アルコール依存性の女 酒で欠勤

仕事終わり電車で酒を飲み、休日は昼間から飲んでいた。友人と飲みに行く前に、まず1人で家で酒を飲んだ。酒は私の友達だった。

そして、遂に恐れていたことが起こる。
仕事上がりに先輩と飲みに行き、翌日早朝から勤務があるにも関わらず泥酔した。
酷い二日酔いで起床できず欠勤してしまったのだ。「熱があります」と嘘をついて。

この一件から酒による欠勤が増え、結局この会社は1年ほどで退職することになった。

退職後のある日、私は昼間から家で酒を飲んでいて些細なことで母と口論になった。
元々、母と折り合いが悪かった私は酔った勢いで激怒し母の部屋のテレビを床に叩きつけて壊した。

他人がやっていたら器物損壊容疑で逮捕されているだろう。酔いが覚めて自分のしたことを酷く責めた。

その後、新しい仕事に就くもたった1日で辞めてしまう。無職のアル中、28歳。
母とも仲が悪く一緒にいれば下手すると殺しかねない、仕事も続かない私に残された道は恋人と結婚することだった。

特にプロポーズの言葉もなく、消去法的に入籍した。

今覚えば、この時点でアルコール依存性の治療を適切に受けるべきだったと思うが「私はまだ大丈夫」という気持ちがあったし、結婚すれば酒癖は治るだろうぐらいに考えていた。

さて、結果は。

#アルコール依存性
#断酒

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