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氷ノ山をブン廻した件

どうも、のらりくらりと始めた登山ですが、そろそろステップアップをしていきたいと考えてるミャッホーです。
憧れの北アルプス、南アルプス、中央アルプス。
そこからのテン泊、山小屋。
またアイゼンやスノーシューを履いての雪山登山。
それを実現させるにはまず、
体力とお金です!
登山って、めちゃくちゃお金かかるんです!
靴下一つとっても、高い!
登山する人はチェックのシャツ着がち。って、思ってません?
なんなら、チェックなら何でもいいんやろ?って。

ちゃーーーう!
ちゃうでぇーー!
柄の問題ちゃうでぇぇ!
素材が大事なんやでぇぇぇ!

登山メーカーさんの絶え間ない努力と技術の更新、それに比例して価格の上昇からの家計圧迫。

このまま書き進めると、お金がない現実を引き寄せてしまいそうなので
本題へ。

私が住んでる関西には2000m超える高い山がなく。
いまだ高山未経験者。
それでも素敵な山は沢山あるから、今は行ける範囲でなるべくキツめのコースを登って体力をつけ、いつかは念願のテン泊と計画中。

そこで、鎌ヶ岳や三嶺を挑戦してきたんですが、今回は交通費節約の関係で氷ノ山に行ってきました。
氷ノ山は兵庫県で一番高い山。
ただ、氷ノ山だけを登るのではなく、ブン廻しコースと呼ばれるきついコースに挑戦したので、良ければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


氷ノ山(ひょうのせん)について

氷ノ山についてざっくりですが説明します!
別名、須賀ノ山(すがのせん)ともいう。(初めて知った)
関西人にとっては氷ノ山が一番しっくりくるけど。
場所は兵庫県と鳥取県の県境にあります。
前述でも記載した通り、兵庫県では1番高い山。
そして、隣の鳥取県では二番目に高い山となってます。
ちなみに鳥取県の1番高い山は大山です。

氷ノ山は冬はスキー場となるため所々リフトがあります。

氷ノ山山頂にある須賀ノ山神宮あと

ブン廻しコースって?

養父市が提案してくれてるコースみたい。
とにかく長いルート
東尾根登山口

氷ノ山

赤倉山

布滝頭

太平頭

高丸山

鉢伏山

駐車場でゴール

養父市のページでは13キロぐらいと記載あるけど、
実際は20キロ弱歩いたよ。
一応リンク貼っておきます。

駐車場

今回私が停めた場所は氷ノ山国際スキー場の駐車場でした。

でも、そこよりも少し行った福定親水公園駐車場が1番良いかも。
トイレも完備されてるしね。
ただ、7時前にはいっぱいでした。
30台弱停めれるはず。
マップコードは、
532 393 874*11
です。

もしここが満車なら引き換えして氷ノ山国際スキー場の駐車場へ。

ちなみに国際スキー場にはトイレないです。

東尾根登山口

さ、車も停めて
ストレッチをして出発です!
実はこのブン廻しコース、登山口までがとにかく長い。
下山もしかり。



ロード歩きがほとんどでした。
これ、真夏だったらバテルかも。

氷ノ山へ


東尾根登山口にやっと着いて、ここから登山開始です。
そして、がっつり標高を稼いで行きます!
YAMAPでも分かる通り、ブン廻しの中で一番の長い登りです。
ッシャッーーー!
ちなみにスカイツリーは634メートル。

700mほど登りきります。

とは言え、登ってる最中でも
凄く気持ちの良いそよ風が吹いてくれてる。
そして、樹林帯と言えど、日差しが入り、木々の間も間引かれジメジメとした印象はこれっぽっちもない。
何より可愛いお花があちらこちらと咲いて、疲れも吹っ飛びます。


ここで一つ目のチェックポイントが出てきます。
人面岩
分かると恐怖でしなかい!


お次は
神大ヒュッテ


1961年、当時の神戸大学の学生さん、OBさん達が中心となって
建設したそうです。
ここのテラスでボーっとしたいもんです。

さぁ、そして遂に!

氷ノ山到着です!
天候がよく、風が本当に気持ちよかったので、バテることなく登れました。
とはいえ、これは序盤!
なんてたって、ブン廻しコース!

遠くに最後の山、鉢伏山が待ってる

氷ノ山山頂から次の赤倉山を目指します。
ここからは急坂が続きます。

そしてここから、この時期ならではのよそ見スポットになるので、足元には気をつけなはれや!


チシマザサの竹の子『スズコ』


チシマザサは高地に群生するササの一種で。
その竹の子、別名スズコが収穫シーズンを迎えました。
あちらこちらで袋を片手に登山してる人がいます。
私も今回初めて収穫しました。
私の旦那さんは、スズコばかり見ながら歩くもんだから
頻繁にコケてました。
ほんと、気をつけてほしい!
あと、スズコは熊の大好物です。
よくスズコ取りの中、熊の被害に遭われたって話を聞きます。
あまり、夢中なりすぎず、ほどほどに。

その日の晩御飯では、スズコの天麩羅を作ってくれました。(旦那が)
むっちゃ美味しかったです。
ただ、残念なことに一枚も写真がない。
すみません。


ゴールに向かって


赤倉山を抜け大平頭の小屋でご飯をしました。
一息入れていざ、高丸山へ!
この高丸山から鉢伏山の稜線が気持ちのいいこと。
だけど、私の中で稜線が気持ちいいほど、体力奪われることが過去に何度もありました。
嫌な予感はしてたんだけど。

はい、でた!

しんどい。

真ん中あたりに写るは、私の好きなキャンプ場。
キャンプしたいなぁ。

さ!次こそラスト鉢伏山

ここにきての、この傾斜!

少し、見にくいですけど。
この急登お分かりになりましたでしょうか?
地図の等高線の幅が狭いほど急なんです。
東尾根から氷ノ山までの登りは長かったけど、まだ体力も充分にあった。
でも、この鉢伏山手前の登りはきつい!
これはもう、いつもの奥の手を使うしかなさそう。

秘技、上を見ないで歩く

ひたすら足元を見、左足と右足にありがとうって、無心に唱え続けた。

なんで、ななめ?

到着です!
ありがとう右足左足さん!

スキー場

ここは、スキー場なので芝生に座り疲れをゆっくり取りました。

雲が一直線

癒やされます。
さぁ、下山しまっす!

下山は急坂


アーチになってる

下山は1時間半弱でした。(はしょるな)

終わりに。

下山は端折ってしまい、まとめに入ろうとしてますが。
ブン廻しって、どこか敬遠してたんですが、天気が最高に良くて、20Km弱の山行もそよ風と眺望で疲れる事なく登山できました。
次は残雪期に行きたいです。

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