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人ごみ苦手な私の、東京お気に入りカフェたち②

さて、前回の続き。
前回ってなに?という方は下記の記事をご覧ください!



3.料理と暮らし適温

適温 というやさしい響き
なかなかない店名に一目惚れ

下北沢駅南西口。出口によって東京の駅は雰囲気が大きく異なることが多いなと学んだのも下北沢だったな。
南西口はなんだかとても綺麗でついコーヒー片手に歩きたくなっちゃう雰囲気。
なので友人を待っている間優雅にコーヒーでもテイクアウトしようと思って南西口から真っ直ぐ進んだらすぐ目についたのがこちらのお店。

塩キャラメルラテ。甘さの中に塩のわずかなしょっぱさ。そしてキャラメルの少しの苦さ。
最高か。

テイクアウトした時の写真はあまりの美味しさに撮り忘れたので、ない。
ちなみにジェラートのテイクアウトもあって、お店のすぐ外のベンチで人の流れを見ながら一休みできちゃう。

こちらはモーニングプレート。お値段は東京価格。
いいんだ、ここで過ごすことに価値があるんだ。美味しいし満足だ。

最初に来た時は友人との約束があったので店内で過ごさなかったが絶対再来すると決めていた。
しかも朝苦手な私が、モーニングを食べに。
素敵なカフェのモーのングのためなら起きれるのにな…ヘヘ

3度目が彼とディナーに。どうしてもこのお店の日中と夜どちらも楽しみたくて。

下北沢は若者で賑わっている街というイメージがあった。
もちろんイメージ通りでもあった。
でもこのお店にいる間はなんだか気持ちが落ち着いた。
店員さんの柔らかい声、美味しいお料理、日中は気持ち良く光が差し込み
夜は落ち着く暗さで心が安らぐ。
賑やかな街の中にも、安らぐ場所があるとは、新たな発見だった。

【料理と暮らし 適温】
東京都世田谷区北沢2丁目21-22 NANSEI PLUS 1F

4.Chanoma

本当にこんなところにあるの?と思うような住宅街を進むと見えてくる
和を感じさせる門構え

立教大学で資格試験があった帰り。
せっかく普段来ない池袋に来たのだから、カフェに行ってみようと思っていた。
でも池袋駅周辺は少し苦手意識があった。
何度も訪れたことがあるわけではないが初めて訪れた時の人の多さに圧倒されてしまった。
だから少し落ち着いた場所にあるカフェを探して見つけたのがここだ。

濃厚なテリーヌとほろ苦いカフェラテが最高の組み合わせ

きっと時間帯によってはもっと混むのだと思う。
私は一人客だったので入り口側の一人席に。
外のお庭が見えて気持ちよかった。
私と同じくして一人で読書をされてる方もいた。
緑が見えるだけで、安らぐなと感じるようになったのはいつからだろうか。

少し歩いたら喧騒な街並みが広がっているとは思えない。

私の地元は駅前でさえ割と静かだったので
駅前に人が溢れているだけで緊張してしまう。
でも目的地に行くには駅を通らなかればいけない。
だからその前に少し一息ついてエネルギーを養うんだ。

喧騒の中の静寂。

Chanoma
東京都豊島区西池袋5丁目12−3


5.WORLD NEIGHBORS CAFE 清澄白河

こういうカフェの看板や案内を見るの好き

私が好きなエリアの一つ、清澄白河。
最初、白河清澄とかって言っちゃってた田舎者です。
おしゃれカフェが多いので、土日は割と人がたくさん訪れるエリアだとは思うけど
緑が多く、清らかなイメージが強いので訪れる度にスッとする。
人はいるけど、静かな感じというんだろうか。

店内から見える木場公園の緑が気持ちいい。

地元から遊びに来た友人と一緒に遅めの朝ごはん。(世の中ではブランチというらしい)
お互いに都会慣れしていないので、少し静かなところがいいねということでここを提案した。
お互い、心が疲れやすいタイプなので会うといつも話が止まらない。
そんな時こそ、緑が見える安らげる場所がいいよね。

ブランチなので、ブランチなのでね、ポテトもつけてボリューミーにね。

素敵な空間と、美味しいものがあれば何時間だって語れてしまう。
男性の皆さんからは不思議がられるかもしれないが、あーでもないこーでもないとどんどんネタが出てくるもの。

隣に公園があるので、テイクアウトしていく人や、店内で本を読みながら過ごす人、何かノートに書き出している人。
みんなそれぞれの人生がある。
悩んだっていいんだ、迷ったっていい。
まずは美味しいものを食べて、緑に触れて、自分と向き合おうね。
そんなことを語り合いながらペロリと完食。

実はこちらのカフェ、隣がコインランドリー。
都会には、カフェ併設のランドリーがあるとは聞いていた。
これがそれか となった。
洗濯終わるまでの待ち時間が居心地良すぎて、洗濯物を忘れて帰ってしまいそう。

WORLD NEIGHBORS CAFE 清澄白河】
東京都江東区平野4丁目13-1 2伊勢喜代ビル1F

6.最後に

地方からすると、東京の物価によく驚かされる。
家賃や人件費、いろんなことを考えると妥当な値段なんだろうなと感じる。
だから私は都内のカフェに行くときは、値段というよりはそこで過ごす時間への価値を考えるようにしている。
コーヒー一杯が700円だろうと、店員さんがとても気持ちよく接客してくれたり、空間の居心地の良さから作業が捗ったり、自分の心がどれだけ満たされたかで考える。
もちろん、お財布との相談もしながらね。

写真映えしたらいい、SNSでいいねがいっぱいついたらいいというのも一つの価値観だ。
でも私は、そこを自分の基準にしたら自分の心が満たされないことを知っている。

カフェ選びも自分の心と対話して。

そんな田舎出身者のカフェへの愛語りでした。

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