見出し画像

根津美術館で国宝燕子花図屏風をみてきた


先日、表参道にある私立美術館、根津美術館に行ってきました


目印の看板
入り口までの廊下

和モダンって感じがしてお洒落

朝の10時過ぎに伺ったのですが、外国人の団体を含め館内は人でごった返してました

展示室内は撮影NG
目に焼き付けるしかありません


1.燕子花図屏風

満を辞して、国宝燕子花図屏風とご対面!

解説によると、左右の配置のバランスが絶妙とのこと

こうみると、右上から左下へ流れるように燕子花が配置されたますね

購入したポストカードで構図を再現

また、燕子花の花弁のふっくらとした表現にもご注目とのこと

ポストカードではそこまで細かいところは分かりませんが、実物は結構大きいので花びらの一枚一枚までよく見えます

実際柔らかな丸みを帯びていて、花としての造形美を感じました

他の光琳の作品に比べて、燕子花図屏風はあまり写実的ではないらしいです

群青を存分に使い、群青の濃淡と花弁をふっくらと描くことのみで燕子花を表現しているので、そう言われると納得です

しかし、写実的ではないからこそ、力強い筆致と色使いに自然の膨大なエネルギーが込められた作品だと感じました

これは生で見る価値ありまくりです



2.伊勢参宮道中図屏風

燕子花図屏風の他にも、尾形光琳と同世代の作家の作品が数多く展示されていました

伊勢参宮道中図屏風は、元禄年間の京都から伊勢までの道中を描いた作品です

リーフレットに細かく番号が振られ、比叡山、草津など各所について説明が付与されていて、目の前の屏風と見比べながら辿っていくのが楽しい



3.NEZU CAFE

2階なども見てまわった後は、庭に出てNEZU CAFEでひとやすみ

ミートパイ(シングル)とアップルパイ

庭園の緑を見ながら優雅に食事できます

事前リサーチしていたミートパイが期待通り絶品でした!

パイが切りにくいのが難点ですが、それを補ってなおあまりある美味しさ

付け合わせにケチャップとマスタードがあるのですが、それをつけなくても生地自体がとても美味しいです

ぜひいらした際には食べてみてください♪

アップルパイも、ミートパイを食べた後なので提供こら少し時間が空いたのですが、まだあったかく程よい甘さで美味しかったです

どちらもあたたかいうちに食べるのがおすすめ!


4.燕子花を庭園にて

お腹も満たした後は、庭園をのんびりお散歩

人がぎりぎりすれ違えるくらいの狭い道&凹凸が多いので、気をつけて

一面の燕子花

少し歩いた先、ひらけた場所に見える一面の燕子花は圧巻です

燕子花が咲く季節にだけ国宝燕子花図屏風を展示する

なんてお洒落な年に一度の催しでしょうか

来年もまた来たくなる、全てが素敵な美術館でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?