ルーブル美術館展で愛(アモル)を感じてきた
‘愛’がテーマということで重い腰を上げて行ってきた!
第1章
愛の神を中心に据えた展示が好きでした
愛の神アモル(キューピッド)いっぱいで可愛い💘
「音楽を奏でるアモル」のポストカード買ってしまった♡
古代神話の欲望を描く場合は
男性→女性を簒奪、誘拐して暴力で愛を示す
女性→男性を魔力や妖術で誘惑して愛を示す
という対比や、それゆえに男性が女性を掠奪する場面で「いかにダイナミックに描けるか」が〈画家の力量を示す腕の見せ所〉だったっていうのが、なるほど〜と面白かった!
第2章
キリスト教世界の愛ということで、イエスと聖母マリアとマグダラのマリアの慈愛を中心に据えたものが多かった
父親が監獄の中にいてご飯がもらえてないから、面会に来た娘が母乳を父親に吸わせ絵画があったんだけど、それが孝心(親孝行)だとして讃えられた絵、って説明にはドン引きした……
第3章
時代が下ったヨーロッパの市民の恋愛を題材にした展示
生々しくてあんまり好きではなかった
当時のフランスでは〈かんぬき〉が男性的なものの象徴、〈薔薇の花〉と〈壺〉が女性的なものの象徴として描かれていたり
ソクラテスと弟子が娼婦に誘惑される絵あって(有名なのは毒殺されるソクラテス)師匠の言うことに従いなさい!誘惑に負けるな‼と思ったり
プラトン主義の影響を受けて理想的な象徴としての女性を描いたりしていたのが興味深かった
第4章
撮影OKだったのでいくつか撮ってきた〜
それ以降の時代では若い男性を、筋肉の凹凸の表現が抑えられて両性具有的に描いていたという話が頭に残った
男女両方の魅力を兼ね備えた存在が美とされたってことなんだろうな〜
終わった後はカフェでめためた可愛いコラボメニューも食べられて大満足でした♡
総じて大満足の展覧会でした〜!
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