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パニック!娘との再会①

すべての手続きを終え、ヒースロー空港ターミナル2のフロアにある椅子にすわって娘を待つことにしました。

娘と連絡を取るために、さっそく事前に設定したeSIMに接続をしました。。が、eSIMをONにしてもつながりません。とりあえず、ヒースロー空港のWiFiへ接続しました。

そして、待っている場所を娘へLINEしました。すると「エスカレータを降りて、ここまで来て」のメッセージとともに画像が一つ送られてきました。
私「画像見てもいったいどこなのかわからないよ。」
娘「今、どこにいるの?」
私「天井からぶらさがっているクネクネした大きなものが見えるフロア。」娘「とにかくエスカレータで1階まで降りてTRAINのゲートまで来て。」
eSIMはつながらないし、どこにあるかわからないTRAINのゲートまで来てといわれるし、正直青ざめてしまいました。

なんとか行こうと不安な気持ちを奮い立たせ、娘とLINEで連絡をとりつつエスカレータを降りるとTRAINの案内表示板が見つかりました。
私「この案内表示板でいい?(画像を送る)」
娘「その表示板に沿って歩いてきて」
ほっとして案内表示板に沿って歩き出しました。

途中、空港職員の制服を着た女性に娘から送られた画像を見せて、身振り手振りで「この道でいいか」と尋ねたところ、女性の話す英語が全く聞き取れません。思わず日本語で「わからない」と答えると「ウィッチトレイン」の言葉とともに「後ろへ行け」と身振りで言われました。「ウィッチトレイン」って何なのかわからないまま、さらに道を進むと「Which Train」の案内表示板がありました。

6分ほど歩くと送られた画像に似た場所につきました。どうやらヒースローエクスプレスの改札口のようです。LINEの画像と何度も見比べて「ここだ」と確信しましたので、娘へ「着いた」とLINEを送ろうとしました。ところがWiFiが切れて送信できません。改札口にフリーWiFiはないようです。ヒースロー空港のWiFiがつながる場所まで戻って、やっとLINEを送りました。ところが娘から返信がありません。

「とにかく改札口を抜けなきゃ」とヒースローエクスプレスの改札口を通ろうと考えました。駅員らしき男性に身振りで「クレジットのタッチ決済で入れるか」と尋ねると「No, Ticket!」と言ってチケット売り場を教えてくれました。じゃあとチケット売り場を見ると、英語表記(あたりまえですね)で操作が分かりません。Google画像翻訳も使えるようにしてきたのに、パニック状態で思いつかず、また駅員らしき女性にお願いして、バディドン駅までのチケットを買ってもらいました。(なぜバディドン駅にしたかって? 書かれている駅名のなかで知っているのはそこだけだったのです)

そして、もう一度ヒースロー空港のWiFiがつながる場所まで戻って娘にLINEを送った後、改札口近くでeSIM接続に再チャレンジしました。すると娘の「おかあさん」と呼ぶ声が聞こえました。
長くなりますので、次回にいたします。。

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