この一年の進歩

2021年12月21日くらいに書いてた記事です

 今年ももうすぐ終わる。
 未だに働けていないけど、振り返ってみるとなんだかんだ状況は前に進んでいる。
 それを振り返って自分にOKを出してあげつつ、来年以降の方針を考えていく。

メンタル面

 ざっくり言うなら小康状態といったところか。
 以前よりかは自責の念に押しつぶされることも減っているとはいえ、単に目を逸らし続けているだけの節もある。
 ただまぁ方法論として「一人前の社会人って概念自体がイカれてる」「他人本位の生き方だけが正義なんだって教えられて、その癖一人一人を尊重するなんて矛盾を馬鹿真面目に信じてたのが間違いだった」「それを分かった上でしかし社会を変える事は出来ないから、その上でどう攻略していくかを考えていかないといけない」という風に(7割くらい本心で)考えれるようになったので、普通に戻れない自分を責めることはそれなりに少なくなったと思う。
 未だに働いて自立出来ていない負い目は消えないし、消すべきでないと思うが。

生活面

 睡眠サイクルは正直微妙だが、それ以外はそれなりに良くなってきている。
 まず食事を2食食べる日が増えた。メルトダウンしている日はともかく、それ以外は昼インスタント、夜noshという風に食べるようにしている。
 食事の改善は間違いなく生活保護のお陰なので感謝はしなければならない。
 あと野菜ジュースを飲んだりもしているので、多少健康に気を遣う様になって来てはいるはずだ。酒はそもそも普段からほぼ飲まないし、煙草は相変わらず吸う気は無い(吸い始めたら戻れなそうで怖い)。
 部屋の片付き具合に関してもかなり改善されている。
 無論何の準備もなく人を入れれるレベルではないが、端的に言うとゴミ箱が機能しているのだ。
 蓋つきの45Lのゴミ箱を購入して使っているが、それのお陰で床に落ちているゴミはレジ袋に詰め込める範囲だ(以前までは大きいゴミ袋に2,3袋が当たり前だった)。
 風呂や歯磨きに関しても、まだ必ず毎日という程ではないが、程ではない程度には継続出来るようになってきた。

外出

 これに関してはあまり変わっていない。
 相変わらず飯食べに出たりは出来るが、それ以外だと必要に応じてなら偶に出れるという感じだ。
 そもそも俺が外に出ないのは7割金銭面(電車賃すら勿体ない)3割生活習慣(そもそも昼に起きていない)であって、対人恐怖の要素はかなり少ないのでまぁそんなもんだろう。
 一応noshをレンチンするためにシェアハウスのキッチンに出るようになったため、シェアハウスのメンバー達と再び話せるようになってきたくらいか。

交友関係

 家族とは相変わらず連絡を取っていない。まぁそもそも事後報告以外話す気も無いし、話したくないので問題ない。
 高校からの集まっているメンツとも相変わらず。ゲームやったり偶にTRPGやったりしている。未だに無職であることは明かせていない。まぁ金がない事は知っているので何かしら問題があることは察しているだろうが。どこかのタイミングでカミングアウトしようかと思っているが言い出せずにいる。
 TRPG関係は相変わらずだ。一応一時期TRPGで名を挙げようと活動したが例の如くメルトダウンして逃げてそのままだ。進展は無い。以前増えたネットでの身内は再開してたまにセッションは出来ている。
 引きこもり垢はそれなりに増えた。多分この一年で一番変わった所だとは思う(主な活動は今年の前半だったが)。Twitterでアカウントを作って色々と情報収集をしつつ交友関係を広めた。それなりに成果の上がった部分ではあろう。
 PROGRESSについてはまぁ、そこそこ。基本的にまともな人が多いので知り合いは増えたが特筆する人は居ないというレベル。
 リアルで増えた友人は無し。無しと言うのは言い過ぎか。シェアハウス内で喋れる人が増えた。それだけ。相変わらず支援機関はあんまり信用していないし、生活保護の担当者もそれなりって感じ。
 女性関係に関しては、まぁ主に引きこもり垢で知り合った同年代の女性は何人かいるが、特にそういう話にはならないし、なるつもりは無い。そりゃまぁ彼女とか欲しいは欲しいがそんな余裕は金銭的にもメンタル的にも無い。なのでぶっちゃけそもそもそんな重視してないし期待していない。

仕事、活動面

 先述したように、相変わらず働けていない。バイトすらせず一年経った。
 多分バイト自体はやろうと思ったら出来るは出来るのだが、自分自身に責任を持てないのだ。
 いつメルトダウンするか、いつ自分の行動方針が変わってバイトを止めるかすら責任を持てない。一か月後の自分に責任を持てずにバイトを出来ないし、単発の仕事を出来るほどには体力が無い。
 働けていないことには相変わらず後ろめたさを感じるし、この引け目を無くすべきではないと思っているが、一方でもう雇われに戻りたくないという気持ちもある。
 例えば明確に自分の進む方向が定まって、その軌道に乗るまでの繋ぎとしてバイトをするのであれば問題ない。むしろやりたいのだが、多分俺の人生を通して二度と普通の社会人としてサラリーマンを目指すことは無いだろう。自分自身の適正としてもこれまでのキャリアとしても、あと社会の仕組みとしても。
 ……いや、二度とないとは言い切れないか。もうどうしようもないと、俺が俺として生きる事を諦め、ただ死なない為に自分を殺す、敗北宣言をした時にはその道はある。幸い己を殺せば生きていける位には、日本は現時点では豊かだから。
 まぁそういう普通の道はそれとして、この一年間で俺が寄ろうとしていたことの変遷について。
 簡単に言うと引きこもり当事者として居場所活動をしようとしている時期と、TRPGで名を挙げようとしている時期と、メルトダウンしている時期とが代わる代わるあった感じだ。因みに言うと今はハイブリッド型のTRPGの時期である。
 これに関して詳しくは後述。

私生活

 まぁ働いていないので私生活もクソもないが、便宜上。
 ま、殆ど変わっていない。
 相変わらずゲームはLoLとTRPGをやってるし、高校からの友人とちょくちょくsteamのゲームやるし、来年の黎の軌跡の発売を待ちわびている。
 こういう風に記事を書いている時とかはAqua TimezやBlue Encount、家入レオ、UNISON SQUARE GARDEN、福山雅治、Def Tech辺りを、Amazon Musicで聞いている。
 前から追っている終わりのセラフはやっぱり追っているし、数か月置きになろうの小説を一気読みをしようとしてはメルトダウンしている。
 チマチマと気になったアニメもアマプラで見ている。
 FGOも一時期離れかけたが6周年辺りからまた熱が戻っていて、他のソシャゲはほぼやらない。
 金に余裕は無いので特に外で遊ぶことは無い。
 本当はおそらく、一人カラオケが一番ストレス発散になるのだがそうもいかないので、最近は鬱憤が溜まってくると何か食べたくなることが多い。
 学生の頃とは違って食ったら食った分だけ太るので、薄皮みたいに頼りない自制心である程度自制するようにしているが、まぁ負ける事も多々あるのでたまに思いついたように筋トレをしている。(因みに午前3:30現在カップ焼きそばの湯を沸かしている)

思想

 これも所々変わっているとはいえ、概ね一年前から大きく変わっていない。
 中国には脅威を、米国には疑惑を、韓国には無関心を、日本には諦念を。
 社会主義には脅威を、資本主義には呆れを。
 メディアには憎しみを、世間には軽蔑を、資本家には憤懣を、政治家には無期待を。
 親には無期待を、友人には隔意か劣等感を。
 社会人には嫌悪を、支援機関や政府には不信感を、当事者には隔意を。
 将来には不安9に、希望1を。
 こう書き並べてみると殆どネガティブな感情や捉え方で笑えるな。隔意がマシな方って感じか。感情は0だから。
 相変わらず何かに期待する事は出来ずにいる。

自己理解

 元々自己分析が得意な方だったが、この一年で更に進んだはずだ。
 厳密には分かっていたが、認められずに目を逸らしていたことを受け止められるようになった、が正確か。
 良くも悪くも、俺は「普通」にはなれない。「普通」で居るには生真面目過ぎたし、賢し過ぎた。
 8時間*5日+残業という働き方は出来ない。気合で何とかなる問題じゃない。
 メルトダウンを無くす事は出来ない。この現実は見るに堪えず、定期的に逃げないと心が持たない。
 この辛い今も、認めたくはないがやっぱり俺自身が望んだことだ。辛い試練の先の奮起をこそ格好いいと思うが故に、生半可に、なぁなぁで問題を終わらせることを拒絶し続けている。
 メルトダウンする黄金パターンは、午前2時前に寝る事を拒んで空想の世界に逃げ、朝方寝て昼過ぎに起きて、昼飯を抜いて晩飯の時間まで我慢して、それ故に何も活動出来ずゴロゴロして、晩飯食べた後に起きだすけど生産的な事はやる気が起きず、一人でゲームをして集まってゲームをして、眠気が来ないからとまたダラダラして、朝が来るまで空想に逃げて、また昼過ぎまで寝ること。
 期待される事が怖くて、期待するのも怖くて、でも期待されたくて、期待したくて、楽で期待を裏切らない空想に逃げる。


 続き書けなかったのでここまでで投稿します。

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