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はじめてのお顔そり

どうも、美意識が異常なまでに低いミャッホーです。

先日、姉から
「顔の毛、ボーボーやん」

と言われました。
今まで生きてきて、顔の毛ボーボーで困ったことはないのですが


ボーボボボーボ


姉の一言で私の中で秘めていた小さな美意識が、小さな灯火をぼっと着火させたのです。

思い立ったら吉日、ホットペッパービューティーで顔そりを検索しだすと、
出るわ出るわ、華やかなビューティーサロンの数々。
美肌シェービング
眉カット
オールハンド
もっちりシェービング
うる肌シェービング
シルクスキンシェービング・・・

もぅやめてぇぇぇ!!!!

顔の毛を剃るだけなのに

もち肌だの、うる肌だの、シルクスキ・・・

沼。


なんか、めんどくさくなってきた。

そんなある日。
自治会の会長である私は、役員のご婦人と会うことに。

そこで、ご婦人が
「私の仕事、言いましたっけ?
私、女性専用の顔そりのお店をしてまして
だから・・・

えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

私の奇声に目をぎょっとしたご婦人。

「いま、顔そりっていいました?」
「え?・・・えぇ・・・だから会合には・・」

「私、ずっと顔そり探していたんです!!!」

こんな偶然ある?
自分で探したけど、結局自分で探しきれず
めんどくさくなった時に
顔そりからやってくるってこと!

このあと、自治会の準備やらと二人でしていたんだけど
何かにつけ
「どこでしてるんですか?」
「予約制なんですか?」
「いくらなんですか?」
準備そっちのけで
口を開けば、顔そりの話ばっかり。
ご婦人もタイミングを見ては
「だから、自治会の集まりにはあまり参加できない」
的なことを一生懸命言ってたように思う。

「私、行ってもいいですか?」

っということで、今日やっと行ってきました。


顔そりのメニューはこんな感じです。

クレンジング
毛穴そうじ
お顔そり
眉カット
パック
マッサージ

これだけのメニューだから2時間くらいかかるのでは?
家にいる旦那に
多分12時ぐらいに帰ると思う。
と言い残し、家を出た。

サロンに着くとご婦人が笑顔で迎えてくれた。

カルテをつくり、いざベッドに寝る。

「クレンジングしますねぇ」
と言い、何かを塗られ、ちゃちゃっとクレンジング

「毛穴そうじしていきますねぇ」
と言い、何かを塗られ。シュポッ、シュポッっと吸引される。

その間にも3件予約の電話が入る。

初めの電話の内容が

「10:50分なら大丈夫ですよ」

10:50分て、もしかして今日のことだろうか?
私は10時に入店したから、次の客が10:50分な訳ないか・・・
でも、クレンジングから毛穴そうじまで体感時間5分もなかった。
そんなことを考えてたら、次の電話がなり確信を得た。

「今から10:50分のお客様が入ってますので、11時40分ごろにきていただければ」

そうか顔そりって30分ぐらいで終わるもんなんだ!と。

確信を得ると、さっきのクレンジングからの毛穴そうじの速さに納得。

そしてメインの顔そり。
泡をのせられ、剃っていく。
目を瞑っているから様子は見られないんだけど
特にこれといった感想もみいだせず、眉カットに入る。

眉カットではハサミを使ったのか
見えない分、ヒヤッとする瞬間が何度かあった。

そして、顔そり負けを抑えるパックと頭から肩甲骨までのマッサージをして終了。

鏡の前で、髪の毛とメイク直ししてくださいね。
っと言われたのだが、左を向くと1mもない距離で
ご婦人が座っているので、なんとなく汚いメイク道具を出すのを躊躇。

だって、ジップロックに化粧品入れてるから。
美意識の低さは、化粧品を入れる袋にも表れる。

ちゃちゃっと、前髪を直し支払を済ませた。

施術代金ですが、税込み2,700円。

この料金を安いと思うか、高いと思うかは人それぞれだが

私はこの料金なら次も行こうかなと思い、来月の予約を入れた。

そもそも、コミュ障の私。
ご婦人もそんなに話すのが得意なほうではなさそう。
高そうなものを売りつけることもなさそうだし。
私、自治会の会長だし。

なんか、私に丁度いいのかも。

で、家に帰って、ちゃんと剃れているかチェック。
親指と人差し指で顔をつまんだけど
一本も毛はない!
いつもだったら、ぶちぶちと抜けていたのに
感動!!

そして、何も言わず娘に眉毛を見せると

「お。いいやん」

とだけ言われ、また確信を得た。

来月、絶対行こ。


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