便利な作り置き基本調味料と、お弁当にも他の料理にも使いやすい豚そぼろのメモ書き

調味料とそぼろのレシピを書いておくといいかなと思ったので書いておきますよ!

まずは基本調味料から。

便利な作り置き基本調味料

なんということない、みりんとしょうゆを1:1であわせたものです。しかし、これが便利すぎるので常備調味料として作っておくといいです。何にでも使えます。瓶を小分けしてニンニク醤油や生姜醤油にしてもいいですが、使うときにあわせても香りは十分あるのでシンプルなのを一つ作っておくのが一番便利かと思います。

みりんをちょっといいものを使った方が良いですね。
うちでは 福来純 三年熟成 を使ってます。Amazonでも売ってるけどあんまり店先ではみないかも。三河のほうが良く見るけど、三河よりなめらかでおいしいこのみりん、普通に甘いお酒として飲めます。うまいです。

アルコールが結構強いので、こうやって下ごしらえしておく方が使いやすいですね。

▼用意するもの
保存瓶
おいしいみりん  1(瓶の半量)
おいしいしょうゆ 1(瓶の半量)

▼作り方
(1)保存瓶の大きさにあわせて半量ずつのみりんとしょうゆを準備。

(2)みりんを焦げないよう弱火でゆっくり煮立ててアルコールを飛ばします。

(3)香りからアルコールっぽさが抜けたら醤油を加えて焦げないようにまたゆっくり煮立てる。焦がすと「コゲっぽさ」がでてしまうので、醤油からでる灰汁の泡を少し取りながらのんびり仕込んでください。

(4)5分程度煮立てたら瓶へ

▼使い方(一例)
てりやき(焦げないようゆっくり焼きながらのんびりかけ回す。タレが煮詰まってとろみがでてきたら完成)
佃煮(焦げないようのんびり煮立てる。こちらも煮詰まるととろみがでるのでそこまで)
煮物(そのまま調味料として)
和風パスタ(そのまま調味料として)
タレ(ごま油・ごま・ニンニクなどとあわせて)

本当に何にでも使えます。冷蔵庫で保存すれば長持ちするのでぜひ。


お弁当にも他の料理にも使いやすい豚そぼろ

続けて、それを使ったパラパラっとしてて脂っぽさもなく、お弁当にも他の料理にも使いやすいそぼろです。
基本の作り方での紹介をしますが、刻んだ生姜やニンニク、鷹の爪をいれたり、フレーバーでいくらでも派生できます。

▼用意するもの
豚挽肉(4〜500g) …これでジップロックの大きめ浅底タイプ1つ弱分になります。
粉末昆布だし(リケンの素材力オススメ)
上記の味醂と醤油の合わせ調味料(適量)
生姜(絞り汁のみ)

▼作り方
(1)豚挽肉としっかりかぶるくらいの水を鍋に入れて箸でほぐし、鍋底の温度の高いところにずっと肉が止まらないよう、ざっくりとかき混ぜながら弱火でゆっくり温める。

(2)水面に脂が溶け出し、ほんのりと汁に赤みが出てきたらザルにあけて軽く押すように押さえて水気をしっかり切る。

(3)鍋を洗ってから水切りした肉を戻し、弱火で加熱する。さらに肉から水が出てくるので、ある程度汁気が落ち着いたところでまたザルで水を切る。

(4)水切りした挽肉に粉末昆布だし(スティック半分)をふりかけ、少しづつ調味料をくわえながら弱火でまぜあわせる。味見をして味がきまったところで生姜汁を加えて混ぜ、全体に馴染んだところでザルにあけて残った汁気をざっと切って完成。

▼解説
(1)(2)は綺麗に全体をほぐし、かつ、豚肉に含まれる余計な脂分を落とすために行います。ただし「グツグツ」煮てしまうと肉からも旨味が抜けるので、あくまでも脂身から脂が溶け出してくる温度、50度あたりまでの温度にします。そぼろにガッツリとこびりつく白い塊が出来にくくなります。

(3)水でほぐす事から豚肉が余計な水気を吸い込みますので、少し加熱して肉から水気を抜きます。余りやり過ぎると旨味とのバーターにはなりますが、肉そのものの味がなくなるわけではないので気にせず汁は捨てます。ここでさらに大幅に脂気を抜くことができます。

(4)豚の旨味+昆布は旨味の基本パターン。そこにあわせた味醂と醤油で甘みとコクと塩気を加えて、先程水気を抜いた肉にふんわりと吸わせます。最後に生姜汁で風味を加えることでパっと風味が立ちます。最後の汁気もザルでしっかりととります。

このそぼろはふんわり仕上げ、かつ、さっぱりとした味わいにするために「強く加熱しない」「汁気は徹底的に切っていく」ことがポイントです。どうしても脂のコクみたいなものが足りない場合は、火を止めてから太白ごま油を仕上げのザル前に混ぜて汁切りするとよいかと思います。

▼使い道
肉あんかけ
そぼろごはん
チャーハンに
そのまま炒めタマネギと混ぜて和風オムレツ 他

|’ㅂ’)そんじゃーね!


撮影、活動のおこづかいにさせて頂きます ٩( ˘ ᗨ ˘ )و