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トントン拍子で 断捨離大成功

春分の日が過ぎたと言うのに

まだストーブと湯たんぽが手放せません。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今週我が家は大きな断捨離が完了しました。

何を手放したかと言いますと、17年間連れ添った愛車です。


車を手放す理由

田舎暮らしなのに車を手放そうと思った理由は大きく2つ。

一つ目は父が在宅医療に切り替わった事。

薬局が自宅に薬を届けてくれるようになったので

わざわざ市街地のクリニックまで

出向かなくてもよくなり

車の使用頻度がめっきり少なくなりました。


二つ目は車のメンテナンス代・維持費が年々高額になってきた事。

古い車故、オイルやら雨水やらが

あちこちから漏れまくり修理代が大変でした。

10日に1回も使用しない車に

お金をつぎ込むのは正直しんどいです。

寝たきり老人がいる我が家としては

なるべく大きな出費を抑えたい。

母との会議を重ねた結果

次の車検を受けず車を手放す事に決めました。


えっ⁉廃車って価値あるんだ

そうこうしているうちにディーラーの営業さんが

車検の案内を持って家に来てくれたので

廃車をお願いできるか聞いたら

「一応、0円で引き取れますよ」との事。

こちらの負担がないんだったら

まぁいいかと思っていたのですが

どんなにボロイ車でも鉄くずとしての価値があると

小耳にはさんでしまい

ディーラーさんに依頼するのを保留しました。


突然出会ったピッタリな方法

あの車、なにか有効活用できないかな?

でもどこに頼んだら良いのやら。。。

そんな悩ましい気持ちになっていた矢先に出会ったのが

日本カーシェアリング協会さんの

廃車でも被災地に寄付できる取り組みでした。

朝起きぬけに目にしたこの情報、

まさに<これだ!!>と脳みそに稲妻が走りました。

お正月から大きな地震に見舞われ

今も厳しい避難生活をされている能登の方達に

出来る事はないかな?とずっと思っていたけれど

こういう形でお役に立てるとは。

早速母に話したら「良いわね!」と

二つ返事で賛成してくれました。


そうと決まれば行動有るのみ

思い立ったが吉日。

その日のうちに問い合わせフォームで連絡し

後日支部のメンバーさんからお電話いただいて

詳しいお話をお聞きしました。

我が家のような廃車の寄付は

シェアカーの整備や車検等にかかる諸々の費用に役立つそう。

乗らない車がリサイクルされ

誰かのお役に立てるなんてとても素敵ですよね。


スムーズ&ストレスフリー

トントン拍子に話が進み

めでたく3月19日に車の引き渡しが決定。

寄付する側は必要な書類(印鑑証明等数種)を

用意すること以外特別な手間はありません。

送ってくださった書類には手違いが無いよう

丁寧に印を付けて下さっていたので

書類に苦手意識が有る母でも迷うことなく署名捺印出来ました。

3月中に車を手放したいという

こちらのご無理を聞いていただき本当に助かりました。

当日はタイミングの良さと

引き取り業者さんの神業的な手際の良さで

ものの10分位で車の積み込みと引き渡しが完了しました。

最初の問い合わせからここまで20日弱

予想以上にスムーズに引き渡しできビックリです。


実際に寄付して感じた事

私と母の感想

廃車でも寄付できるという

日本カーシェアリング協会さんの活動は

リメイク・リサイクル大好き人間の私のツボに

めちゃくちゃハマりました。

うちの愛しきポンコツ車ちゃんを

活かしきる事が出来て本当に良かったです。

車自身も最後の最後まで人様のお役に立てて

さぞかし喜んでいると思います。

勿論母も「車を手放せて本当に良かったしありがたいわ」と大喜びです。


改めまして被災地の方達との橋渡しをして下さった

日本カーシェアリング協会さんの素晴らしい活動に感謝します。

そして関わってくださった協会メンバーさん、業者さん達にも感謝です。

本当にありがとうございました!!


高齢者とそのご家族に ぜひ。

私も母も元々運転が苦手なので

割とすんなり車を手放す決断が出来ましたが

周囲でも親御さんが80代に差し掛かり

そろそろ免許返納を考え始めるお年頃。

そこでちょくちょく聞くのが

いつ車と免許を手放すかで結構揉めているというお話です。

ニュースで高齢ドライバーが起こす痛ましい事故を見る度に

親の免許返納を焦る人が多いようです。

                                  (※イメージ図)

私が住んでいる伊豆高原は

高齢のご夫婦・独居老人が多い地域で

別荘地を散歩すると主を亡くし荒れ果てた駐車場に

長年放置されている車をよく見かけます。

親族が遺した別荘を相続し、残置物を整理するのに

大変な思いをしたと耳にする事も。。。

今回の寄付のように

車を手放す事と人助けがセットになっていると

子供側から提案しやすいですし、

高齢の親御さんも抵抗感なく

早めに決断できるのでは?と感じています。


勝手に応援&布教中


と言うわけで、日本カーシェアリング協会さんの事を

今後勝手に応援させていただきます♪

老親を持つ友人・知人に

「こういう選択肢も有るよ~」とコツコツ布教中。

皆が知って気軽に協力できると良いな。

ご興味のある方は是非

日本カーシェアリング協会さんのHPのぞいてみて下さい。



被災地が一日も早く復興し、住民の皆さんが穏やかな日常生活を

おくれますよう心よりお祈りしています。


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