動画じゃなくて、やっぱり読みものが好きなんだ
わたしは子どもの頃から、「ハイパーヨーヨー テクニック100」とか「漫画のかきかた」みたいなレクチャー本を見るのが好きでした。
書いてあることが、できるようになっちゃう自分を想像して、ワクワクしながら読んでいました。
そうそう、ゲームの攻略本なんかも大好物で、やる前に読んじゃうことも。
こうやって、本で知識の土台を作って、それにならって自分でやってみるというのが、わたしの学習パターン。
当時はそういうものでしか情報を得られなかったから、このパターンなのかもしれないけど。
そこに、インターネット、特に動画メディアが登場して、大革命が起きました。世の中の学習パターンに、新たな方法が加わったわけですが…
残念なことに、わたしは、動画を見るのが苦手だとわかっちゃったんです。
気づいたらYouTubeで時間を溶かしてしまう…という友人と「YouTubeで何を見るのか?」という話題になったとき、「うーん。あんまり見ないかな」と言って驚かれるぐらい。
よっぽど必要に迫られないと見ないんです。
何かを学習したいときに、動画そのものが持っている「時間軸」に縛られるのが苦手なのかも。
目次みたいなのがあったらまだいい方で。自分のペースで理解したいのに、時間を戻したり進めたりという手間をかけるのが、めんどくさくなっちゃう。
逆に、テキストは全文を読まなくてもパッと全体像が見えたり、検索もできたり。本をパラパラめくって、なんとなーく情報が入ってくる感覚。
この感じが好きなんです。
楽器インストラクターの仕事をしていると、楽器レクチャーのほとんどが動画なのを、イヤというほど感じます。
わたし自身、見ることもありますし、生徒さんの中にもYouTubeを見て練習した、という人がたくさんいます。
音を出すんだから、当然、動画のほうがわかりやすいし、需要があるのもわかるんです。
わかるんですけど…
わたしは、テキストが好きなんだっ!
前に本で読んだことがあるんですけど、情報の受け取り方は人それぞれで、大きくこの3種類のタイプがあるそうです。
簡単にチェックもできて、わたしは視覚で受け取るのが得意なタイプでした。確かに、まず本をパラパラめくる感覚が好きなのは、それかも。
逆に、聴覚がいちばん不得意。ああ、そうか。動画で情報がちゃんと受け取れてない気がするのって、たぶんそれだわ。
情報の受け取り方にタイプがあるのだとしたら、わたしと同じように、テキストで情報を得たい人もいると思っていて。
なのでわたしは、あえて「読みもの」として、楽器演奏の情報を届けたい。
視界に飛び込んでくるテキストが、「ハイパーヨーヨー テクニック100」とか、ゲームの攻略本みたいに、ワクワクするものになるといいな。
そんなことを思いながら、このnoteを実験場に、日々書く練習をしています。
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