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会社を辞めて、何者でもないわたしが初めて売ったもの

これからは軽やかに生きたい!

わたしは会社という温室を出て、自分の足で立つという決断をしました。次のことを考えず、「えーい!」って勢いで辞めちゃったんだけど。

「〇〇社の空豆」という肩書きをなくし、何者でもないわたしが、はじめて売ったもの…

それは、楽譜でした。

既存の楽曲を、ひとりで演奏できるようにアレンジしたものです。

わたしは就職した後も、学生時代からの趣味である楽器演奏を続けていました。

親戚から、「(プロになるわけじゃないのに)まだやってるの?」って言われるぐらいには力を入れていた趣味。

それを活かして世に出した商品が、楽譜だったんです。

もちろん楽譜ひとつ売れただけじゃ、スタバのコーヒーすら飲めません。下手したら、子どものお小遣い以下かも。

だけど、人生でいちばん時間とお金をかけて磨いてきたことで、お客さんができたという事実が、じんわりと心を満たしてくれました。

「えっ…すごい…買ってもらえたんだ…」

その日は嬉しさをずっと噛み締めていました。

実はこの楽譜、もともとは自分で演奏するために書いたもの。ただ、その楽曲が好きだから。「弾きた〜い!」っていうだけのモチベーション。

なので、当初は売れるなんて思ってなくて…というより、シロウトのわたしが、自分用に書いた楽譜で、人からお金を取るなんて…という思いがあったんです。

ですが、ハラを決めて「行ってこーい!」って、楽譜を世に出してみたら…

欲しかった人に、ちゃんと届けることができた。

その一歩を踏み出せたことで、楽譜を売る前に見えてなかった世界が、急に広がったように感じました。


実はわたし、今は楽器インストラクターをしています。

結果論ですが、楽譜を売った経験と自信も、後押しになったのかなあって。たぶん、そうじゃなかったら、チャレンジすらしてなかったんじゃないかな…

一歩目を踏み出した人には、可能性というご褒美がやってくるのかもしれません。

このあとは有料設定にしています。「自分の力で何かを売りたい」と思っている方に向けて書きました。わたしが実際に楽譜を売ってみて気づいた、

・手放した方がいい考え
・無意識にしていた思い込み
・役に立った会社員時代の経験

についてお話しています。
わたしが売ったのは楽譜ですが、あなたが真剣に取り組んできたことに置き換えて読んでみてください
この記事が、あなたの最初の一歩を踏み出すヒントになれば、嬉しいです。

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