを許可するはずがありませんね。

そうなんです。国として確実に顧客に勝てる、とても大切な財源な訳で、当たるはずが無いんです。当たる金額というのは、顧客が勝てない金額しか当たらないように作られてます。私はこれまで競馬のシステムや予想システムに関連するシステム開発にも携わっていたことがありますが、結論「公営ギャンブルは当たりません」

※公営ギャンブルは、顧客が損を繰り返す中で、どこかで当たるが…しかし顧客に得が来ることは絶対に無い仕様になっております。

公営ギャンブルは勝てないので、今回の記事では議論を排除します。公営ギャンブルは、”年に数回の宝くじ”(年末ジャンボ)という位置付けとしましょう。

※唯一、公営ギャンブルについて勝てる人は、存在します。あまり私は暴露をしたり、誰かを貶めようなどの考えはないので、細かく触れませんが・・・公営ギャンブルについては八百長が存在します。また八百長以外にも競馬関係者という人達がいます、かなり抽象的に言うと”こういった事情”で勝てる人は一部存在します。
(この辺りの話については、YOUTUBEなどで最近は一部公開されていると聞いたことがあるので、調べてみてください)

では、その他ギャンブルについても少し解説します。麻雀やポーカーといった日本ではギャンブルとして認められていない、いわゆる賭博行為です。想像通りだと思いますが、この手のモノはギャンブルではなく、賭け事です。強い人が勝つゲームなのです。日本人でも海外で活躍する(稼いでいる)ポーカープレーヤーは存在しますし、麻雀となるとプロという位置付けの雀士がいます。もちろんギャンブルに似た要素もありますが、勝つには腕が必要です。勝つには練習あるのみです。※日本で麻雀を賭け事として扱うのは賭博行為となり禁止事項にあたります。

実は、今話したポーカーや麻雀に、パチンコ・スロットは似ている要素があります。それは『勝つには腕が必要』その腕を生かすために『メンタリティーが必要』となります。非常に勝つための要素としては似ているので、覚えておきましょう。

ようやく本題に移ります。ギャンブラーは、貯金しやすい傾向にある理由です。

ギャンブラーは、ギャンブルにハマればハマるほどギャンブル以外の行動に時間を費やさなくなります。一昔前のギャンブラーの特徴ですが、私服は数点のみ、携帯はガラケー(スマホは登場してるが携帯を変えない)、髪の毛はセットせず帽子、とにかくギャンブル以外のことに時間とお金をかけません。人によっては、昼休憩を取らずに開店から閉店までスロットを打ち続けます。

一般的に仕事終わりや休日と言えば、飲み会、デート、買い物、ドライブ、旅行、など休みを満喫することに時間を費やし、お金を費やします。

しかしギャンブラーのギャンブル以外の時間と言えば、「仕事・夜ご飯・寝る」…極端かもしれませんが、それだけです。ギャンブル以外の「私利私欲」がほとんどありません。

余計なお金は基本かけない→ギャンブル以外に出ていくお金がありません。唯一使うお金は、生活必需品程度です。つまりギャンブルで負けない限り、貯金ができる可能性が高いということです。

ポイントは、この「負けていない限り」がキーワードです。勝つ必要も無いということです。日中は仕事をし、仕事終わりはスロット、ご飯を食べて、寝る。生活に必要なお金は、家賃、食費、生活必需品、のみです。

ただし1点注意が必要です。ギャンブラーの度合いが人によって異なりますが、ギャンブルを行う頻度が高ければ高いほど、使うお金はギャンブルに限定されていきますが、滞在時間が長い=負ける確率も増えます。単純にギャンブルだけの時間を増やしてください!という話では、無いということです。極端な話、ギャンブルで勝てない人は「通う頻度」を減らせば負け額も減ります。

今お伝えしたギャンブラー(週4回以上)に関しては、一旦以下の図をご覧ください。

資料①:月収と残金の関係性

簡単に説明すると月収20万円の方であれば、だいたい月に9万円残金として計上できるお金が手元に残ります。しかし単純な残金の他に”自由資金”の出費が発生します。これは洋服・飲み会・デート、諸々ですが、一般的なサラリーマンであれば、必ず発生している費用かと思います。しかし…ギャンブラーは、この”自由資金”をギャンブルに費やします。つまりギャンブラーは、残金そのままが「ギャンブラー残金としてギャンブルに使える金額」となります。

1ヶ月で9万円貯金が可能な訳ですから、2ヶ月で18万円、3ヶ月で27万円です。・・・1年続ければ月収20万円の方でも108万円の貯金が可能な計算となります。それだけギャンブラーには貯金が可能な条件が揃っております。

ですが・・・実際のところ、ギャンブラーの9割は毎月負けていますので、今の話は実現しません。そこでギャンブルで負けている人の思考を変える必要があります。

それは『ギャンブラーであれば、”勝つ”のではなく、”負けない”が最強の武器』という事です。先ほどの表は負けなければ実現されるものです。「勝て!」とは言っておりません。毎日仕事帰りにギャンブルをし、土日もギャンブルをする人であれば、負けない限り『無限に貯金が可能』という事です。おそらく皆さんの多くは、ギャンブル=「勝たないといけない」と思っているかと思います。もちろん勝ちは大事です・・・しかし「負けないだけで、これだけの価値」があるという事実を知って頂きたいです。

更に皆さんに朗報です。
ギャンブラーとして「絶対に負けない」は、めちゃくちゃ難しいと思いますので、次の資料をご覧ください。

資料②:月収別負けてもOKな金額”推移表”

先ほどと縦横軸が逆転しておりますが、先ほどの月収20万円の方であれば、月に4万円負けてしまっても、1ヶ月で5万円貯金することができます。また半年間で毎月必ず4万円を負けたとしても、貯金30万円を実現することが可能だという事です。

この指標はあくまで一般的な収入に対しての残金平均となりますので、皆さんはご自身で残金をまずは計算してみてください。ギャンブルを行う上で、この棚卸業務は必須です。「最低限いくら勝ちたい!」の前に『負けてはいけない額を計算する』これが重要です。

結論ギャンブラー残金の半分は、負けても貯金可能という事です。※残金計算のミスをすると負けOK額の指標が狂ってしまうので、注意してください。あくまで負けて良いのは、ギャンブル以外で残る金額を「ギャンブラー残金」として試算してください。

しかし・・・ギャンブラーの多くが半年で30万円の貯金ができていないと私は想定しております。これで自分がどれほど負けてしまっているのか・・・現実を知ることができますね。私の知る限りギャンブラーの多くは貯金がほとんどありません。

この棚卸業務を行うことによって、自分の”立ち回りもかなり変わっていく”かと思います。リアルな話、ギャンブラー残金の半分を月初で失った場合、その月は「取り返そう」と思わず、パチ屋に通わない方が身のためです。それくらい本気で向き合う必要があります。

さあ、いかがでしたでしょうか。今回は皆さんに少しでも負けない立ち回りをして頂くべく指標を作成し、記事として説明させて頂きました。

ギャンブルは正直なところ・・・負けている限り何も残りません。負けてしまっている方は、「勝ち」よりも『負けない』が大切です。

最後に・・・一番大切なことを書いて終了とします。この「勝ち<負けない」を継続するためには、出玉を現金化しない。そのまま貯玉でプレイする。これが一番大事なポイントです。(貯玉再プレイ無制限のお店で実践してください)

人間は、現金を投資し、現金を回収することにより「勝った・負けた」という感覚が、どちらに転んでも強く主張される傾向があります。そして現金化により「勝った!」の感情も強くなり、喜びが増すことになります。しかしそれは勝ち続けていれば良いのですが、絶対にいつかは負けます。その際に『現金を取り返したい!』という感覚も強く出力されてしまいます。その『感情』という言葉がギャンブラーにとってはマイナスに傾きますが、不思議な事に貯玉プレイをしている限り『減った・増えた』程度の感覚になります。この『〇〇程度の感覚』が非常に大切です。

やっていることは一緒なのですが、ギャンブルにおいてメンタルは、ものすごく大切です。3万円投資3万円回収という言葉と、貯玉1500枚投資だったけど、1500枚戻して現状維持。全く一緒ですが、かなり異なると私は思います。

後者は「遊べた!」という感覚に対して、前者は「これだけ時間を使って勝てなかった」と・・・翌日のメンタル状況が異なります。おそらく前者の方は、翌日に勝ちを取りに行き、負けます。

この感覚は実践して頂かないと共感できないと思いますので、騙されたと思って実践してください。

まとめます。
【すぐにやること】
 ・自分のギャンブラー残金を計算する。
 ・とにかく貯玉再プレイで遊戯をする。
  ※ゲーセンで初回に購入したメダルを維持し続ける感覚
 ・毎日の収支を必ず収支表に付ける。
  ※常に貯玉再プレイの場合、負け額のみ記載できます。
  (勝ち額は付けなくてOKです)

【結果】
 負け額がギャンブラー残金の半分以下であれば貯金できる。
 →年収20万円であれば、1年で60万円貯金可能

必ず今日から明日からやってみてください!「勝ち」ではなく、『負けない』にこだわってください。

今日はこの辺りで終了と致します。
ご拝読有難うございました。


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