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ラン・ラン・ラン

あたかも自分が浦島太郎になったかのように、いつのまにか、こんなに社会が変わっていたのか、と思うことがあります。つい自分の時の記憶をたどって、こんなはずじゃなかったと思ってしまったり。

と、大げさに書いてしまいましたが、ランドセルの購入活動、いわゆるラン活が始まったのです。こんなに早いの?こんなにあるの?・・こんなに?の連続。でも、いまの子どもって選択肢多くて、羨ましいなぁと思ってしまいました。

僕の記憶は、店に行って「コレください」って買って帰ったイメージがあります。もちろん色は、黒の一択。子どもの僕には、デザインの違いも殆どわからず、留め金が楕円よりも長方形のほうがカッコいいという理由で決めた気がします。

ちなみに現代のラン活は、今から資料を検討して、現物を見るなり借りるなりして、注文して冬(2月とか?)に届くらしいのです・・。まぁ、高価なものなので在庫させるわけにもいかないから、受注生産なのかも知れませんね。

送られてきた封筒からして、とても楽しさが伝わる資料でした。カタログも、見開きでいろいろな世界観が演出されていて、デザインも色も豊富。様々なメーカーのランドセルを検討するつもりでしたが、圧倒的なカタログで、子はこのカタログしか見ませんでした。

資料に革見本がついており、色味がよく分かりました。ランドセルに対する工夫や、こだわりが見えるカタログで、僕がイメージしていたランドセルのカタログ・・それにしても、こんなに形や素材があるとは。

僕が、このお店の革製品をいくつか使っていることもあり、この店のランドセルだったら安心だなぁと思って、カタログを請求してみました・・が、すでに上に書いた2社のカタログが届いており、もはや子は検討すらしてくれなさそう(笑)

それは仕方がないとして、親としてきちんと知っておきたいし、ランドセルって一生に一度しか検討しないから、面白いなぁと思いながら過ごしています。

僕は革製品が好きなので、この何年かのあいだに値上がりしてきているイメージがあって、ランドセルって全面革だからかなり価格が高いのかと思っていました。

でも、側面は人工皮革だったり、僕が子どもの当時「新素材!クラリーノ」とかって言ってたのが、当たり前に使われていたりして、思ったほどの値段ではありませんでした。(安いわけではないけれど)

ランドセルは子のためのものですが、メーカーによっては、これは親向けでは・・と感じてしまうようなカタログもあり、全部ひらがなで総てのモデルが一覧表になっていたり、奥が深いなぁと思いました。

ランドセルの検討は、人生の中で一瞬だけれど、6年間使うものだし、そのあとも記憶に残るとしたら、しっかり悩んで欲しいと思うのでした。

そんな話をパパ友にしたら、うちはもう予約したよー、って早い!さすが「ラン活」なんて言葉ができるくらいに、重要事項なんですね。

#ランドセル #カタログ  

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