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日めくり腕まくり

数日前のことだけれど、フォローしている、ふるやさおりさんが、毎日更新が途絶えてしまったらしい。ただ、その理由と再発防止策を考えて書かれていた投稿にハッとさせられた。

何日続いたかよりも、なぜ更新できなくなったか、の方を考察してあり、そうそうと共感した。

毎日書いていたら、何か効果があるかと問われても、僕は実のところよく分からない。強いていえば「毎日書きたくなる」という答えになるかなと思う。

毎日更新は、ほかならぬ自分のためであり、その次に読んでくださる方の温かなリアクションに支えられている。いつもありがとうございます。

かつて、毎日更新をするためのコツとして、毎日投稿するしかない!と書いたことがあるが、そこからもう少し深掘りして書きたい。

この投稿が、毎日更新をしたい誰かに届くことを願って。

毎日更新を続けるために、僕が断続的に考えていることを挙げてみると、こんな感じになるかな・・というリスト。もし、参考になれば。


書くハードルを下げる

とにかく書いてみて、投稿してみるのを続ける。目の前の誰かに、自分のことを話している感じ。こんなの面白くないか、と思っても読む人の受け取り方は違ってくる。


目の前のことに疑問を持つ

批判的とか懐疑的とかじゃなく、むしろ内省的な視点のこと。いま何でこう思ったの?と自分に聞き返す感じ。自分の思い込みや、過去の記憶が透けて見える。


昔のことを思い出す

僕の書いていることは、大抵思い出からの引用。美化されてしまった部分もあるけれど、自分を支えてくれる経験は誰かの役に立つかも、とも思う。


誰かにお願いする

投稿の部品を誰かに作ってもらう約束をすると、書かねば、と思う。僕の場合は、週2回分のサムネイルをお願いしている。事前に公開前の投稿を共有するのもちょっと内緒話みたいで楽しいし、得意な人、上手な人にやってもらうのは、気持ちが楽になる。


誰かと競う(ライバルの設定)

あからさまにどうということではないが、少し先を行く毎日更新の先輩を見つける。コンテストや企画に参加するのも、ライバル設定していると内容如何の前に、書こう、ってなる。


ポジティブな視点を

これすごく大事なことで、性格とか環境とか体調でも多分に変わってしまう。ポジティブって何、と思うけれど、「いつでも読める」とか「攻撃したり、責めたりしてないか」を確認しながら。


とりあえず、すごい、から入る

当たり前のこと、常識的なこと、今更気がついたの、みたいなことでも書いてみる。なんでも褒めてみる視点は、新しいことを教えてくれる。元々好きなものを、“なんとなく好き”じゃない説明を考えたりとか。


書きたいことを決めない

これしかない・・は危ない。あれもこれも、と残しておくと書きやすい。投稿の結末を用意して書くのもいいけれど、ゴールはどうなる!?みたいに書き始めるのも一興。お題も企画も、新しい自分を知るチャンス。


間違えないように書く

思い込みや勘違い・・誰にでもあるけれど、ちょっと調べたらわかるとか、単なる誤字脱字も読み手にとってはちょっとストレスに。とはいえ、撲滅はなかなかできないけれど。


早めに投稿する

1日は長いようで短い。日付が変わってしまう時間までに投稿すればいいので、できれば朝投稿したいと思いながら、休日はうまくいかないことも。


自分にインタビューする感じ

家族にインタビューしたことを投稿したりするけれど、書いている時は自分にインタビューしている感じなのかもと思うときもある。


タイトルを決めない

タイトルは最後につけることが多い。そのためタイトルなしの下書きリストを開いてみて「こっちじゃなかった」が多い。サムネイルは、タイトルのさらにあとに決める傾向。


サムネイルをまず選ぶ

これは何も書くことが思い浮かばない時に。サムネイルから考えてみることもある。例えばキーワードみたいなので検索して、出てきた画像から思い浮かんだことを書いてみるとか。例:自由で検索して17番目(誕生日)の画像・・とか。


あとで誰かに教えられるように、目の前のことを覚え込む

もはや勉強と同じ感覚か(笑)いや、そんな緊張しなくていいけれども。感情も風景も、なかなか覚えていられないもので。すぐにメモ。


怒らない、いじけない

とっても難しいけれど。ついつい比べて焦ったり、悲しんだりしてしまうもので。でも、それはそのまま書かないほうがいいかなとは思う。読み手も人間だから。


どうでもいいことを深掘りする

これ大事。自分がどうでもいいことって、意外とみんなどうでもいいので(笑)、そこにあえて言葉を費やすのって楽しいと思う。個人的には。・・どうでもいいことを書く、これ意外と難しいのですよ。


難しい言葉を使わない

当たり前だけれど、誰が読んでるか分からないし、なにより誰が書いてるかもわからない。だからこそ、分かりやすく書けることは、ある種の才能だと思う。


好きなものを見つめ続ける

一回で終えるのではなく、何度も書く。視点が変わった、感想が変わった、観察日記的な。変化を見つけたり、自分から変化させてみることもあるかも。


書く居場所をいくつか作る

集中して書けるとっておきの場所はとても貴重だけれど、僕はとにかく時間が足りないので、スマホで書き続けている。


小出しにする

いっぱい語らなくていい。僕が毎週書いている旅の記録は、ひとつの旅を何度も書く。時にはほかの旅と繋げたり。超大作より、まずは1ページ分を。


時間をかける

結局のところ、書くのは時間がかかる。僕は特にそう感じているし、だからこそいつでも書いている。パッとスッと書ける人は、それでいいのです。この投稿も、結構時間かかってるんだな。


恒例化

毎週月曜日は、旅の記録
毎週木曜日は、読んだ本のこと

僕の中でこれは毎週続けられると踏んで始めたテーマ。とはいえ、なかなか大変。


投稿後でも修正する

読み返して気がついたら間違いは、潔く消す!のではなくて、ちまちま直す。僕は投稿後に何度も修正している。以前は過去記事を削除したら、そこで毎日更新が途絶える仕様だった。


嘘をつかない

盛ることはあるが、投稿前に読み返して、やっぱりやめようって消してしまう。正直に書く。あとは恥ずかしがらないことも大事。恥ずかしがると、ふざけたくなってしまう・・のは僕だけ?


毎日更新を続けるのは、やっぱり自分だけでは大変だということがある。家族の協力も必要だし、時間も必要になるし。たぶん何かできなくなってしまうかも知れないし、書く時間はそれ以外のことはできないし。

たくさん書いてしまったけれど、やはり読んでくれる人の存在は、続ける理由だなと思う。

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