こどもたちの効能

連休のある日、我が家に子どもたちが遊びにくる日が来ました。

家を購入した当初「誰かに遊びに来て欲しいよね」と夫婦で話していて、実際、お互いの実家はもとより、友人たちを呼んで、ちょっとしたホームパーティのようなものをしていたこともありました。

ただそれも束の間、子どもが生まれて時間が取りにくくなったり、モノが増えてなんとなく片付かなくなったりして、みっともない部屋のままに・・。いつの間にか「誰も呼べるわけないじゃん」という言葉を、子どもたちにかけてしまうようになってしまったのでした。

なんたる変化でしょうか。しかも子どもたちの所為にして、自分たちの片付けられない怠惰な心を隠しているようなふうを装っているわけで・・。

なんとかしないとなぁ・・と思っていた矢先、同じことを考えていた妻が「片付け」「断捨離」のような動画を毎日観ることを始めました。最初は、とりあえず観るだけ。聞くだけ。家事をしながら、時には「あはは」と笑いながら。

それを始めてから、ゴミの日に出すゴミの量が増えました。そして、玄関も片付いていきました。まだまだ片付けるもの、収納家具の必要性などはありつつ、綺麗になっていく我が家。

子は進級してから、新しい友人関係も始まり、誰かと家で遊びたいということで、この5月の連休中に遊ぶことになったのでした。そして、色々と調整があって、男の子の友達が２人来ることになったのです。

我が家に、遊び盛りの男の子がくることなど初めてのことでしたが、どうにかなるでしょ・・と、当日を迎えました。

当日は、飲み物はいるかなぁ・・とジュースくらいは買ってきました。結果的には、子どもたちがお互いの親御さんたちからお菓子や飲み物を買ってもらって持参。

我が家のダイニングテーブルは、おやつが広げられて、子どもたちは給食のようにたくさんのおやつを食べていました。

普段、おやつの量を節制している我が家としては、今日は特別、と許しましたが、あんなにお菓子を食べているのを見たことがないくらい食べていました・・。

リビングにある幼児用のジャングルジムが片付けられないため、そのままにしてありましたが、それが格好の遊び場になりました。

使用推奨年齢としてはアウトだったのですが、部屋の真ん中に置いてあるのだから、遊ぶなとも言いがたく、いかにも男の子らしいというか、ふだん騒がしく遊んでいる我が子たちよりもさらに賑やか。

結局、家の中では足りないので、公園に行って遊ぶことになりました。

子の友だちとはいえ、我が家にかなり久しぶりに他人がやってきました。

掃除をして、なんとなくみっともなさを減らしてはみたものの、まだまだモノが多いのと、しまう場所が少ないなと改めて感じたのでした。

ただ、力の入れどころを知って片付けるのは、効率がいいし、効果もわかりやすく見えるので気持ちよいものでした。

定期的に家に他人を呼ぶと片付く、と言われていますが、果たしてその通りでした。

もっともっと片付けしたい連休明けです。