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夢のメモ(CH編)

これは、希望が破れてしまったという結論の話しではなく、寝るときに見る夢のことだ。

僕は、ふだん寝た時に見ていたはずの夢を殆ど覚えていない。多くの人がそうだろうと思っているのだが、いちいち覚えていられないし、悪い夢なら忘れるに限る。いい夢だとしても、しょせん夢なのだから忘れてもいい。

今朝よみがえった夢の記憶は、忘れてはいけない気がして、ここに書いておく。

気がつくと、私たち家族は引越しをしていた。夢の中では、新居に到着して、荷を解く作業をしている場面だった。荷物を開け、収納にしまう。いつしか、8畳くらいの部屋に住民が集まっていて、自己紹介が始まった。あ、この名前は職場で聞いたことがある・・。あ、あの人は確か子どもと保育園が同じだ・・。なぜかぼんやりとしながらも、顔と名前を一致させようと苦心していた。

自分の番が回ってきて・・・目が覚める。

大したことのない夢である。しかし、僕にとって引っかかる部分があって、今朝もずっと考えていた。そして、一つの答えのようなものが見えた。この状況は、何だろうか。おそらく、何らかの共同生活の始まりの風景のようである。

地域でお世話になっている方が、コレクティブハウス(CH)に関わっておられる。具体的な関わりについては言及しないが、とにかくそのCHについて、僕たち夫婦は興味があるのだ。以前、そのCHの住民の方々とご一緒して会食をしたことがあったが、みな楽しそうであった。家族のような、でも他人同士で、しかし一つの場所を共有しながら気配を感じながら暮らす日々は、面白いだろうと思う。ストレスがかかる面も大いにあろうが、様々な世代が近くにいることの安心感や、温かみのようなものに興味があるのだ。

おそらく、今朝の夢はそのCHでの生活の始まりをイメージしたものだったのだと思う。これが正夢になるとか、目標になるとかではない。ただただ、書いておきたい。前夜に、近隣の市にCHが出来たという記事をいくつか読んでいたことも影響しているが、今後の共同住宅の形として大いに活用されていくのではないかと思う。

地域で、様々な人とのつながりが叫ばれて久しいが、実際に実現するには多くの課題と、長い時間がかかる。物理的な距離もあるし、埋めていくためにはお互いの理解を進めて行く必要もある。CHならば、その物理的距離がかなり短い。大人だけではなく、子どもたちを介して知り合う大人たち、世代の違いを肌で感じる瞬間が多くあることだろう。

もちろん、住民同士のトラブルや、取り決めを守り続けることはストレスになり得るとも思うし、そういった付き合いが嫌で、マンションでの暮らしを選んでいる方もいらっしゃることは重々承知している。入居するためには、お互いに分かり合う必要があり、お金だけでは解決できない課題も多くありそうだ。しかし、子どもたちが遊んだり、学んだりする環境を考えたとき、多くの大人の目があり言葉かけがあることは、視野を広げ思考を刺激するきっかけとなるのではないかと期待しているのだ。

落ち着かない夢だったけれど、見られて良かった。
続きが見られるといい。

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