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糸
この道をゆくと決めたのは 私
それでも 底なしの海の奥深く 黒く光る闇
ひとかき ひとかき オールを漕ぐしかない
この手にあるもの ふと手放せば
もうここまでか 何度も 後ろに引かれる背中
手元には 一本の糸
ちぎれそうな細さで 真白い糸
プツリと切れる その手前
それでもたぐる この手よ
仕事帰り
お気に入り
すけすけ紫エコバッグには
かぼちゃ食パン1/2斤
紫色のひらひらのお花一輪
真新しい洗顔石鹸
春です
水面に
プカリと浮かぶような午後
列車の窓
ToDoリストに書いたことは、遅々として進まず。
そういう時もあるんだ、と
今の自分で感じたり、見つけたりしているものを、大事にしたい。
「もなみさんが帰ってきてくれて、仕事場がほわっと明るくなりました」
とぎりぎりで頑張ってきた仲間たちが喜んでくれて、
ああ、この子たちを少しでも守れるなら、生きていてよかったな。
と、思えたのでした。
色んな場所に、大事な友人や、家族のように大事な人たちがいる。
自分にはない才能や、能力や、センスをもった人が無数にいるこの世の中を、
嫌悪したり、嫉妬したり、僻んだりするか、
それとも、この生きている時代に、どれだけ多くの、面白く、美しいものに出会えるかとわくわくできるか、
その捉え方の違いは、実に大きいと思った今日。
仕事では仲間を励まして労わっているのに、自分を癒すのは自分ではできず、、
心が相当よわよわなせいか、「生きているのしんどいや」がぽつりぽつりと、何度も出てしまう。
でも、わんわん泣く大人気ない私を受け止めてくれる家族がいてよかった。
感謝。
もらったいのち、生きるしかないのだ。
もなみさんは「歩く屋久島」です!
(ヒーリング効果らしい)
と言われて、
あぁ、誰かの癒しにちょっとでもなってるなら、
もう少しだけ、頑張って生きてみようかなぁ、と思えた日。
祖母が水墨画に使っていた筆を発掘し、
祖父母から譲り受けたものが、時間が経ってもこんなにあるのだなぁ、と有り難く。
遅れて届いた手紙のようで。
こんな寒い日にまさかの超満員で2時間外で立ち見、、❄️
雪の中で見た山形の黒森歌舞伎(7時間)にくらべたら、、と思ったけれど、身体の芯まで冷えたので、
担々麺と紹興酒をぴゃっとやって、回復🍶
なんだかやはり、「生もの」が好きなんだよなぁ。
元気出していこう🌼
良い夜だった。
これまで自分が時間をかけてやってきたことが
果たして何か実を結ぶのだろうかと
信じられなくなる夜もある。
続けていくことでしか
たどり着けない場所がある
それでも、続けることは
そう簡単ではないことも、知ってきた。
綻び、切れそうな糸を
撚っては、紡ぎ、繋いで。