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はじまりの前

母が送ってくれた水晶文旦の苗。
植木鉢では限界になり
夫が捨てろと言い出した。

母が亡くなり、形見のようになった苗木を
捨てろと言えなくなった夫が
近場の住宅地の奥にある斜面が売り出されているのを見つけてきた。

いっそ果樹園でもとレモンの苗などと一緒に植えた。
終わりの見えないコロナ禍で、
外出も畑なら後ろめたくない。

そして、里山暮らしへつながっていく。

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