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パティシエが考える、ケーキをデジタルデータにしたら?という話

最近話題になってきているNFT。

NFT(Non-Fungible Token)とは非代替性トークンと訳され、代替が不可能なブロックチェーン上で発行された、送信権が入った唯一無二のデータのこと。デジタル上での資産の鑑定書や所有証明書としての役割を持っている。


スニーカーをコレクションする人は履く目的ではなく所有して楽しむ目的の為に靴を買う。
それならばデジタルデータでデザインした靴を買えばいいじゃんかということでナイキがNFTアートとして靴を販売し高額で売れました。

Twitter創業者の1番最初のツイートのNFT持っているよとみんなに知らしめることができる。というデータも高額で売れました。


などなど、今まででは考えられない所に価値が出来ています。

これからくるであろう作家のアート作品を持つことで、その作家の価値が上がると自分の持つアート作品の価値も上がる。
それを売却すれば購入した時よりも高値で帰ってくる。
なので投資としてのNFTも注目されているみたいです。


⬆ここまでは
NFTでググればすぐ出てきます。

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⬇ここからは
NFTほどは難しくなく、簡単にデジタルデータが売買できるようになったよ。ということとそれに伴いパティシエは何が出来るかを書いていきます。

eluというサービスでデジタルデータを簡単に売買できるようになっています。

自分で書いた画像データはもちろんのこと、音声だけだったり動画のデータも販売できます。

パティシエとして何が出来るでしょうか?
考えてみました。

パティシエは実際にケーキを作る。
ケーキは実物があってこそ。なぜなら食べないといけないから。
ここでケーキ(リアル)とデジタルデータ(実物でない)に矛盾が生じます。

3Dプリンターの食べ物ver.があればいいんだけど。まだまだ先のことみたいです。

それならばレシピとしてのデータはどうか?
すでにネットで調べれば世界一のパティシエのレシピだって知ることが出来る。
なのでそれをデータで持っておく必要もない。

では、限定のレシピのデジタルデータだとどうか?
本にもネットにも出さない秘密性を出して。しかもそのケーキはデジタルデータを買った人にしか食べれないようにする。
配送可能な焼き菓子だったりチョコレートとの相性はいいかなと思います。

僕らパティシエは有名シェフが作る限定ケーキのレシピは気になりますが、一般の人はレシピに関してはあまり気にならないはず、ケーキが食べれば問題ないはず。
そこに価値を付けていく必要があるかなと。



まだまだ考える価値はありそうですが、今日はここまで。

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