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【読書】死にがいを求めて生きているのby朝井リョウ

こんばんは。
最近、IKIGAIなど人生の意義を問う本が多いと思いませんか。
その理由はなぜだろうと考えていたのですが、現代の情報化社会において他人との距離が縮み容易に連絡が取れるようになった環境下で孤独を感じる人は少なくないのでは?また周りと自分の人生を比較して自分の人生が不幸であるかのように感じてしまうことがこの問の原因ではないだろうかと私は考えます。

また個人的に感じるのは、生きがいなどなくて適度に満足した忙しさや何か没頭することができることなのか!?とも思いました。

この本を読んでいて、途中は人生に酔った学生が登場し怪しい言動がきになるばかりで正直気持ちよく読み進めるのは難しかったです。でもそれが、私達の人生なのかなと思ったり。(こんなことを書いている自分も恥ずかしい)

誰からも出てない言葉が自分を締め付けている、心が滅んでゆく
何かの挑戦するとき、あるいは何もしないことを選択するとき本当に自分の心に正直になることができているだろうか、、この言葉に私は激しく刺されました。あなたはもう何歳なのに、女性なのに、、自分の意思決定が誰にも言われていない言葉に左右されている自分をやめたいと思った。

みんなが仲良くするのは難しいけど、でも頑張ろう
智也は、雄介という全く異なるタイプの友達がいる。何度も対立しているけれど、智也は友達として雄介のことを大切にする。率直に良いなあと思った。大人になるにつれて、少し違うなと思う友達とは関わる必要がなくなってく。会社には、どうしても仲良くなれない人がいる。でも、頑張ろうかなと思えた気がする。


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