これだけ知ってればOK!個人住民税のいろは
・住民税=課税所得×10%
・毎年役所が計算してくれて
・6月に新しい納付書が届く
というお話です。
※大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 5月26日放送より
■ 課税所得×10%=住民税
今日は、住民税について知っておいた方がいい話をします。
まず、こんな都市伝説を聞いたことがありませんか?
住む場所によって、住民税は違う。
これは全面的に間違っているので、覚えておきましょう。
住民税は、どこに払おうと、一律10%です。
収入から控除を引いた後の課税所得に対して、10%の金額が住民税になります。
そして、ほとんどの方の住民税は、役所の方々が計算してくれます。
■ サラリーマンの納税の流れ
サラリーマンの税金の流れとしては、まず12月に年末調整があります。そこでは、会社が所得税を計算してくれます。
その後、源泉徴収票がもらえますよね?
そして、その情報を会社が役所に提出します。
この時点で、役所がサラリーマンの年収情報を把握するわけです。そこから計算が始まり、6月に住民税の納付書が届きます。
ですので、2019年の住民税は、2020年の6月から支払いがスタートすることになります。
つまり、毎年6月は、給料から天引きされる住民税の金額が変わることになります。
■ フリーランスの納税の流れ
一方、フリーランスや個人事業主の場合は、3月に確定申告をします。そこでは、前年の所得税を自分たちで計算します。
その時点で、役所は年収情報をもとに計算を始め、6月に住民税の納付書が届きます。
なので、フリーランスもサラリーマンと同じく、6月に住民税が変わります。
またこちらの場合は、6月から、1年を通して4回に分けて、住民税を納付することになります。
■ 6月は、住民税が変わる季節
つまり、6月は住民税が変わる季節ですね。
サラリーマンは、天引きされる金額が変わります。
フリーランスは、金額が変わった住民税の納付書が4枚届きます。
以上が、ざっくり住民税の全体系になります。日本人全員の住民税の計算は、お住いの役所の方がやってくれるんですね。そう考えると、大変ですよね。
■ これを知ってるひとは、リテラシーが高い
さて、ここまで住民税の全体像をお話してきました。
みなさんは知っていましたか?
知っているあなたは、偉いですよ。どこかで自力で勉強しないと知らない話ですから。
一方、知らないあなたは、落ち込む必要はありません。日本では、こうやって体系的に教えられる機会がありませんから。
だからこそ、このnoteで簡単にでも覚えておいてもらえると、僕はすごく嬉しいです。
■ 税教育が無いのは、悪循環
そして、つまるところ、これを教えない教育って、おかしいですよね。
正直、「税金を絶対絶対払いたくない!」という人は、ほどんどいません。
でも、
・なんかよく分からんけど、天引きされてる
・3月に確定申告、めんどくさいけどやらないと
・6月に住民税の納付書きた
・8月に事業税きた
・なんか1年中、税金払ってる
・よく分かんないけど、不当に取られてない?
とか、思っちゃうんですよね。
そして、政府は政府で何に使ってるのかよく分からない。
こんな風に、なんとなく悪循環になっています。
ですので、教育の現場で教えてあげて欲しい。今回の住民税の流れくらいなら、小学生でも理解できると思うんですよ。難しい漢字とか使わないので。
だから、やっぱり僕はお金の教育を義務教育に入れるため、今後も一生をかけて活動をしていきたいと思います。
■ まとめ
さて今回は、
これだけ知ってればOK!個人住民税のいろは
・住民税=課税所得×10%
・毎年役所が計算してくれて
・6月に新しい納付書が届く
・やっぱり、教育に必要だよね
という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
じゃあね!
大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n
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