見出し画像

【不妊治療の記録#05】採卵は数が重要、でもそれが辛い

前回の内容はこちら↓

39歳で不妊治療専門病院に通い始め、タイミング法を半年、人工授精3回行なったが惨敗。40歳の誕生日を迎えて体外授精にチャレンジを決意するも採卵2回はお見送りに。

無事に卵子が育ちついに採卵へ

3回目の体外受精周期。いつものように排卵誘発剤を打ったところ、均等な卵子が5個育っているとのこと。今回は採卵までいきましょう!と言われついに先に進めることに。

採卵日の当日は午前8時半に夫の精子を持参して病院へ。超音波検査をして手術について先生と話し、個室に移動して着替え呼ばれたら手術室へ。

麻酔をかけ、看護師さんに数を一緒に数えましょうと言われ、「いーち、にー、さーん‥」と数えている間に意識は飛んでました。正確な時間はわかりませんが採卵手術は10分も経ってないと思います。

「終わりましたよ」と声をかけられ、麻酔が効いていて自分の力では動けないので看護婦さんに担がれ個室に移動。1時間ほどベッドで寝て、待合室に戻り、採卵後の状態を先生と話します。

採卵は何個の卵子が取れるかが重要、でもそれが辛い。

今回の採卵で5つと言われていたのですが、合計6つの卵子を採ることができました。年齢が若いと10個以上採れることもあるようなので、よく採れた方なのかもしれません。数が多ければ受精率も上がり妊娠の確率も増えるんですが、人によっては排卵誘発剤を打っても卵子が毎回1つしか育たなかったり、決して年齢だけが原因ではなく、なかなか採卵まで至れない人もいるんです。

体外受精は妊娠に至るまでに色んな壁がある事は、自分が経験してなかったら理解できなかった事だったなと思います。何度も採卵をチャレンジしている人もいるとの事。私もすごくしんどかった。病院での注射に加え、決まった時間になると家で自分で注射を打たねばなりません。それが嫌で嫌で仕方なかった。あとホルモン剤の影響なのか、太るしむくみます。

実際友人で何度も採卵しているが、なかなか卵が育たないという友人もいてとても苦しんでいます。(最近妊娠できました!)何度も注射と採卵というのは本当に精神的にも苦痛で、とても辛い事だと思います。

体外受精と顕微受精を1度に両方行う事に

病院の方針にもよりますが、通っていた病院は一回で体外受精と顕微受精を両方行えるとの事で、「精子の状態が良いので体外受精だけでも問題なさそうですが、顕微受精も行いますか?」と先生に聞かれます。

もちろん2つ行えば費用も上がるので少し悩みましたが、今回でもしダメだったら妊活は休む(辞める)つもりでいたので、費用は惜しまず両方行う事に。卵6つの内、4つ体外受精、2つを顕微受精で進める事にしました。

先生との相談が終わり、採卵日は無事に終了。まずは第一関門をクリアしホッとした気持ちで、午後には仕事に行ったのを覚えています。




この記事が参加している募集

最後まで読んでいただきありがとうございます!! もし宜しければサポートいただけたら飛んで喜びます。 いただいたお金は野菜作りの為の費用と、南房総の道の駅でお金を使いたいと思います!