何故Youtube Liveなのか(支援者、協力者様向け

 今回は支援者様、協力者様、或いは他の居場所活動をされている方向けに
「何故Youtube Liveなのか」「他の居場所との違い」「運営側の意図、狙い、特徴」をまとめていきます。
 最内翔自身が弁証法的な思考をしているので、主に既存の居場所活動と比較した内容になっていますが、勿論それらを否定するわけではありませんので悪しからず。
 この記事を通じて何処に最内翔が重点を置いているのかを知っていただければ幸いです。
 一部ルール等の記事とも被る箇所もありますが、大事な事なので繰り返したと思って、ご容赦お願いします。

先を見据えて

 既存の居場所活動を幾つか覗かせて頂いて違和感を覚えた中で、個人的に一番強く印象に残った事が、「安住の地」感でした。
 勿論居場所活動であるが故に、最優先すべきが居心地の良さなのは間違いないことだと思います。
 ただ、誤解を恐れずに言うと幾つかの場所で感じた「もう今を受け入れて、納得して、今のままでいいよ」という優しさに焦れったさを感じたのです。
 僕は今のままで終わりたくありません。経済的にも精神的にも自立して、自分を誇れるところまで引き上げたいと思っているのです。
 でもその向上心があっても、世の中に溢れる前向きな言葉や提言に拒絶感を覚えます。常にどうせそんなの出来っこない、結局今の自分はダメなんだ。そう思います。
 一方で、今のまま一生を終える事が許される、そんな居心地の良さには恐怖を覚えます。まだ、このままでは終わりたくない、と。
 無論生きづらさを感じる人達にはそれぞれ千差万別の理由や経緯があり、このまま平穏に生きて行くことを許容する場所は必要だと思いますし、その選択を否定することも軽蔑する事もありません。
 ただ、それと同様に「良くなりたい、でも行動出来ない」「今のままは嫌だ。でも誰かに今を受け止めて欲しい」そういう人を受け止める場所があってもいいと思っています。
 そういう意味で、「甘ちゃんニートのダラだ場」は卒業を前提とした場所でありたいのです。

参加時の匿名性

 引きこもりにとって、「認識される」事はそれなりに恐怖を伴う、ハードルになりうる所だと思います。
 幾つかの当事者会を覗いた感じ、オンラインの場合多くがZoomを利用した居場所活動になっています。
 しかし多くの場合参加者は10人前後で、勿論名前や顔を隠しているとしても、1/10であるという意味で認識されてしまう。少なくとも画面の一部を占有している関係で進行役の人に気を遣わせてしまう。
 そんなハードルがあるのではないでしょうか。
 正直これに関しては僕自身は「引っかかるけど無視出来るハードル」なので、この恐怖がどれくらい影響力を持つハードルになっているのかがあまりイメージ出来ていません。
 ただ、居場所の中には徹頭徹尾受け身のままで居られる場所があってもいいと思うので、その形を目指します。
 勿論中には発言したい人も沢山いると思うので、そこは今考え中ですが、しっかりとフォーカスしていきます。
 現時点では主にはコメント。コーナーによっては配信への参加やパーソナリティーのお相手役を任せる等を考えています。

頻度(平日の昼13~17時を目指す)

 多くの居場所活動は休日、或いは平日の夜に月一程度の頻度の場所が多いです。
 これはある種当然の事で、人は誰しも生きるためには本来、働かなければなりません。
 つまりは多くの居場所活動をしてらっしゃる方には本業があり、その傍らで手を差し伸べてくれているのです。それ故に毎日活動というのはハードルが高い。
 その上、毎日開催というのは単純にネタが足りないというのもあるでしょう。
 ただそれでも、平日の昼、皆が働いている時間帯こそに罪悪感を感じる人は多くいるのではないかとも思うのです。(事実ヘイヒル問題として、以前から問題意識はあったそう)
 同時に、僕は特になんですが、決まった時間というのはその時の心持ち次第で行けるか分からないので、機会が少ないというのは少なからずプレッシャーに感じるのです。
 なので出来るだけ平日の昼に、週五配信を目指したいと思っています。

一般性

 現時点では主に引きこもりのコミュニティで広報や居場所活動への参加をしていますが、ダラだ場では「引きこもり」にターゲットを絞っているわけではありません。
 引きこもり未満、例えば働いているけど心を病みかけている人や、コロナの影響で職を失ったばかりの人等も対象としています。
 なので、コンセプトで挙げている通り対象は「自分を責めて動けなくなっている人」なのです。

Youtube Liveを選んだわけ

 以上を踏まえて、メインのプラットフォームをYoutube Liveにしようと考えました。
・Zoomだと聞き専で居たい人もプレッシャーを感じそう。
・聞き専でいるならストリーム配信っぽい事の方が楽。
・Yoube Liveなら配信時間に制限が無い。
・Twitter等で、引きこもり関係の情報収集をしていない人にも目に留まりやすそう。
・ゆくゆくは、Youtube内で通知を勝手にしてくれる。
・そもそもYoutubeがユーザーの母数が多い。
・もしYoutubeを用いて収益化出来れば、生活費を稼げる。
・こういった居場所活動はターゲットやパーソナリティーによって沢山選択肢があった方がいい。収益化の道筋を示せれば後を追ってくれる人が出てくるかもしれない。

支援者様、協力者様募集!

 ここまで読んでいただきありがとうございます。
 最後に、最内翔の考えに共感を抱いていただいた方にお願いをさせてください。
 考えている事の大きさに比べて、まだまだ僕の発信力は小さいです。
 そのため是非、皆さんのコミュニティーでこちらのサイト、或いはTwitterを発信してくださると非常に嬉しいです。
 また、当事者、或いは関係者の立場で実際の運営や活動に協力してくださる方はいらっしゃらないでしょうか?
 正直申し上げて、一人でやっていくのは心細く、自身が揺らいでしまいます。
 現時点(2021年2月)で、一番切実なのが協力してくれる仲間なのです。
 ご興味持って頂けた方はこちらの記事をお読みください。

 以上となります。
 今後とも潰れない範囲で精進していきますので、応援よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?