はじめに(自己紹介)
このnoteは、Twitterで28年間の失敗経験をつぶやき続けている「女営業の失敗」こと私「もんぬ」が、Twitterでは到底書ききれなかったあれこれについて好き勝手に語らせてもらうために作成したものです。
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自己紹介と言いながら顔も勤め先も明かしていないので、Twitterで失敗経験を垂れ流すことになった経緯をだらだら書いていこうと思います。
外資らしく結論から書くなら、「少しでも誰かが元気になってくれたら」がゴールです。あらいい人。でもその背景にいるのは全くいい人ではなかったりします。それをひたすら語りました。
※長いです!覚悟を。笑
最初の地獄 ー卑屈な高校生ー
私は最近まで、自分が嫌いでした。
中3の終わりにで初めて面と向かって「ブス」と言われて以来、初めて自分がブスであると自覚し、もうこの顔のまま生きていくなんて無理だ、死にたい、と毎日本気で思っていました。
「私なんて」が口癖になり、性格もどんどんネガティブになり、それまで意欲的に取り組んでいた勉強や部活も「ブスがどんなに努力したって美人には勝てない」とやる気を無くしました。天は二物を与えずとかウソ。勉強ができる美人もいたし、胸が大きい美人も、スポーツが得意な美人も普通にいた。そんなふうに2も3も持っている人もいる一方で、私みたいに0の人もいる。
超卑屈でした。
なんで私は何も持ってないんだろうと。
世の中の不公平さ・理不尽さにも簡単に気が付いてしまいました。
何の努力もなく「美貌」が標準装備だなんてズルくない?
生まれながらにして金持ち、よりも私にとってはずっとずっと羨ましかったし恨めしかった。今この世界にいる私よりかわいい人が全員いなくなればいいのに、とまで思っていました。
そして、死にたかったけど、死ぬ勇気もなかった。
また、「私は顔はかわいくないけど〇〇なら負けない!」のような特技や長所があるわけでもなかったので、「とりあえずこのままの顔では死ねない」と思い大学生になったら絶対に整形しようと決め、実家から絶対に通えない距離にある大学を受験し家を出ました。
この時は、かわいくなれたら人生楽しくなる!と当然のように思っていました。
2つ目の地獄 ー藻掻いた大学時代ー
整形やメイク研究やダイエット等を重ね、見た目はまぁまぁそこそこレベル上がってきたのでは?な気分になってきた大学3年生の時。当時の彼に言われた一言でまた別の地獄が始まりました。
「君はその多少かわいい顔と穴さえあればいいから」
普段から「バカ」とか「頭悪い」とかよく言われていたので、あぁこの人にとって私は本当にそれだけしか価値がないんだな、とそこでハッキリと自分の中身に自信を無くしました。
ただ、薄々気づいてはいました。
自分には何もないのでは?みたいな焦りがありました。
数年間、外見を磨くことしか考えていなかったために、中身を磨く努力は一切してなかったんですよね。でも外見を磨くことへの執着がすごすぎて、その焦りは見ないようにしていました。
でも、直近の自分を一番よく知るはずの彼にとって私の価値は、整形と化粧で中の上くらいのレベルになんとか食い込んだ大したことない顔と、誰にでもある穴。
もうさすがに逃げられないと思いました。
このままでは死ねない。
まだ見た目も満足できてはいないけど、中身の改良に即着手しなければ。社会に出る前に、どうにか人並みレベルにはならないと。
でも、どうすれば…?
ここでまた気づいてしまったのが、自分の外見を良くする方法なら「痩せる!」「メイク!」などぱっといくつか思いつくけど、中身のレベルを上げる方法ってわからなくない?ということでした。
しばらく「変わりたい。でも変わり方がわからないから変われない。」な日々が続きました。しかも、「どう変わりたいか」もよくわかっていませんでした。昼夜問わずオンライン人狼をやり続けたりして本当にどうしようもない日々を過ごしました。
人の失敗を聞きまくって
ある日ふと、私が「こうなりたい」と思うような憧れの人たちはどんな思考回路なんだろう?と疑問に思い、それを盗めばいいのでは!と、ようやく自己改変が進み出しました。
とにかく憧れの人に会って会って会いまくりました。
これまでの人生でどんなことがあって、その時何を考えてどう行動してきたのか。そこで得たものは何だったのか。その人の「ものさし」は何なのか。譲れないポイントは何か。今後どうなっていきたいのか。それは何故か。
うざいくらい質問しまくったので、びっくりするような失敗談がたくさん聞けました。「人生の転機はいつも失敗と共にあるのではないか?」と思うくらいでした。(その時のメモは今でも大切にとっておいてあります)
そうしているうちに「本当になりたい自分」の輪郭ができてきました。
なりたい自分が明確になったら、あとは行動するのみだったので、ここからは速かったです。具体的には「なりたい自分がしそうなこと」を片っ端からしていきました。自分の意見を持つ、それを言葉にする、ユーモラスな会話、本気でコスメを選ぶ、毎日ちゃんとした髪型で出かける、年上にも物怖じせず意見する、「好き」を多く語れる、など。
高尚なことではなくても、自発的に行動すると「行動できた自分」という小さな自信が積み重なっていくことも知りました。
もう一つ。
先述の「憧れの人」の失敗談を聞けたおかげで、自分も遠回りではあったかもしれないけど、失敗続きだったけど、その失敗や苦い経験がなかったら今の自分はないかもしれない…決して全て無駄ではなかったなと思えました。
そして、そうやって自分の失敗をさらけ出して私にそう思わせてくれた彼ら彼女らが、なおのこと素晴らしく思えました。
自分を嫌いなまま死んでほしくない
外見と中身を自分なりに磨いてきて、まだ完璧には程遠いものの前よりは自分のことが好きになり、仮に今死んでもまぁいいかと思えるくらいにはなりました。社会人2年目になっていました。
どんなタイミングだったかは忘れてしまいましたが、少し前の自分のように「自分が嫌いです、自信がありません、変わりたいけど変われません」と言う人の多さに気づきました。
自分も長らくそうだったためか、この人たちはこのまま死んではいけない!自分を嫌いなまま死んでほしくない!「この世界に産まれたいです!」と自分から志願したわけでもないのに、産まれてしまって、自分のことを好きになれずに死ぬなんて悲しすぎる。切なすぎる。そんなのアカン!!!と強く強く思いました。
それに、自分を好きになってからの毎日は、それまでの日々とは比べ物にならないくらい楽しいことを私は知っています。
お節介なのはわかっています。わかってます。
それでも、自分に何かほんの少しでもできることはないのか…と考え、始めたのがあのTwitterです。
最初は数多の有益ツイートに憧れて「自分を好きになれそうなツイート」をテーマにつぶやいていましたが、ビジネス界隈の有益ツイートの有益さに圧倒され、早々にネタは尽き、はてどうしようかと考えた時、
逆をいってみるのはどうかな?これだけ眩しいツイートが溢れているなら、失敗ツイート市場はブルーオーシャンなのでは?需要があるかはわからないけど、少なくとも私は先輩の失敗談に勇気づけられたし学ぶこともあったし元気も出たな…ただ私が何者かわからない状態でやっても「ただの失敗だらけのやべぇやつ」に見えてしまうな。でも会社名は出せないから、せめて文章の構成や言葉選びは最大限工夫したいな。
などと考えた結果、今のスタイルに落ち着きました。という話です。
終わりに
長々書いちゃいました。(ここまで読んでくださる方とかいらっしゃるのだろうか…笑)
そんなわけで、私なんかの失敗ではありますが
「これ私もやったわ…失敗も書き方によっちゃネタになるのか」
「こんなやらかしても前向きに生きてるんだなーなんか元気出た」
とか、1人にでも思ってもらえたらいいなと思いながら書いています。これからも過去の失敗を書きながら、主に美容の領域で "こうしたらよかった系ツイート"につなげていけたらいいなと思っています。
次回は「垢抜けへの最短距離」という観点から見た「ダイエット」について語ります。