フロム熊本
本が届きました。
本を書いたのは、企画者であるレシーブ緒方さんとnoteで繋がっている皆さん。光栄なことに、僕の書いた「相棒」のことも載せてもらいました。
この、みんなの作品集ともいうべき本が出来るまでに、緒方さんはどれだけの手間をかけたのか、そして、それを感じさせない整然とした完成品に、驚きとともに感謝の気持ちが湧いてきました。
自分から「載せて!」と手をあげて、記事を選んで(僕も含めて、僕の知っている方の多くは、読み手に選んでもらっていました。)、自分でお金を払って「購入」しているのですが、そこには期待を超える完成品がありました。
舞台裏を紹介させてください。
僕の話のサムネイルにはみんフォトから、板チョコの写真を選んでいました。チョコという色のボディバックの話だったのです。さて、そのサムネイルのチョコ・・どうやら企業ロゴが写ってしまっていたようで。
ある日、緒方さんからメールをいただきました。
サムネイルのチョコに企業ロゴがあり、そのままの掲載が難しいため、ついてはフリー素材からピックアップしてください・・かと思って読んでいたのですが、
ピックアップしたので選んでください、という内容でした。しかもその画像は、もとの画像と構図や色合いがとても似ていました。
事前にサムネイルの作成者(書き手ではなく)に連絡を取って、使用の許諾を得る徹底ぶりに、本の製作費を間違えているのではないかと不安になったものです。かなり手間がかかる作業だったと思います。
そして完成品には、書いた人、掲載されている話、それぞれに掲載されていた「二次元バーコード」。その発想に驚きつつも、またしても手間をかけてくれたことに嬉しくなりました。
それまで、パソコンやスマホの中でしか読めなかったnoteが、画面を飛び出して、文字通りノートらしいサイズ感と、手でページをめくれる感触に、新鮮な喜びを覚えています。
それぞれの作品が、その書き手の一部であることがわかるものばかりで、それぞれの方々が選ぶのに苦労したことがうかがえます。
紙の本にすること、僕も自分の投稿でやってみようかなぁと思っています。それは、販売目的ではなくて。
自分の作品を本にすることって結構大事だと思うのです。自分が行った旅行のフォトブックを何冊か作りましたが、あれも楽しくて嬉しかった。
楽しい企画でした!企画していただいた、レシーブ緒方さん、掲載する投稿を読み手が選ぶという新しい視点を下さった、おだんごさん、そしてご一緒できた皆さんに、感謝を込めて。