中古物件に住んで気づいたこと – 入居開始編 –

2回目の投稿です。View数を稼ぐにはJリーグ開幕に合わせてサッカー関連の記事を上げるべきでしょうが、弱小noteなのでお構いなし。気ままに書いていきます。

私事ですが、最近新居に引っ越しました。
おそらく一般的なプロセス(ネットで物件検索・候補選定 ⇒ 夫婦で内覧 ⇒ 両親を交えて再内覧 ⇒ 物件決定 ⇒ 契約締結・引っ越し)を経て、悔いのない選択ができたと思っていました。しかし実際住んでみると、やはり内覧時には気づかなかったことを意識するようになりました(おおむね満足していますが)。
昨今の新築マンションの価格高騰もあり、今後中古マンションを検討される方に少しでも参考になればと思い、備忘録代わりに書いてみます。

前提条件
家族構成:Dinks (共働きの子供なし 共に30代)
物件概要:中古マンション(築20年弱)、3LDK、約70m2、 2F以上、日当たり良好、駅徒歩10分以内、ペット可、ルーフバルコニー
⇒ 平日ほとんど家におらず、あまりお金を掛けるつもりもなく中古一択。
⇒ 将来ネコを買いたい by 妻 and バルコニーに人工芝を敷いて、休日にBBQしたい by 私 のリクエストによる制約が強く、そもそも候補物件が少な目。
⇒ 本当はこれに「バイク置き場」も追加したかったのですが、物件が見つからず泣く泣く処分しました…。

今回お別れしたバイク。7年間ありがとう!!

画像1

リビング。我が家のアイコン ブルーナボンボン。

画像2

そこそこ古い物件なので、設備面にはそれほど期待していませんでした。
その点で住み始めてからのギャップは小さい方かと思いますが、以下が気になりました。

- ドアノブや取っ手が大体ゆるい(軽い)
以前は築浅物件だったので、全体的な「手ごたえのなさ」に違和感あり。
だいたいネジゆるみが原因なので、ドライバーやレンチを持って家中歩き回りまわり対応(宝探しみたいでちょっと楽しい)。内覧時は扉が解放されており、確認を怠りがちかと思うので、気になる方はしっかり触って確認を。
- 帰宅すると、何となくおばあちゃんちのにおいが…
最初は何が原因か分らず色々試しましたが、水回りのにおいが原因と判明。
食洗機を一度使うとだいぶマシに。ドメストなどで排水口を掃除しても緩和されます。
- ドアや網戸が開きづらい
よくありますよね。ただ過去の住居よりも顕著で、経年劣化が出やすいのかも。KURE5-56でかなり改善。さすがロングセラー。
- 「クリーニング済」とあれど、多少の汚れはあり
特にひどかったのが、洗面所の換気システム。おそらく前住者が一度も開けていなかったようで、20年分のホコリが溜まっていました…。あと、窓サッシなども汚れが溜まっていましたね。生活に支障が出るわけではないし、多少は仕方ないかも。
-  設備の不具合をすぐに確認すべし
ビルトインのオーブンレンジが作動せず。入居3日後に発覚し、保証期間内だったので自己負担なしで修理可能に。入居後、速やかに主要設備を確認しましょう。保証期間や金額上限も、契約前に確認を。
- 前住者のライフスタイルが垣間見えて、想像力を刺激される
おそらくご高齢の夫婦がお住まいだったようで、リモコンに几帳面なメモ書きがあったり、食洗機が1度も使われていなかったり。その生活習慣が徐々に見えてくるのが面白い。
- モノは「捨て過ぎ」くらいでギリギリ
内覧時は「収納多くて余裕あるね」とか話していましたが、いざ運び込むと圧迫感が…。「新居あるある」でしょうが、我々は今回の引っ越しでかなり処分したので、この結果に少々驚き。Simple lifeを目指すなら、想像以上のダウンサイズが求められるってことですかね。
- 粗大ごみ・ネット開通のスケジューリングに注意
2月中旬の引っ越しでしたが、自治体への粗大ごみ回収依頼は遅くとも2~3週間前には申請しておかないと、希望日での廃棄は難しかったです。3月に入ると更に混雑するので、準備はお早めに。インターネットも同様。今回、我々は入居翌日に開通工事できるよう予定を組んだのですが、工事が難航(ケーブルが建物内で破断している?)し、急遽再工事が必要で3週間後の開通となってしまいました(しかも平日のみ)。古い物件では、工事がスムーズいかないケースも想定しておいた方が無難かと。

結論、几帳面なこだわり派はやはり新築 or 築浅物件が向いていると思います。実際に生活しないと気付けない部分はどうしてもあるので、後からガッカリしたくない方にはそれが良いかと。掃除嫌いで細事を気にしない我々でも、不具合が見つかるとションボリします。中古とはいえ、十分高い買い物ですからね…。

一方、そういった不完全な部分も伸びしろとして楽しめる、という方は築20年程度であればさほど不都合は感じないかと。修理やリフォームを前提に初期投資を抑え、家の変遷を楽しみながら生活するのも楽しいですよね。我々は後者のタイプなので、不具合も比較的おおらかに受け止めています。

自分たちの価値観や、マイホームを通じて何を実現したいのかのビジョンの確認・設定の重要性を改めて感じました。費用面も含めて、どんな選択でも100点満点にはならないでしょうし。

我々はこれからホームシアター化とルーフバルコニーの充実、そして愛猫探しをゆっくり進めていくつもりです。またネタが出たら投稿しますね。

ルーフバルコニー。芝が足りない…。

画像3

では、またの機会に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?