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【頑張った】毛内ラボ 2020年度のアカデミックな活動まとめ

激動の2020年4月から2021年3月までのアカデミックな活動をまとめます。詳細な業績はホームページに掲載しています。

研究室の活動

今年度は、一気にメンバーが増えました。コロナ禍の入構制限にもめげず多くの学生が少しでも研究を前に進めるため、欠かさず実験動物のお世話を行ったり、研究計画を練ったり、不断の努力を行っています。国境をまたいで、オンラインでゼミや研究指導も行いました。

今年は、オープンキャンパスもwebでの開催となりました。それにさきがけて、研究室のオフィシャルなプロモーションビデオを撮ってもらいました。これも貴重な体験。

研究室の学生が理学部長より表彰されました。実に誇らしい。

彼女は、めちゃくちゃ頑張っていて、オンラインの国際学会の口頭発表にも果敢に挑戦しました。

そして、卒研発表を無事おこない、

この春無事卒業しました。

JSTのグローバルサイエンスキャンパス事業に研究協力を行ってきましたが、その全国受講生研究発表会が行われて、私のところにきている生徒さんが抜擢され、立派な研究報告を成し遂げました。

細々と研究も頑張っておりまして、実は大学が発行している査読付きの国際論文誌の初の単著総説が掲載されたりしました。

H. Monai, Transcranial cortex-wide fluorescence imaging through a fully intact skull, as a powerful tool for functional mapping: less invasive macroscopic imaging of cortical Ca2+ dynamics, Natural Science Report, Ochanomizu University, 71(Special Issue), 39 – 50, Sep, 2020

毛内個人の活動

文理融合AI・データサイエンスセンターのセンター員を拝命しました。

私の専門は、神経生理学ですが、取得されるデータは膨大で、もはやコンピュータなしでは到底解析しきれません。特に、イメージングと呼ばれている脳の活動をビデオで撮影して解析する手法では、得られるデータはいわゆるビッグデータで、この膨大なデータにどんなお宝が眠っているのかという感じです。

第63回日本神経化学会においてシンポジウムが採択され、オンラインで開催しました。メンバーは、量子科学技術研究開発機構の高堂裕平さん、東京都医学総合研究所の夏堀晃世さんと平井志伸さん。タイトルは、「健康な脳機能を支える脳内ロジスティクス」。

第29会日本バイオイメージング学会の一般演題として登壇しました。タイトルは「脳損傷に伴う以上なCa2+波の伝播と回復の可視化」。

第12回光塾という面白いイベントにも参加させてもらいました。

またありがたいことに、第9回新化学技術研究奨励賞を受賞しました。研究題目「脳組織の光学特性から健康な脳機能を理解するための技術開発

JSTの創発的研究支援事業に採択していただきました。

2021年度は、なお一層引き締めて研究・教育活動に精進して参ります。



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