240821_このダイヤを乱したのは誰
・大学病院は行くだけで気持ちが疲れてしまう。どんな病気の人たちかはわからないけど、少なくとも大きな病院に通わなくてはならない人々の足取り。勝手に喰らってしまうのよくないのですが。
診察後に丸の内のQ.O.L.coffeeへ。出汁巻きサンドが食べたかったが11時からだったので、アイスを食べながら待つことにする。
・出来立てのサンドイッチはとても美味しかった。ふわふわではなく卵液の名残がわかるとろとろの出汁巻きはうっすら出汁の味と少しの辛子の味がした。
かなり人気のお店らしく10時の時点でほぼ満席で、サンドイッチを食べている間に少しづつ人が減っていって11時45分には私だけになっていた。昼を過ぎるとまた混むのだろう。併設されていたコーヒースタンドがすでに賑わっている様子だった。
・体がぼろぼろだったので鍼灸サロンに行った。疲れが取れれば…というほんの少しの希望と針を刺すの面白そうだな…の気持ちで行った。
・鍼を刺すのは想像よりかなりアトラクションだった。
痛いぞ、と思ったら鍼を刺すための道具が肌に食い込むからで、実際の鍼は驚くほど痛くない。どんだけ細い鍼なんだ、こんなに痛くなかったら抜くの忘れるんじゃない？抜くの忘れて起き上がったら鍼が身体の中にめり込むんだろうか…それとも折れるのかな…などと考えながら施術台でドーナツみたいな穴に顔を埋めていた。
痛い場所もあって、私は首の左後ろと左の肩甲骨あたりが痛かった。
大きな鍼には電気を通すので、ベースラインみたいな振動が肩周りに響く。それがちょうど子供にチョップされたみたいな鈍い重たさの振動で面白かった。
鍼を抜き忘れることはままあるらしく、Googleで検索したら「鍼 抜き忘れ 防止」みたいなワードがサジェストされて怖すぎるな、と思った。そういうことあるんだ…私が詐術してたらきっと抜き忘れるだろうからわからなくないんだけど。
・美容鍼もセットだったので施術してもらった。皮膚が薄いのか顔や手に鍼跡が残ってしまったのでリピートはしないと思った。洗顔をしたら染みて痛い。
背中はものすごく楽になったので身体だけならいいのかも。胃もやってもらった。胃が鍼で良くなるならそれに越したことはないな。
・夕食を食べながらプラレールを実際にダイヤに合わせて走らせる動画を見た。鉄道に詳しい人しか知らない会話がたくさんあって面白い。「10両編成の電車は各駅停車の駅に止まれない」とか、「大幅遅延した時は終点駅まで行かずに少し手前で折り返し運行して遅延を短縮する」とか。折り返し運行のことを山切りと言うらしく「山切りして！」と叫ぶ指令役の人が格好良かった。
前編を見たので後編も見ようと思います。東京都心の指令室の人、気が狂わないんだろうか。いや、多分日々狂っているんだろうな。