見出し画像

愛に満ちた空間 ー「ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~」 感想💫

2024年7月21日(日) Mrs.GREEN APPLE  <<ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~>> in 神奈川・横浜スタジアム に、お一人参加してきました 🚀

 初のミセスライブ、楽しみで楽しみで仕方なかった。生で聴いたら、どんな音でどんな声なんだろう?って想像し続けた数ヶ月間。やっとこさ迎えた当日、感動と嬉しさと切なさと色んな感情がないまぜになって、ずっと胸が高まり続けてた。溢れちゃいそうだった。

セットリスト

  1. CHEERS

  2. VIP

  3. ANTENNA

  4. ロマンチシズム

  5. ツキマシテハ

  6. CONFLICT

  7. 青と夏

  8. ライラック

  9. 点描の唄

  10.  Blizzard

  11. インフェルノ

  12. 私は最強

  13.  Loneliness

  14.  アポロドロス

  15.  L.P

  16.  ナハトムジーク

  17.  コロンブス

  18.  Magic

  19.  Dear

  20.  familie

  21.  lovin’

  22. ダンスホール

  23. 愛情と矛先

  24.  我逢人

  25. ケセラセラ

開演までトイレに並んでいたのですが、長蛇の列すぎて間に合わず・・・オープニングムービー&メンバーの登場を生で見れなかったのが悔やまれる・・・!
(先日、大森さんがXでオープニングムービーに実は小ネタがたくさんあったとおっしゃっていて、より一層後悔した。映像化を待つのみ)




印象的だったポイント

・最初にうるっときたのは、『ANTENNA』で大森さんが「愛を捨てるの?本気で?疲れてしまったの?」と語りかけるように歌いながらセンターステージを歩いてる時。Atlantisのライブ映像で何度も見た光景だったからこそ、 “ 本物だ ” ・・・!と思って感動した。
 けれど、そもそも、『ANTENNA』の音と歌詞は私の心を揺さぶるものばかり。特に、「どこまでも戻れる そんな気がしてる」という歌詞が大好き。だって、現実的に考えたら“どこまでも戻れる”わけがない。過去はやり直せないし、戻らないし、タイムマシンなんて存在しない。
 ただ、“戻れる気がしてる”くらいには過去を受け入れられる状態になっていて、そこには過去を愛おしく想う気持ちが存在していて・・・でも、戻ることはできないし、できたとしてもきっと戻らない。
 そんな過去に対する切なくも優しいまなざし、心情が「どこまでも戻れる そんな気がしてる」には詰まっていて、聴くといつも胸がぎゅっとなるのだ。
 
・『点描の唄』→『Blizzard』の流れが好きだった。人が去ったあとの孤独な時を表現しているようで。

・『Loneliness』とてつもなくブチ上がった。炎が何発も噴き出てめちゃくちゃ暑かった。以前、大森さんが対バンライブ後にストーリーにアップしていた「理性と許容を飛ばして↑」のアレンジを聴けて最高にブチ上がり。大森さん、足がめちゃくちゃ上がってた。確かレーザー演出あった気がするけど、あれ堪らなく気持ちよかった。

・『L.P』最後の「寂しいな」で、ポソっと名残惜しく呟く歌い方とても好き。

・『ナハトムジーク』、大森さんの演技が圧巻だった・・・。曲後半、顔を歪めて泣きそうな表情をしていて、壊れちゃいそうで、でも「愛しいボンクラ 等しい僕ら」では穏やかな表情になっていて。大森さんって、上手にころりと顔を変えられるんだと思った。

『ナハトムジーク』→『コロンブス』の流れが、個人的に「おぉっ」となった。親和性が高い気がする2つの楽曲。『コロンブス』の前が『ナハトムジーク』であること。とても良かった。

・生の『Dear』は素晴らしい。沁み入った。

・『familie』もうすでにめちゃくちゃ大好きな曲なので、嬉しかった。早くリリースされて欲しいし、歌詞をじっくり読みたい。

・『ダンスホール』センターステージで例のダンスを踊る大森さんを肉眼で確認できて感無量。アンコール後?から、ほぼセンターステージで歌ってくれてありがたかった。

・LEDモニターが綺麗すぎる。あんなに綺麗な映像をライブで見たの初めて。びっくり。

・単純に、大森さんってこんなに歌上手いんだ・・・ずっと。っていうのが衝撃的。涼ちゃんは本当に良い笑顔だし、感情込めて口ずさんでる表情を何度か見れてグッときた。



最後に

 大森さんが愛を連呼していた。「愛してるよゼンジン!」は何度も聞いた気がする。セトリからも、様々な種類の愛を歌っていたことがわかる。
 愛と人との繋がり、距離感。大森さんはミセスがどんどん大きくなってフィーチャーされている現状にも言及していて、それでも変わらず一人一人に音楽を届けていくことを伝えていた(意訳)。
 今も宇宙のように膨張し続けるミセスの規模感だけれど、このタイミングでファンに何度も愛を呼びかけることで、離れてはいないことを改めて示し、確認し合うような、そんな雰囲気に溢れていたライブだったと言える。

 物理的に離れていたとしても愛や繋がりはある。それはファンに限らず、大森さんと涼ちゃんとひろぱの関係性にも言えることなのだと実感。近くにいて繋がりを確認していたスタイルから、離れていても互いに信頼していることを確認しているような。2人がトロッコで回る演出も意味ありげだ。全て想像ですが! (そんなお三方、10月の「Harmony」で再び集まった時、どんな調和を見せてくれるのでしょうか・・・!こちらも楽しみ)

 今回のセトリや背後の映像から、地球→宇宙→別の惑星→遙か未来?→混沌とした場所へ・・・(新たな生命が生まれる場所?)といった流れを感じた。または、過去→未来でもある?
 『familie』の映像は遥か遠くの未来、または別の惑星の街のようであったし、ラストの『ケセラセラ』は銀河か流星かは不明だけど、とにかく沢山の星に溢れた映像で、とても多幸感に満ちていた。
 一貫して、人類の過去から遥か遠くの未来まで想いを馳せたような、暖かな愛を持ったまなざしを感じられる演出だったなと思いました。

・コンセプトアート(なのかはわからないですが)で、星雲?の中に広がる地球含めいくつかの惑星があり、よく見ると探検中?の宇宙飛行士や遠くにロケットも描かれている。
 そして、星雲の中にはまた別の星雲があり、その中にも惑星が存在する・・・。星雲の周りに浮かんでいる、ガラス片?星のかけら?にも、混沌とした宇宙が反射している。
 つまり、別の時空、世界にどんどん連鎖していく/切り開いていく/覗いていく・・・ようなコンセプトアートなのだ。無限の可能性が広がる宇宙のような“今”をミセスは歩んでいて、色んな軸を踏みながら進んでいく姿勢が改めて見て取れました。↓

終演後、筆者撮影。

・スタジアムという大きな場所で行うことで、当たり前だけれど沢山の人の記憶にMrs.GREEN APPLEという存在を刻み込める。
 ミセスの活動もいつまでも続くとは限らないし・・・もちろんずっと見ていたいけれど、こればっかりはわからない。だからこそ、今を爆速で駆け抜けるミセスを記憶に刻み込みたい、留めておきたい、そう感じるライブでした。



思い出

・ライブ当日に、NAILS INCでネイルサービスを受けた。ミセスっぽいグリーン感と、宇宙っぽいギラギラ感。テカってるのは、最後にオイルで保湿してもらえるため。次の日は仕事なので、帰宅後、必死でオフしました😢 かわいいのにもったいない。けど、指先だけでも華やかにしたかった。

・スピードJAM’Sくじ、当たった! ひろぱイラストのうちわでした~👏 かわいい。青が鮮やかで綺麗。後ろはRingo Jamロゴ!かわよい。ファイルを持ってなかったから、家着いたらくしゃってて少し残念。



<<ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~>> Fin 💫

終演後、筆者撮影。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?