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2024J1第2節 vs川崎フロンターレ【REVIEW】

2024/02/24(Sat)15:00キックオフ
明治安田Jリーグ第1節
湘南ベルマーレvs川崎フロンターレ
【REVIEW】

おはようございます!
mondayです。
我らがジュビロ磐田は、次節3/1(Fri)に川崎フロンターレとのアウェイゲームがありますので、フロンターレの開幕節のレビューをしてみました!
個人的に思ったことを書いておりますので、詳しい戦術分析等はできておりませんが、試合をたくさん見ながら少しずつそういったこともできるようになればと思っています。

まず、スタメンですが、湘南ベルマーレは、4-4-2で来ました。昨シーズンまでは3バックが基本システムだったと思いますが、開幕戦ということもあり、対フロンターレというよりは、今シーズンのベースとして4バックを整理してきたと思われます。
スタメンで気になった点は、昨シーズンの1stチョイスであったと思われるGK1ソンボムグンではなく富居だった点です。コンディション等を考慮したのかもしれません。
対して川崎フロンターレは、2/20のACLにて敗退が決まったこともあり、現時点で組めるベストメンバーをこの試合のスタメンに持ってきたのではと思われます。
スタメンで気になった点は、CB4ジェジエウがメンバー外だった点です。2/13のACLではスタメンフル出場していましたが、2/20のACLでは後半終了直前での投入とスタメン起用ではなかったので、怪我やコンディション不良なのかもしれません。

開幕節を振り返りますと、前半ですが、ベルマーレはセットプレーから好機を演出していました。
5分の先制シーンもボランチ14茨田のFKのクリアを18池田がダイレクトでミドルを決め、その後も2杉岡のサインされたCKを5田中聡がダイレクトボレー(クロスバー直撃)するなど、得点機会は見られました。
流れの中では、22大岩がクリアを味方に繋ぎそのままオーバーラップするなど、そこまで多くはない攻めの機会を上手く生かしながらできていたと思います。
対するフロンターレは、先制されましたが、14脇坂の逆足スーパーミドルが決まり、同点に追いつきます。このシーンについては、シュートを決めた脇坂を褒めるべきであり、ベルマーレの守備に大きな問題はなかったのではと思います。
フロンターレは足元でつなぐ意識が高く、パスやトラップの精度もかなり高いので、パスする先はとてもわかりやすいですが、なかなか奪うことが難しいと思います。パスが出されるところへ素早くプレスをかけて、パスミスを誘うことが大事だと思います。
また、短いパス交換だけでなく、23マルシーニョや9エリソンの裏への浮き玉パスも見られ、ベルマーレ守備陣を揺さぶる効果的な崩しが多く見られました。
前半は1-1で折り返しとなります。

後半は、ベルマーレGK23富居へのバックパスに猛烈にプレスをかけた9エリソンが奪い逆転に成功。9エリソンはスピードもあるため、プレスにも要注意です。
ベルマーレも途中投入の30鈴木淳之介のミドルシュートを同じく途中投入の7阿部が方向を逸らして見事な同点ゴールかと思いきや、7阿部の位置が少し出ており、オフサイド判定となりました(現行ルールなのでしょうがないですが、これくらいならゴールを認めて欲しいところもありますが…)。
ベルマーレはその後もサイドを上手く使いながら攻めの機会を作りますが、フロンターレも攻守の切り替え早く、守備の意識が高く、要所を締めていました。
特に8橘田、14脇坂は奪ってから前にドリブルで運ぼうとしたり、上手く相手のファールを誘う動きを見せており、試合運びがとても上手でした。
また、試合終了間際には新加入35丸山を投入し、5バック化して守備を強化、また、20山田新を入れ、41家長とともにコーナーフラッグ付近で時間を上手く稼ぐなど、落ち着いた試合運びだったと思います。
結果は1-2でアウェイの川崎フロンターレの逆転勝利となりましたが、スコア以上にフロンターレの強さが際立つ試合となりました。

以上を踏まえ、フロンターレの攻略法ですが、FWとMFの基礎的な技術はとても高く、特に3トップ、9エリソンのフィジカルを生かした突破、隙あらば前を向きシュート意識も高いストライカーの技量、23マルシーニョのスピードを生かしたドリブルやサイドに張るだけでなく9エリソンの近くでプレーすることで中央を打開しようとする動き、41家長の抜群のキープ力、そこからニアゾーンへ走り込む14脇坂や5佐々木へのパスなど、攻めのパターンは多彩であり、抑えるのはかなり難しい相手だと思います。
まずは、前半を無失点で凌ぎ、後半何が何でも得点を奪いにくるので、少しでも焦らせることが重要ではないかと思います。
焦らせた上でパスやトラップミスを誘う、前がかりになり、守備の枚数が少ないところをカウンターで狙う、この時に、ジュビロは31古川や11ジャーメイン良といった、ドリブルやスピード自慢の選手起用が活きると思います。
また、4バックでのパス交換も多いですが、パススピードがやや遅い印象があり、特にジュビロにも在籍経験がある3大南は足元の技術がそこまでずば抜けているわけではないので、タイミングを見てプレスをかけることは有効だと思います。
また、フロンターレは4-3-3を採用しているので、鉄則ですがアンカーの8橘田の脇は狙いやすいので、ジュビロの10山田大記がここを狙い、パスを受けながら7力也らが絡んで組み立てを行いたいです。
また、フロンターレの平均身長がずば抜けて高いわけではないと思いますので、セットプレーの機会は大事にしたいですね。
また、フロンターレCF9エリソンが後ろに降りてきて、ベルマーレのCBとボランチの間で受ける機会が散見されたので、ここを誰が見るのか、マークの受け渡し、パスコースの切り方をしっかり準備するべきだと思います。

mondayのスタメン案ですが、変わらず4-2-3-1
1川島、36リカルドグラッサ、6伊藤槙人、4松原后、50植村洋斗、7上原力也、16レオゴメス、37平川怜、14松本昌也、10山田大記、11ジャーメイン良
で良いと思います。
リザーブですが、2/25(Sun)の藤枝MYFC戦も受け、少しいじっても良いのではないでしょうか(MYFC戦を現地観戦していないのでどの選手が良かった等はわかりませんが…)。
例えば、
21三浦龍輝、15鈴木海と、25中村駿、13藤川虎太朗、31古川陽介、41石田雅俊、99マテウスペイショットはどうでしょうか。
もちろん26西久保駿介、40金子翔太、16ブルーノジョゼらも良いと思いますし、ペイショットがスタメンであれば、リザーブに17ウェベルトンを入れるのも面白いと思います。
開幕節のヴィッセル神戸と同様に強豪相手となりますが、J1でトップオブトップの強度を最初から体感できることは、今後の試合に向けてとても良いと思います。
決して怯むことなく、自信を持ち、リスペクトを過度に持ちすぎないようにすれば、互角の戦いはできるのではないでしょうか。
平日のナイトゲームですが、良い試合となることを期待しましょう!

monday

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