240727_夏休みの向こう側
・涼しいうちにミントの植え替えをした。根詰まりしてしまって元気がなかったのだ。
本当は植え替えに真夏は向いていないらしいんだけどミントの繁殖力を信じて決行。ラジオ聴きながら土いじりするのは楽しい。
・午前はピラティスへ行った。ピラティスは角度やポーズをきっちり守らないと効果的な筋トレにならない、ということが最近わかってきた。以前は40回やっても辛くなかったトレーニングが今日は12回目くらいで辛くなってきて「お、ちゃんと上手に出来てるぞ」と嬉しくなる。
普通は逆なんだよな、楽にたくさんできた方が嬉しいはずなのに。ピラティスの場合は辛い方が嬉しい。
・午後はカウンセリングへ。会話を通して記憶と心の整理をする感じだった。あの時はあんなことを思っていたな、とかそういう感じ。話したいと思ってたことはほとんど忘れて違う話をした。
私にとってはきちんと話して、解決することが大事。もちろん曖昧なままにすることも大事だ。私はすっきりしている方がいい、のというだけ。相反するけどどちらも間違ったりしていない。
・次の予定まで時間があったのでポケモンセンターへ行く。なんとレジが40分待ちだった。
ええい、と諦めてアイブロウサロンへ。ふた月に一度眉毛とまつ毛を整えてもらっている。毛量やデザインを整えてもらうだけで雰囲気が柔らかくなるので、投資だと思って通っている。
お風呂に入る前に全ての服を脱ぎ捨てる。すっぴんの自分を見つめて「可愛い」と思えたら嬉しい。そのための投資。他人に理解されなくたって構わない、私が私を楽しむための投資。
・夕方、友人と待ち合わせて焼き鳥を食べてお酒を一杯飲んだ。枇杷のサワーがあったので珍しいなと思って注文した。焼き鳥の盛り合わせの中にあった蓮根が刻んで混ぜ込まれているつくねが美味しかった。
元々甘いものも食べたいねと話していたので、その後資生堂パーラーに移動して友人はブルーベリーのパフェを、私は桃のフルーツサンドを食べた。
資生堂パーラーの生クリームは美味しい。生クリームが苦手な私でもするする食べられる。想像の1.5倍の量のサンドイッチが出てきたけれどするりと食べることができた。
・レイトショーで「化け猫あんずちゃん」を観た。
化け猫のあんずちゃんはのらりくらりしていて適当でどこ吹く風という感じだけど、言葉の端々がちゃんとこちらを向いている。とても素敵な猫だ。
町に住んでいる住人たちも魅力的で人間的(妖怪的)で他人と真摯に向き合える人たちばかりだ。
そこに嵐のようにやってくるのが「かりんちゃん」だ。彼女は自分の感情をだんだんと誤魔化せなくなって、あんずちゃんを巻き込んで大事件!さあどうする、あんずちゃん?!という感じ。
・とにかく背景が綺麗で、あんずちゃんの動きも最高だ。「うちの猫もしてる!」みたいな動きをするのだ。なのにおじさん。37歳だから。猫だと200歳くらいなのかな。オレンジ色ときみどりと水色が光る画面は夏休みのかたまりみたいで、手の届かないひだまりの中みたいだった。
私たちが夏休みを失った分だけ、あんずちゃんたちが夏休みを堪能しているみたいな映画だった。売り切れていたあんずちゃんがバイクに乗ってるキーホルダー、欲しかったな。
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