GWをPWにしたころ
GWが始まりました。GWと書いても、意味が通じるのは、この書き方が多くの人に当たり前になってきているのだと思います。僕が子どもの頃は、ゴールデンウィークという単語よりも、5月の連休という言われ方をしていたような気がします。
もともとは黄金週間なんて四字熟語が生まれて、それを英訳したものなのかなぁなんて想像しますが、とにかく5月に連休があることは喜ばしいことです。
昨年も、今年も、4月は目が回るような忙しさだったこともあり、ここらで一息・・はありがたいものです。5月の連休には絶対に旅行に行く、という方もいるでしょうし、家でのんびりするという方もいるでしょう。
この時期、外出するのがとても気持ちよく感じられる気候になります。数年前、GW の期間中、ほぼ毎日ピクニックに出かけていた時がありました。天気が良かった、ということもありますが、ピクニックそのものが楽しかったのです。
結婚すると、お互いの家の文化を持ち寄ることになりますが、長年「当たり前」で生きてきた暮らし方から、かなり違った面を感じることもしばしばあります。折り合いをつけるとかして、それは混じり合って行くものでもあります。
ピクニック、子どもの頃の思い出として、僕は大事に持っていました。公園や遊園地、動物園に海や山でも、外でご飯を食べるのは、普段とは違う時間を過ごせました。
対して妻は、ピクニックの思い出があまりなかったのです。そこで、子どもが2歳になる前のGWだったと思いますが、妻の両親と共に、河川敷でピクニックをしたのでした。
ご飯を食べたらすぐに走り回れる環境で、我が子は自由でした。ただ、手を綺麗にするための水道が遠く、除菌ウェットティッシュが大活躍することも分かりました。外食に行くよりも安く、じいじばあばも孫に会えてとても楽しそうでした。
その日以来、僕たちは毎日ピクニックをすることにしました。河川敷、動物園、車で向かう大きな公園、電車から見かけた公園、昨日と同じ公園にもお弁当を持って繰り出したのでした。
準備や片付けは少し手間がかかりましたが、天候が良かったこともあり、5日間連続でピクニックができたことは、とても印象的でした。
お弁当を持っていると、どこでもお昼ご飯を食べさせられるという安心感もあり、子どもたちごとに持ってもらうことで親の負担も少なく、なんとなくお昼ご飯代が得した気分になります。
手の込んだおかずは作らず、とりあえず詰め込んで出かける、あの手軽さも懐かしい。
・・家族でピクニック、今度はいつできるかなぁ。
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