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かくとき、すこやかなるとき、やめるとき、

#読まれないnoteを書こう

誰かが教えてくれるのか、それとも自分から悟るのか、それとも別の力がそうさせるのか・・・毎日していることを、続けることも力が必要だけれど、反面、やめることもまた別の力のようなものが必要なのではないかと思う時がある。

もちろん、やめるのだから、力を抜いて「やーめた!」と思えば、それでおしまい。

であるけれど。

何を書いているかというと、noteのやめどきみたいなものを考えることがある、ということ。

もちろん、すぐにやめるとか、そういうことではない。

850日以上もの間、毎日投稿することは続けている。パソコンかスマホを毎日起動して、noteのアプリを開き、下書きにリストアップされているタイトルをクリックして、続きを書いて、投稿ボタンを押す・・これを毎日繰り返している。

公開中の記事はおよそ1,300らしいので、投稿後の修正や下書きに戻すなどの作業を含めれば、少なくとも1,500回くらいは繰り返している作業であり、内容は日々バラバラであるけれども、習慣になっているとも言える。

やめどき、は難しいものなのだろうか。ふとした拍子に毎日更新が途切れてしまったり、書ける(投稿する)体力がなかったり、道具がなくなってしまったりしたら、途端に書けなくなるから、更新を止めざるを得ない。

更新をやめてしまったとしても、このアカウントはできるだけ残しておきたい。それは、誰よりも僕が自分の書いたことを読み返したいからだ。記憶の補助的な役割を期待しているのもあるけれど、それとは書いていなくても、書いた時のことを思い出せることがある。

やめるとき、を想定するなら、ひとつの基準のようなものとして考えているのは、批判や怒り、悲しみや辛み、いわゆる悲壮感のようなものが漂う投稿が続いた時だ。

それは一旦走るのをやめないといけないし、振り返ったり、コースを変えるべき段階にあるとも言えるのではないかと思う。ふだんは明確に語ったことはないものの、(元来後ろ向きな思考をしがちではあるものの)明るい、楽しい、しょうもない、そんな投稿を心がけている。

この企画を知った時、何かとてもホッとしたのは自分でも意外だった。

読まれることを期待していない投稿、・・書いていいんだ。

読まれないnote・・それは、多くの人が経験した”始まり”でもあるし、今も直面している悩みでもあるかも知れない。

ただ、自分の書いたnoteで世界を変えようとか、noteを読んでもらうことで元気になってもらおうと思っている人には、読まれないnoteはある意味では無価値だ。そういう人は、この企画は楽しめないだろう・・と思ったりする。

読まれなかったとき、どんなことを書いていたのかな・・とダッシュボードから探してみた。PV数が”9”という投稿があった。(フォロー・フォロワー数も少ないので、単純に比較はできない。)

そこには、”好きなこと”は書いてなかった。とはいえ、情報を伝える系でもないし、エッセイの風情だが、自分の好きなことを書いていない、その緊張感のようなものがあった。

ちなみに、最大PVの投稿は25,000超・・オバケすぎて怖いのは、キッシュのレシピを投稿したものだった。食べるのも、作るのも、好きだ。


正直なところ、最近は、注目記事に選ばれることがほとんどなくなってしまった。それが目標ではないにしても、毎日書いているけれど、たまに褒めてくれる・・みたいなことがなくなったなぁなんて思う。

とはいえ、自分の投稿の(僕だけが考えている)いいところは、あまりこねくり回していない、そのままの書き方をしている(というか、それだけしかできない説)ところかも知れない。

読まれるために、何か工夫しているかといえば、あまりしていないし、かつてはTwitterでも自分自身の投稿をシェアしていたけれど、Twitterのフォロワー数がnoteの8分の1程度なもので、あまり意味がなさそうだと思って定期的にやるのはやめてしまった。

徒にスキを集めるような気持ちで書いたり、PVを増やすためにタグをペタペタやるのも、気持ちの余裕との兼ね合いである。読まれなくていい、とは思うけれど、一度たくさんの人に読まれる喜びという温泉に浸ると、そのお湯が減ってくると結構寒く感じるものかも知れない。

誰かと競っているわけでもないし、もっともっと自分の好きなことを見つめるためにも、この場所は続けて行きたい。

やめるとき、を考えていたけれど、それは自然にやってくるものだろう。

うっかり毎日投稿が途切れてしまったり、書く時間が見つけられなくなってしまったり。それでも、僕は自分が何日も書けたこと、そしてそれを続けられたことは、誇りに思うだろう。そして、本当にやめるときが訪れた時には、きちんと挨拶はしたい。

奇しくも、noteの初投稿のタイトルは「こんにちは」であった(現在は削除)。




#読まれないnoteを書こう #かんがえたこと #毎日 #やめどき #スキもらうよりコメントほしい

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